腑抜けちゃいないぜ

前回の記事で自分の曲の話をしたけど、最近は正直、特段外側に向けて言いたいことも無かったりする。
10代から20代前半頃はとにかくこの世が狂ってるって事を皆さまにお伝えしたかったんだけど、そんなの別にもうみんな知ってる事だし、今更僕が言う必要がないだろうという。あと単純に体力がない。

あの頃は、生涯それを歌で主張し続けると思ってた。
今となっては全然だ。

もっと限定的な事。自分の内面とか、特定の誰かを思った末の曲とか、そういうのを書きたい。し、現在自分で作って自分で歌ってる曲は大体そんな感じ。
だから発表したいって思えるのかも。

RIBの前に組んでたバンドの時に書いた歌詞を読んだり自分の歌声を聴いても、今は「あそ。」みたいな感想しかない。
いや、当時の自分を否定しているとかではまったくなく、ウォー!とはならないなあって話。疲れちゃうから。でも、曲は素晴らしい。僕が書いてないから。
オメーなに笑ってんだよ。なあ。

昔の自分からしたら、今の自分が「あそ。」なのかもしれん。腑抜けてんなって思うんだろうな。
でも実は、今の方が腑抜けてないよ。
もっともっと向き合うべきものが増えたから。
人って変わってくもんだし、変わっていいんだなって、多分めちゃくちゃ当たり前のことに気づいたんだよ。

ここのところ色んな事に気づき始めすぎている。どうしたんだ?
いやあ、心が楽になっていくのを感じるねえ。



今日はかなりいいことの後に、かなりやなことがあった。でも、いいことの方が圧倒的に心の割合を占めている。
ありがとう。

明日も生活は続く。身を擡げるかあ。
無理なくね。

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