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Cobe Associe事業メモ

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神戸を拠点として経営コンサルティング・事業支援を行うCobe Associe, Inc代表の田中が、事業を運営する中で気づいたことや考えたことをまとめていくマガジンです。 他の方…
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2018年11月の記事一覧

神戸市を、日本で一番「ふわっと話を聞きやすい街」にしたい。

デザイン都市・神戸東京から関西に移り住もうかなと考え始めたとき、神戸市が「デザイン都市」だということを知りました。ユネスコの定める"創造都市ネットワーク"のデザイン都市にも選ばれていて(他はベルリンや上海など)、ずいぶん力を入れているなぁと。 創造都市(Creative City)とは、グローバリゼーションと知識情報経済化が急速に進展した21世紀初頭にふさわしい都市のあり方の一つであり、文化芸術と産業経済との創造性に富んだ都市です。 (創造都市ネットワーク日本:http

住みたい場所で働くということ

大学院を卒業してから外資系コンサルティング会社→新規事業支援チーム→スタートアップと渡り歩いてきましたが、働く場所はずっと東京でした。 それぞれがけっこう忙しい職場だったこともあり、職場までDoor to Doorで30分くらいのところに住み続けていました。 「働く場所に住む」 その考え方に疑問をいただくことはなく、 ・どんなキャリアを歩んでいきたいか ・将来何がしたいか/達成したいか ・どんな事業がおもしろそうか ・誰と働いているのが快適か のように、"働く"をまず考え

メモ:ひな形が奪う文脈

「この資料の構成、いいね。今後も使っていきたいから、ひな形化しておいてくれる?」 企業で働いているとき、頭を捻ってWordやPowerpoint、Excelで作った資料を持っていくと、こんなことを言われることがありました。 自身を持って作った資料ですから、若かった私も意気揚々と雛形化して、チームだったり全社だったりに共有するわけです。 しかし、全然使われない。元から使っていた(私からしたら不思議な)フォーマットに基づいたものだったり、個々人が独自に考えた構成の資料が会議に