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5/18 遠くの親戚の旅人

朝から人のワークショップを手伝うことになっていたので電車で移動した。週末は朝でも別に混雑していないので、電車移動も辛くない。知らない土地の知らない花屋さんで紫陽花をかった。もさもさに生えた葉っぱと花がまさに花盛りで、目が出ているところからは来年も咲くらしい。薄い紫の素敵な色だ。枯れる前に来てくれて良かった。本屋に行きたかったけれど辿り着くことができずに帰ってきた。今日はキッチンを最適にするワークショップをする友人の通訳をしたのだけれど、その家からはスパイスがこれでもかと言うほど出てきていて、料理の幅が広いんだなと思った。わたしは5種類もスパイスを持っていない。それらをエリアや使う用途によってファミリーに分けて、ファミリーの居場所を探してあげる。これはやりつづけたらかなり家が綺麗になるだろうなと思いながら話した。実家でもぜひやってほしい。ワークショップのあとはそこに流れる風の流れが完全に変わった。こういうところでやる料理は楽しいそう。

暑くて早くシャワーに入りたくて帰ったのに、帰ったらぐーぐー眠ってしまった。夏は暑くてすぐに眠くなるから、電車でも駅を一つ乗り過ごした。帰り道神社でオペラがやっていて、テノールとソプラノの声がマイクなしでとてもよく聞こえた。神社にはたくさんのフードトラックが入っていて、テキヤよりも品のいいお祭りだなと眺めた。私の家の近くの神社も昔はたくさんの出店が出たお祭りがあったが今はどうなっているのだろう。

雨が足りないと乾く土のように私の大地も乾いていく。このままずっと雨が降らず川も乾いたらどうなるのだろう。ここがダメになったらどこか別の場所に移るのだろうか。でもここにある植物たちはどうするの?彼らは一緒に行けないのに。どこかに行く選択肢があるのは行ける人たちだけだ。着いていけなかったらそこはどうなっていくのだろう。

大きくしなった木を支えるための棒を買った。これで頭が重くても上へ上へと育っていけるだろう。最近はまた植物に囲まれた生活をしたい。明日は木に打たれたビカクシダがくるから楽しみにしている。

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