楽譜の調号について
はじめに
私にとって、楽譜の調号を判別することは難しく、丸覚えや語呂合わせで覚えようとしたが、なかなか定着させられなかった。そこで自分なりに納得のいく方法で調号を把握できないものかとまとめたのがこの記事だ。
スリー・コードについて
ギターで曲のコード進行を追いかけていると、頻出するコードが3つある。それは、スリー・コードと呼ばれ、Ⅰ度、Ⅳ度、Ⅴ度のコードを指している。Key=Cで考えた場合、Ⅰ度がCコード、Ⅳ度がFコード、Ⅴ度がGコードになる。
調号とスリー・コードの関係について
実際のところ、調号の理解とスリー・コードには何の関係性もないと思う。ただ、I度、Ⅳ度、Ⅴ度で理解しているスリー・コードの知識を調号の把握に役立てられないだろうかと思ったのだ。
調号にフラットまたはシャープが1つ付く時のKeyについて
フラットやシャープの調号が全く付かない場合、KeyがCであることは分かっている。しかし、フラットまたはシャープが1つだけ付く時、KeyがFなのかGなのかを混同してしまうことがあった。そのため、ど忘れした時はどうしようもなかった。
そこでスリー・コードの知識と関連付けてみた。Key=Cのスリー・コードはFとGで、Ⅳ度とⅤ度である。当然、FはGより低い音程で、Gは Fより高い音程だ。その知識に関連付けて、調号にフラットが1つの時は、Gより低い音程であるFが Keyであり、調号にシャープが1つの時は、Fより高い音程であるGが Keyとなると考えれば忘れることはないと思った。
おわりに
素人の考え方だが、自分にとってはこの方法が一番忘れにくいと思っている。次は、複数のフラットやシャープが付く場合の方法を考えていければと思っている。
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