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遊戯王マスターデュエル2月編 罪宝ドラグマ召喚獣の巻

最初に猫の話をしちゃお。

有名な話だけれど、北海道の家は本州よりもだいぶ温かい設計になっています。外はマイナス3度だけれど、家の中は25度~27度くらいある、というのが普通。
なので真冬にも関わらず廊下で開きになっている猫を見ることができる。最高!

ここからが本題。なんだかんだで今月もランクマ完走したのでその感想を書きます。
時間がかかったのはスト6をやってたりアケコンを導入してクラシックに挑戦してたからってことにしといてください。頼む。スト6おもしろすぎるぜ。

クラシックブランカでプラチナでぬくぬくやってるんだぜ

使用デッキ

今月使ったのは罪宝ドラグマ召喚獣でした。

マスターデュエル2周年でまさかの《黒魔女ディアベルスター》と【スネークアイ】たちが来てしまいました。
素直にスネークアイを使う……のではなく、選んだのは召喚獣!
初めてマスターデュエルで組んだのは【電脳堺】、1番長く使ったのは【スプライト】(【リチュア】、【ビーステッド】の派生も含む)、先月使ったのは【P.U.N.K.】と展開デッキのほうが好きなんだけれど、ドラグマ召喚獣は唯一好きと言えるミッドレンジです。

そんなドラグマ召喚獣がディアベルスターによりかなりの強化を受けたと聞いて、これは使わないといけないだろうという使命感で今月の相棒に決定しました。

罪宝ドラグマ召喚獣ってどんなデッキなん

万能無効(大嘘)の《召喚獣メルカバー》を出す【召喚獣】。
モンスター効果無効の《教導の騎士フルルドリス》と相手の特殊召喚を制限する《エルシャドール・ミドラーシュ》(《影衣の偽典》)の2妨害を出力できる【ドラグマ】。
真の意味で万能無効の《裏切りの罪宝-シルウィア》を構えることができる【罪宝】。
この3つのギミックを組み合わせたミッドレンジです。

この3つのギミックはどれも妨害を作りだしながら同時にリソースになるものばかりなため、なかなか持久力があるというのも良いところ。

またどれも1枚初動なので、どれも引かない、という事故はかなり少ないです。
ドラグマ召喚獣を調べたときに「安定しているデッキ」という評価がされていることが多いのはコレが理由。まあそういう意味では安定してるかな……って感じです。

環境上の強みとしては、やっぱりミドラーシュ。

言わずとしれたゲキヤバカード

1ターンに1度しか特殊召喚できないという効果が重たく刺さらないデッキはかなり少なく、これをある程度安定して出せるというのが強みじゃなくてなんなのかって話。
環境最大手であった【スネークアイ】もミドラーシュに対しての対抗手段が多くなく、これを維持できるのが明確な勝利条件になるから戦いやすい!
相手のディアベルスターは影衣の偽典でミドラーシュを出したときに除去できるのでそこも強い!
俺はこのカードを使うためにドラグマ召喚獣を使ってます。

その他紹介したいのは《召喚獣プルガトリオ》。

妨害にならないので最初は採用してなかったんだけれど、スネークアイの使う《賜炎の咎姫》を墓地から除外しつつ出せて、一瞬でキルを取りに行けるため強かった。コイツで勝ったのも一度や二度じゃありません。

1枚初動山盛りのデッキあるあるですが、手札誘発のスロットがたくさんあるので後手も強いと、カタログスペックはなかなか優秀。
スト6に時間使ってるけどこの最強デッキだったら一瞬でランクマ登頂できるだろ~!

実際どうだったん

きち~w
理由としてはいろいろあるのだけれど、1番大きかったのは各ギミックのパワーの低さかなと思います。
どのギミックも1枚初動だからどれかは引けるんだけど、単体では1妨害(ドラグマは2妨害)しか出せないのでさすがにパワー不足。
強いデッキに抗うためには1妨害じゃ到底足らず、2ギミック以上引きたい…それって2枚初動のデッキと変わらねえじゃん!

特にディアベルスター単体の手札や召喚獣単体の手札の場合が良くなかったです。
普通のデッキだと1枚初動の場合は他の手札が手札誘発や汎用札であるためある程度戦えるのですが、召喚獣(メルカバー)もディアベルスターも手札を使いながら展開や妨害を行うため、渋々手札誘発を捨てなければいけない状況になりがちです。

また、最大手であるスネークアイに対しては目論見どおりの活躍をしてくれたものの、相性の悪いデッキがそこそこいたのも苦しかったポイントでした。

相性が悪いな、と思ったのは主に3つ。
【烙印】、【ラビュリンス】、そして【クシャトリラ】です。

烙印とラビュリンスは言わずもがな、墓地に送られたときに効果を発動する融合モンスターが多く採用されているため、先手でこっちが妨害を用意するために起動した《教導の大神祇官》で大被害を被ることになってしまいます。きち~。
マクシムスはドラグマギミックのアドバンテージ源。これを使わずに勝つのは結構厳しいものがあります。
少ない特殊召喚回数で大型モンスターを出せるため、ミドラーシュの効きがよくないのも相性が悪いポイント。

つよわいとはまさにこのこと

もうひとつのクシャトリラはもう最悪!
そもそも、召喚獣もドラグマもディアベルスターもなにかを墓地に送ったり、墓地から除外することで展開と妨害を行っていくギミックです。
《クシャトリラ・アライズハート》も《ディメンション・アトラクター》も、採用が増えていたように思う《次元の裂け目》も、こちらのデッキコンセプトを否定するに等しいカード。メルカバーも裏切りの罪宝-シルウィアも使えなくなるし、《天底の使徒》も使えなくなっちゃいます。
メルカバーの妨害を裂け目に使う瞬間の気持ちをわかってほしい。

あと俺の対戦相手は全員初手に《クシャトリラ・ユニコーン》を持っているので、先手を取ったとしてもこちらのミドラーシュがあっさりと突破されてしまいます。
デッキの構造上、かなり厳しいと言わざるを得ない相手だったように思います。

ランクマッチ後半はクシャトリラを採用したスネークアイも増えてきました。相手の妨害をクシャトリラで踏みつつ、スネークアイを通していけるのでかなり強いな、って感想です。
前述した通りクシャトリラとの相性差が尋常ではないので、焦りながらユニコーンたちに妨害を使った後に本命のスネークアイが着地……ってシーンもかなりありました。
スネークアイ側には相性が良くても、それにクシャトリラが混ざっちゃうと厳しい~!

2月のマスターデュエルのまとめ

罪宝ドラグマ召喚獣。各ギミックが有機的にシナジーを形成してるし、マジでキレイな動きするデッキでやっぱり好きです。
先手でも後手でもなにもできないってことはあんまりないし、手札誘発もあんまり効かないから総じて良いデッキでした。
なによりトップティアのスネークアイと戦えるデッキだったのは大きい。
先月は環境的にかなり逆風のなか意地でGP P.U.N.K.を使ってたけど、今回はそういう意味では悪くないデッキ選択をできたかな。

3月もまた別のデッキ組んでランクマやります。勇者ギミック使いてぇ~

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