秋春制移行で思うこと


今城です。
note書いてて思ったんですけど、何でこんな名前にしたんだろって思います。
まあ本名から来てるんですけどね。

それはさておき、秋春制移行について僕が思っていることについて書いていこうかなと。

◯秋春制移行の狙い

話の根幹となる「何故秋春制に移行するのか」についてですが、
①暑い時期を避ける
②欧州とのカレンダー合わせ
Jリーグはこの2つをメリットとして掲げています。

暑い時期を避け、良いパフォーマンスでシーズンを戦うことが狙いとのこと。

これによりシーズン途中の選手の海外移籍を防ぐこと、欧州からの選手および監督の流入を促進することが狙いだそうです。

ただ雪国のチームについてどこまで考えているのかは不安ですね。
Jリーグが発表したスケジュール案では、
「7月最終週〜8月1週ごろ」開幕、
「12月3〜4週ごろ」から「2月1〜2週ごろ」までの約1か月超がウインターブレイクになることで暑い時期を避けるとのこと。

まず、暑いよね?真夏に開幕するよね?
というところ。
そして、雪積もるでしょ。普通に。
現にアルビレックス新潟が反対、いわきFCは反対はしないけど今は何とも…という回答になっています。

練習前に雪かきが必要、バス移動が長くなりコンディションが保ちづらい、観客の足が遠のく…等の問題はどのように解決してくれるのか。
しっかり整備した上で進めて欲しいですね。
そういった具体策もなしにリーグとクラブのトップだけで決められてしまったのは遺憾でしかありません。

次に欧州とカレンダーを合わせること。
これに関しても僕が心配なのは、

①そもそも欧州にどれだけスカウトを派遣できるのか?
②海外へのフリー移籍を促進してしまうのではないか?
この2つです。

①も②も資金力があるチームとそうで無いチームの格差が余計に広がることになりそうだと感じています。
スカウトを派遣する人件費、渡航費、また欧州の選手と契約する費用を考えると、トップクラブだけが良い選手を連れて来て、そうで無いクラブが泣きを見ることになるのでは無いかと思う訳です。
そして、Jクラブが選手と複数年契約を結びにくいのは資金力も理由の一つと言えます。
複数年契約をして海外に選手を売れるクラブは好循環となりますが、単年契約しか結べないクラブにとっては逆に悪循環です。
その辺りは一つ前の記事の内容も関わって来ますが、サンガを含めJ1中位以下のチームにとっては厳しいでしょう。

Jリーグビッグクラブ構想もそうですが、JFAは「日本サッカーを強くする」のが目的の公益財団法人ですから、
「中小規模のクラブや一部の雪国のクラブに合わせてたらW杯なんて優勝出来ません」というのが本音なのでしょう。

◯まとめ

ダラダラと書いて来ましたが、結論今城的には反対です。

冬だろうが夏だろうが選手は出て行くやろがい。
雪国のクラブのことちゃんと考えとんのかい。
とまあ、そんな感じです。
サンガサポのメリットとしてはACL出るクラブや寒い地方のクラブがシーズン中にコンディション落としてくれるかな、とは思いますね。(性格悪い)

ウインターブレイク出来るならサマーブレイクじゃあかんのかい、とも思いますが…
何はともあれ、良き方向に進んでくれることを祈るしか無いですね。

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