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のわ28 人の繋がり をさらに考えてみるつもりが、ウェールズの話題になっちゃった

忘れないうちに続きを書いておきゃなきゃ。なぜ僕が「人の繋がり」にこだわるのか、90年代のイギリスでの出来事を前回書きました。あっそうだ、それに関連して一つ書き忘れていたことがあった、その時初めてウェールズに行ったんです。イギリスのウェールズです。当時名古屋に住んでいたイギリス人の友人がウェールズ出身だと知り、全く何も知らなかったその地に興味を持ち尋ねることにしました。彼の実家に泊めてもらい本当にお世話になった。そのウェールズですが、本当に僕は無知だったんだけど、ウェールズ語という言葉があり、公共的な看板には全て二か国語表記で最初にウェールズ語そして次に英語が書かれている。テレビやラジオもウェールズ語のチャンネルがある。イギリスって英語の国だと思っていたから、鉄道で数時間旅した地続きの所に別の言葉を話している地域があると知って、本当にびっくりしました。

で日本に戻ってそれまで「新栄画廊」という名前だったスペースを改名することにしてウェールズ語の「カノーヴァン canolfan」っていう名前にしたんです。カノーヴァンは英語にしたらセンターという意味なんだけど。イギリスだったらロンドン、そして日本だったら東京がセンターと思われがちだけど、世界中の至る所がセンター(中心)であっていいはずだとウェールズに行って思わされたんです。だからあえてあまり多くの使途が知らないウェールズ語を店名につけました。これってどこかで「人の繋がり」との関係ありそうですよね。

ちらっと書くつもりがウェールズの話だけになっちゃいました。最初書こうと思っていたことは、次に書きますね。ちなみにカノーヴァンの次につけた名前「パルル」もウェールズ語です。

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BBCウェールズ(BBC Cymru / BBC Wales)のラジオ放送聞いてみてください。この愛すべきゴツゴツな音の響き!
https://www.bbc.co.uk/sounds/play/live:bbc_radio_cymru