金額が「¥***」アスタリスクのきっぷとは?

¥***と書かれているきっぷが出てきた!

このきっぷは値段がついていないきっぷです。

往復乗車券

往復乗車券とはその名の通り、往復がセットになった乗車券です。

往復乗車券の場合、2枚のきっぷになりますが、「行き」と「帰り」の合計金額で発売されます。

そのため、「行き」の方には「¥***」と表示され、「帰り」の方に合計金額が書かれます

指定券

指定券とは、指定席の座席番号が書いてあって、金額が「¥***」となっているものです。「指定券」に原則共通するのは、指定席の料金を既に/別に払っている場合です。1枚のきっぷに入り切らなかった場合や、あとから席を指定ときに多いです。

「指定のみのきっぷ」なので業界用語では「指ノミ券」って呼ばれることもあります。基本的に、指定席の料金を既に/別に払っている前提なので、たいてい、別に払っている特急券等も必要です。

①指定席が使えるフリーきっぷで指定席を予約する

指定席が使えるフリーきっぷで指定席を使うときは追加料金は不要なので、金額は「¥***」で、座席が指定されるきっぷ「指定券」を渡されます。

「みんなの九州きっぷ」や訪日外国人客が使える「JAPAN RAIL PASS」等の特急乗り放題のきっぷに多いです。

お得なきっぷで、後から指定席を取るときは、フリーきっぷ同様に金額が「¥***」になることがあります。

首都圏の在来線特急にある「座席未指定券」で、後から指定席を指定するときは、基本的には元のきっぷを回収されて、新しく指定席の特急券が1枚出てきます。

②新幹線を3本以上乗り継ぐ

特急は、原則、乗る列車ごとに料金が計算されます。ただ、新幹線で同一方向を乗り継ぐときは、最初の新幹線の駅から新幹線を降りる駅まで通しで料金を計算する(1本の列車として計算する)時があります。2本までの乗り継ぎであれば、たいてい1枚にまとめて発券されます。ただ、3本以上の場合は、切符に入りきらないので、「全区間の料金を払った証という特急券(指定席発行の文字があります)」と「指定席の場所を指定する指定券」の2種類に分けられます。

例えば「こだま」→「のぞみ」→「ひかり」で乗り継ぐ場合は4枚に分かれます。

③一部区間のみグリーン車を使うなど。

修善寺踊り子で、熱海以東のみグリーン車を使う場合などです。仕組みは新幹線と同様です。

この記事は、2022/11/25にtoremikke.comにて公開された記事を再編集したものです。

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