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なぜ私たちがNOW ROOMを提供するのか? MVVを再設定しました。

サービス開始から約3ヶ月後の8月にチームメンバーやインターンの方々を集め、NOW ROOMが目指す課題解決に対して、改めて議論する合宿を行い、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を設定しました。

以下で、私たちがNOW ROOMで目指すMVVをまとめました。

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目次
1. NOW ROOMとは?
2. “暮らすを自由に”とはどのような世界観を実現することか?
3. 実現するためにはどんな課題があるか?
4. どのように課題を解決するか?
5. ミッション実現に向けた3年後のビジョンは?
6. 最後に

1.NOW ROOMとは?

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NOW ROOM(https://nowroom.jp/guest)は、初期費⽤0円、5秒で家が⾒つかる短期賃貸アプリです。
初期費用がないため、通常の賃貸と比較して2年以内であればNOW ROOMがお得となります。また、ホテルを予約するようにアプリで入居まで完結できる点が魅力です。

掲載されている部屋も普通賃貸・マンスリーマンション・シェアハウス・⺠泊・ホテルがあり、短期賃貸で最大級の掲載部屋数です。
フリーランサーや外国人滞在者の増加や働き方の多様化によりニーズの増加を受け、リリースから急激登録者が増加しています。

NOW ROOMの特徴は以下の3点です。
①「安い」初期費用なしで家具家電付き
②「速い」アプリで完結
③「多い」賃貸〜シェアハウス・ホテルまで多様・大量の部屋

2. “暮らすを自由に”とはどのような世界観を実現することか?

 NOW ROOMでは、”暮らすを自由に”というミッションを掲げています。なぜこのミッションを掲げているのかを説明していきます。

2-①暮らすの形の変化

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私たちは”暮らす”を住む、働く、楽しむ(余暇)の3つと定義しています。
 今までは、「ワークライフバランス」等のように、住む、働く、楽しむ(余暇)がそれぞれ交わることなく、というより交わらないように暮らす形が大多数でした。
 ただ、最近ではアドレスホッパーやワーケーションのように3つ全てが交わる暮らすの形が増加してきています。また、3つ交わらなくても、コロナの影響もあり住むと働くが交わる「テレワーク」の増加、Netflix等による住むと楽しむが交わる「室内余暇」の増加、BASE等の働くと楽しむが交わる「趣味の仕事化」の増加が起こっており、急激に暮らすの形が変化していると感じています。

2-②私たちのサービス提供領域

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私たちは、住むをアップデートすることにより暮らす全体を変えていきたいと考えています。ただ、先程も触れた通り、住むは他の働くや楽しむと密接に関わっています。そのため、住むをメインに捉えながらも働くや楽しむのアップデートも意識した形でサービスを提供していきたいと考えています。

2-③”暮らすを自由に”した世界観

NOW ROOMは、多様にある”暮らす”の選択肢から、誰もが自由に選び、気軽に試せる世界を実現していきます。

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NOW ROOMが考える暮らすを自由にするとは2点です。
・暮らすの選択肢の見える化
・すぐに暮らすを試せる環境づくり

 冒頭で触れました通り、暮らすの形はかなり多様化しており、選択肢は無限に広がってきています。ただ、現状はそういった多様な暮らすの存在すら知らずに、今の形に留まり続けている人が多数です。そこで、NOW ROOMは暮らすの選択肢をより具体的かつ多様な形で見える化することでより良い暮らすを選択して頂ける世界を実現したいと考えています。

 また、仮に暮らすの選択肢が見える化しても、新たな暮らすにアクションできなければ何の意味もありません。そのため、魅力的な暮らすを実現すべくより多くの人たちがすぐに暮らすを試せる環境づくりにもコミットしていきたいと考えています。

3. 実現するためにはどんな課題があるか?

現状を踏まえると、このような世界観を実現するためには、かなり多くの課題が存在しており、その課題をNOW ROOMでは地道に解決していきたいと考えています。
NOW ROOMは住むにおいて
①お金
②時間
③選択肢が少ない

の3点に課題があると考えています。

3-①お金

お金は、初期費用と家賃の大きく2つの課題があると考えています。
 家を借りる時に一括で支払う初期費用は、敷金、礼金、仲介手数料、家賃保証料、火災保険、鍵交換費用等があり、数10万円の資金が必要になります。このように膨大な資金が必要になると多くの人がすぐに暮らすを試すことができません。
 また、家賃は収入の1/3程度を占めており、膨大なコストとなっています。家賃が高く新たな暮らすを実現できなかったり、生きるために働く悪循環に陥ることでやりたいことにチャレンジできないのはとても残念です。

3-②時間 

 住まいを探す時には、インターネットで部屋を探して、不動産会社に問い合わせをして訪問し、内見、膨大な書類に申込書類に記載、更に長時間の説明と契約を行い初めて入居できる形になっており、所要時間は2週間〜1ヶ月程度かかってしまいます。このように膨大な時間がかかってしまうと多くの人がすくに暮らすを試すことができません。

3-③選択肢が少ない

 選択肢は、部屋の数・種類と審査の大きく2つの課題があると考えています。
 暮らすが多様化する中で、賃貸、シェアハウス、ホテル、ゲストハウス等、多様な住まいで暮らす人が増加しています。一方、既存の仕組みでは、賃貸は賃貸のみ、シェアハウスはシェアハウスのみ、ホテルはホテルに限った検索サイトのみで、横断的なサイトはなく多様な暮らすの選択肢を発見する機会が少ないと考えています。
 また、働き方の多様化により、転職サイクルの短縮化やフリーランサーの増加(約350万人)、在留外国人(約200万人)が増加していますが、現状は職業や在籍期間等の情報を元に審査が行われており、支払い能力がある転職者やフリーランサーが審査に通らず、来月住む家に困っている状況が頻発しています。そのため、暮らすを試そうとしても試すことができません。

4. どのように課題を解決するか?


では、これらの課題をどのように解決するのか?、それは「テクノロジー」と「仕組み化」の2つです。私たちのミッションである”暮らすを自由に”は、より多くの人が持続的に実現できる世界観です。そのため、スケールしながらも持続的に価値を提供できる必要があり、テクノロジーと仕組み化は必須と言えます。そのため、一時的に労働集約的かつその場しのぎの対応をしたとしても、中期的には必ずテクノロジーを使い、仕組み化していくことに徹底的にこだわっていきます。

また各課題に対しての解決策は以下です。

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4-①お金

 まず、初期費用の課題については、そもそも初期費用がないホテルやゲストハウス、民泊、シェアハウス等の部屋を提供していきます。また、初期費用がある大きな要因は、仲介会社等を介した流通構造、かつ保証会社・保険会社へのキックバック等のわかりづらいお金の流れにあります。そのため、NOW ROOMではそういったわかりづらいお金の流れをよりシンプルかつ透明性を担保する形でサービスを提供することで構造的に初期費用をなくしていきます。
 また、家賃の課題については、ホスト(掲載企業)が空室を活用して自動直前セールや操作簡単なキャンペーン機能を提供することで、ホストは空室を埋められ、ゲスト(入居者)は安い家賃で部屋を借りられるようにしていきます。

4-②時間

 時間の課題については、シンプルにテクノロジーの力を使ったオンライン化です。
 部屋探し、問い合わせ、内見、予約・申込み、契約、入居後の問い合わせを、ゲスト(入居者)はアプリで完結、ホスト(掲載企業)もWeb上で業務が完結させることで、今まで無駄にかかっていた時間や労力をなくしていきます。

4-③選択肢が少ない 

 ます、部屋の数・種類の課題については、賃貸、シェアハウス、ホテル等の業種横断的な部屋の掲載と掲載部屋数にこだわった形でのサービス展開を進めていきたいと考えています。
 また、審査のそもそもの目的は支払い能力を把握することにあるため、支払い能力把握のための客観的なデータ収集に努め、適切な審査の仕組みをテクノロジーの力も使いながら実現していきたいと考えています。しっかりと支払い実績や能力がある人の暮らすの選択肢の制約をなくしていきます。

 このようにNOW ROOMは、課題をしっかりと解像度高く設定し、テクノロジーと仕組みにより解決していくことで、”暮らすを自由に”を実現していきたいと考えています。

5. ミッション実現に向けた3年後のビジョンは?

NOW ROOMの直近1年後のビジョンは”短期賃貸No1プラットフォーム”です。
 ”暮らすを自由に”という壮大なミッションを実現するには長期間かかります。一方で具体的にイメージできる目指すべき姿が必要です。
 そして、NOW ROOMは3年後までに中期賃貸・短期賃貸でNo1と自他共に認められるような存在になりたいと考えています。1年前後で部屋を探している場合はまずNOW ROOMが思いつくそんな存在になれればと考えています。そのためにもこの1年間で全国で短期賃貸の部屋数で圧倒的にNo1になり、暮らすの選択肢を増やしたいと考えております。

引き続き応援のほど宜しくお願い致します。

NOW ROOM チーム一同


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