見出し画像

【ひとことnote】出回る野球ネタをWeb上でひろっているだけさ

先日、ストーブリーグに突入した時期のプロ野球が好きという話を書いたが、色々と話題が舞い込んできた。ウワサのような話から球団の公式発表まで、色々、色々だよ。

まずはウワサ話から。今季貧打に泣いた中日が、立浪新監督を迎えるのを機に、打線のテコ入れとして大型トレードを敢行するのでは、という話。チーム順位低迷→監督交代の流れになるとほぼ確実に湧く類いのウワサだ。
記事が高橋周平、京田陽太両選手もトレード放出の可能性があるやも、という意味なのかどうかは分からないが、少なくとも1件以上はトレードがあるのではないか、と思っている。ただ、他球団にしてみれば今の中日で魅力的に映るのはリーグトップの防御率を誇る投手陣だろう。若手〜中堅のリリーバーなら他球団も実績ある野手を……と考えてしまう。

今朝見たニュースでいちばん驚いたのがこの記事だった。午後になって公式発表があり、厳しい決断であることを感じさせた。とりわけ髙谷裕亮、川島慶三両選手の貢献度は数字以上のものがある。若手の出場機会を生む為に逃げ道を断つということだろうか。
もし両選手が現役続行を希望するならば、ぜひとも日本ハムは獲得に乗り出すべきではないかと思う。日本ハムは他球団に比べて野手陣がかなり若く、2016年優勝時のメンバーもだんだん減っている。そんな中に彼らの経験はプラスになるのではないか。

最後はセ・リーグ新人王の行方について。私が過去に見てきた中では、1998年に川上憲伸投手(中日)、高橋由伸選手(巨人)、坪井智哉選手(阪神)、小林幹英投手(広島)のルーキー4選手によるハイレベルな新人王争いがあったが、今年はそれ以上だ。
記事にある中野拓夢選手(阪神)は盗塁王レースを独走、遊撃手の定位置争いもあっという間にさらっていった。阪神では大物ルーキーの佐藤輝明選手も24本塁打を放つなど、実績十分。更に伊藤将司投手も、新人王におけるハードルと言われる10勝に到達した。
DeNAで目覚ましい活躍を続けているのが牧秀悟選手。こちらは22本塁打に加えて今季の打率3割超えを確定状態に。新人選手で規定打席到達、打率3割超え、本塁打20本以上を全てクリアしたのは長嶋茂雄氏、石毛宏典氏、清原和博氏の3人だけ。例年なら文句なしの新人王だ。
広島の栗林良吏投手は現在、リーグ2位の35セーブを記録。防御率0.72は驚異的な数字だ。東京五輪で2勝3セーブと快刀乱麻の活躍を見せたのも記憶に新しい。
ルーキー以外にも候補がいる。ヤクルトの奥川恭伸投手だ。現在9勝で伊藤投手に一歩遅れを取っているが、優勝争いを繰り広げているチームの勝ち頭。優勝を果たせばグンとイメージが良くなる。
以上、6選手による新人王争いは98年のそれを上回るインパクトがある。しかもそのうち3名は阪神からというのも面白い。
最終的にどう転ぶか分からないのは、新人王がシーズン終了後に、記者投票によって決められること。数字も大事だが、チームの優勝如何でイメージが大きく変わってしまうのだ。結果は日本シリーズよりも後の話になると思うが、今から楽しみだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?