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あのアーティストとの出会いの曲は何?【超メジャー編】

 こんにちは、伊波です。
 先日、とあるラジオのリクエストテーマにこんなものがありました。

 最初の出会い、重要ですよね。初めて聴いた曲に感動してそれ以来ファンになったとか、最初に聴いた曲のイメージがそのアーティスト全体のイメージになってます、とか。楽曲によってはその当時の時代性が見えてくる事もあり、面白いテーマだなと思います。
 ちなみにこの番組に送ったリクエストは、ゴスペラーズ「ウルフ」でした。

 今回は私がこれまでに「初めて出会った一曲」を振り返ってみたいなと思います。いきなり個人的に好きなアーティストやバンドを挙げるとマニアックまっしぐらになってしまうので、まずは大メジャーアーティスト&バンドで括ってみます。

桑田佳祐

 さて始めは幅広い世代にファンを持つサザンオールスターズ……なのですが、敢えて見出しは「桑田佳祐」としています。というのも、思い出してみると私がサザンを認識した順番がちょっとイビツなのです。
 ひとまず、出会いの一曲を紹介しておきましょう。KUWATA BAND「スキップ・ビート」です。

 こちらは1986年にリリースされた楽曲です。
 私には二人の姉がいるのですが、幼少期に出会った音楽は特に長女が作ってくれたカセットテープが大きかった。たくさんあったテープの一つに入っていたのが「スキップ・ビート」でした。
 その後、新しく作ってもらったテープには1988年リリースの「みんなのうた」が入っていました。なので厳密に言うなら、サザンとの出会いの曲は「みんなのうた」になります。ただし、ここまでの間、サザンオールスターズという名前はまだ認識していません。
 彼らの名前が自分の中で定着したのは「フリフリ'65」だったか「真夏の果実」だったか、その前に出ていた音楽番組で覚えたのか……といったところです。

 ところでカセットテープに収められた「スキップ・ビート」ですが、ちょっとした録音ミスがありサビの「君にとりこの」辺りで別の曲が被さっていました。
 当時5〜6歳の私にはその、突然曲が変わるのがツボだったらしく、今も妙に記憶に残っています。当然、歌詞の内容や意味とかは全く知りません。

鈴木雅之

 次はマーチンこと鈴木雅之さん。何を隠そう、前述のカセットテープで「スキップ・ビート」に被さって録音されたのが、彼の「ガラス越しに消えた夏」でした。

 こちらも1986年のリリース。5歳児に聴かせるにはちょっと渋すぎやしませんか。まあ、録音してる人は当時15歳なので何とも言い難いところですが。

 この楽曲はマーチンのソロデビューシングル。彼についてもソロ→シャネルズと後追いの形でグループの存在を知ることになります。ただ、マーチンの場合は数年後に「もう涙はいらない」という激アツ曲をリリースするところから、私の中ではソロのイメージが強いのです。

德永英明

 続いてもソロシンガーから、德永英明さん。私たちの世代にとってはアニメ「ドラゴンクエスト」のエンディング曲だった「夢を信じて」がアツいのですが、彼を知ったのはそれよりもちょっと前の事でした。きっかけはやっぱり、姉の作ってくれたカセットテープです。

 はい、1988年リリースの「風のエオリア」です。エアコンのCMタイアップということで、楽曲タイトルにも製品名がサラリと入っています。こういう、タイアップの色を強く受けつつも楽曲としてしっかり作り上げているのは好きですね。

松任谷由実

 80年代のヒットメーカーと言えばユーミンも忘れちゃいけません。私の世代だと「真夏の夜の夢」「Hello, my friend」「春よ、来い」の3連単が直撃なのですが、初めて出会った一曲となるとやっぱりそれよりも前。ただし、彼女の楽曲については姉のカセットテープではなく、テレビでした。

 物心ついた時期にちょうど、映画「私をスキーに連れてって」に使われていたので耳にする機会が多かったと記憶しています。「リフレインが叫んでる」も近いタイミングで知ったような…と思いましたが、発表時期を照らし合わせてみると記憶違いでした。
 ちなみに小学生の頃、宿泊学習での移動のバスの中、当時のヒット曲だった「真夏の夜の夢」をクラス全員で歌ったのはいい思い出です。

おわりに

 まだまだ挙げ足りない感はありますが、今回はここまで。私の世代だとビーイングが隆盛期だったのでZARDやB'zもあるし、ドリカム、チャゲアス、久保田利伸さん……アイドル勢も全然触れてないですね。この辺りはまたの機会に取り上げていけたらと思います。
 では、またの機会に!

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