妄想由来「June bride」


妄想由来。
「june bride」

※ちなみにこの由来はフィクションであり、僕の作った妄想です。

気づけば6月も終わり。
沢山の幸せが生まれる月。

そぅ。

june bride。

直訳すると6月の花嫁。

昔から6月に結婚すると幸せな花嫁になれるとゆう。

この由来の始まりは。

ヨーロッパから来たそうです。


ヨーロッパの街に１人の王女がいた。

王女はある宝石職人の男に恋をした。

男はしがない職人。
いつも洞窟に入って石を削り泥んこだらけの毎日。

かたや王女は上級の身分。
この王女と男が普段、会話する以前に会う事さえ出来なかった時代。


ある日、街で王女が結婚すると情報が流れた。
そして、王女に似合う、ダイヤモンドを持って来いと命令が出た。

それを聞いた街の宝石屋は、ここぞとばかりに一番、値段が高いダイヤモンドを持ち城に向かった。

しかし、王女はどんな高価なダイヤモンドを見ても全て駄目と言って皆を帰した。
何故なら親に決められた相手だったので結婚したくなかったから、その様な態度になったそうです。


そしてある日、あの宝石職人の男が城に現れた。

男は王女の前にひざまづき言った。
「王女ために三日三晩、洞窟に入り、一番美しい輝きのある石を見つけてお持ちしました」


差し出したのダイヤモンドではなく。

パールだったそうです。
男はいつも以上に泥んこで、すり傷だらけの体。


王女は、その姿を見て心が動いた。
王女は言った。
「ごめんなさい、私のせいで、そんな姿になってしまって…」

そして男は言った。
「王女の幸せを願いながら味わう苦労は幸せと感じたのです。気にしないで下さい」

その瞬間、王女は男に恋をした。

それから王女は身分を捨てて城を出て男のもとへと行った。

以前と違って貧しい暮らし、ドレスも着れない化粧も出来ない暮らし。
その王女が残した言葉がある。

「自分の為に苦しみ悔しさ感じ、それを幸せと感じてくれる人が本物の愛情である。
その愛情を受け取る事が本物の幸せである。」

その後、二人はひっそりと自分達だけで結婚式を挙げ幸せに暮らしたそうです。

あの時のパールをネックレスにして。

そのパールは6月の誕生石だった事からジューンブライドが生まれたそうです。

皆様の幸せの形で、また何か新しい由来が出来るかもですね。