テキスタイルデザイン

テキスタイルデザイン(textile design)とは、服飾(ファッション)や内装(インテリア)で使用するテキスタイル(布地、織物、ファブリック)をデザインすることをいいます。基本的には「布」を利用したデザイン、と考えると分かりやすいと思います。

上記の通り、いわゆるファッションデザインに近い服飾関係のデザインをメインに行う場合と、インテリアデザインに近い形で布地を活かして内装や空間を構成するデザインをメインに行う場合とに別れてきます。また、布を扱っていることから、「染色(染め)」との関連性も強く、「染織デザイン」という呼称が使われることもあります。

いずれの場合にせよ、布地の色や模様、質感を考えてデザインを行うのが基本です。場合によっては、素材や布の織り方自体を考慮してデザインするような場合もあり、科学技術者などとのコラボレーションで斬新な素材が生み出される場合も出てきています。

この分野を目指す美大受験生が受験する大学・学科

この分野を目指す美大受験生が受験する大学・学科としては、多摩美術大学(生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻)や武蔵野美術大学(工芸工業デザイン学科)があります。



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