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雑文帖2021/3/17

山口瞳さんは幾つかのエッセイを書かれていたりするが、結構面白く読んでいる。サラリーマンでもあったり、野球や競馬の話もよく出てくるから、興味深く読める。時代も、1960年から80年くらいの話で、この時代の話も面白い。ちょうど日本が高度成長期なので、過渡期ならではの魅力と苦悩がかいまみえるのがいいのかもしれない。

最近読んだ中で、人はみんな自叙伝を書いたらいい、それを図書館に寄贈して、色んな人が読めたらいい、なんてことが書いてあって、それは面白いなと思った。有名人はよく自分の半生なんかを書いてる人もいて、みんな良く知ってる人なら興味深く読めるかも知らないけど、もしかしたら全く自分にとって無名の人でも、何かしら大きな発見や感銘を受けることもあるかもしれない。自分史というのもいま注目されているみたいだけれど、いつか近いうちに自分も書いてみたいと思う。


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