【未経験】27歳でエンジニア業界に飛び込んだ私の”成長曲線”
(取材当時2023年5月22日)
こんにちは!株式会社ノベルワークス採用広報担当です。
今回は未経験から入社して、システムエンジニア兼コンサルタントとして活躍する社員に「未経験入社からの成長曲線」についてインタビューを実施。
未経験から最短で成長するために意識していた心構え
経験が浅くてもお客様から信頼を得る方法
成長するには現場で経験するに勝るものはない?
上記の内容について語ってもらいました。
未経験からでもIT業界に飛び込みたいと思っている方に大変刺さる内容になっていますので、ご一読ください!
自己紹介
はい!私は今年29歳ですが、エンジニア歴3年です。
大学卒業後に、ドイツのサッカーチームに参加して1年半、帰国後も兵庫県で社会人サッカーのチームに所属していました。
27歳でサッカーは引退して、独学でエンジニアリングを学んでいた時にご縁あってノベルワークス入社に至りました。
今の主な業務は、コーディングをしたり、要件定義のサポートをしたりと、開発をしつつも、お客様ともやり取りすることが多く、業務は多岐にわたります
お客様から弊社へ問い合わせがあった場合は、営業として提案をすることもあるので、会社のフロントとしての役割もあります。
未経験入社として最初の苦悩
最初にぶつかった壁は主に2つですね。
1つ目が、お客様への提案できる内容が少ないことでしたね。
私は完全に未経験でIT業界に飛び込んだので、ITに関する知識や知見が全くありませんでした。
お客様の悩みや問題に対して、決まりきった提案しかできなかったのがとにかく悔しかったですね。
IT業界として経験がある方は、今までさまざまなプロジェクトに関わってきたので、提案できる内容が多岐に渡ります。
複数ある解決方法の選択肢から、最も最適な1つを選ぶ感じ。
当時の私は経験がなかったので、お客様への提案数が少ないことに、もどかしさを感じていました。
2つめが、工数や開発期間の予測ができないことです。
ITに関する知識や知見があまりない状態での入社でしたので、「この案件・システムは、どの期間でどんな工数がかかるのか」が当時は正確に予測できませんでした。
お客様へ提案すること、自分自身が開発することにしても、予定していた倍以上の時間がかかることが多々ありました。
スケジュールがずれることで、お客様との信頼を損ねてしまうことが、怖かったです。
先輩は、工数・開発期間をある程度把握できているので、スケジュールの大幅なズレはありません。
とにかく入社直後は、先輩の助けをもらいながら、なんとかスケジューリングして乗り越えていました。
知識が足りないからこそのお客様への提案方法
経験・知識がないので、最初はとにかく一生懸命トライ&エラーすることですね。
提案内容を全て録音して、会社に帰って何度も聞き返しては復習する。
お客様に分かりやすく提案することができたのか、他にどういったプランを提案することができたのか、何度も自問自答を繰り返しました。
そうして反省を繰り返す事で、経験・知識がないなりに2つの提案方法なら、私でもできると思いました。
1つめがお客様の根底にあるニーズを引き出すことです。
システム開発するにあたって必ず聞かなければいけないことを漏らさないように徹底していました。
私たちはシステム開発のプロですが、お客様の業務のプロではありません。
逆にお客様は業務のプロです。なので私が分からない所が少しでもあると、聞くことを恥ずかしがらずに「分からないので詳しく教えてくれますか?」と、とことん深堀してお客様の業務を知り尽くすことから始めます。
そして、お客様の会話している際の些細な表情・視線などから、「課題の本質、本当にしたいことは何なのか」を汲み取ることが可能です。
具体的な提案がその場でできなくても持ち帰って同僚に聞くこともできるので、打ち合わせの場では徹底して、お客様に向き合うことを意識していました。
2つめが、自分自身のキャラクターです。
私自身人当たりの良い性格であり、お客様からも可愛がっていただきやすく、他のメンバーよりもお客様との関係構築がスムーズにできた事は、私の強みだと思います。
お客様とより近い距離で関われるように意識していましたね。
開発スキルが必要なのはもちろんですが、同じぐらいお客様との信頼関係構築、コミュニケーションは大事です。
また、上記と被りますが、未経験なのでわからないことに関しては分からないと言いますし、お客様に質問することすらあります。
こういったごまかさない姿勢というのは、結果的にお客様の信頼に繋がりました。
”未経験”として入社した私の成長曲線
ー未経験で入社してから今まで、どのように成長してきたのですか?
とにかく何でもかんでも”経験値を積む”ということを意識しています。
私はノベルワークスに入社して3年目なんですけど、業務については、書籍やネットから自習して成長したのではなく、現場を通して多くを学びました。
成長するには、とにかく量をこなすしかないと思っていたので、2年目までは自分の案件ではない業務などは関係なしに、「頼まれたことは、全てやりきる」ことを意識していました。
それが未経験ながら成長できた理由でもあります。
また未経験入社の私でも様々な案件に関われることから分かるように、ノベルワークスは、従業員のやる気に応じて、チャンスが何度も巡ってくるのです。
ノベルワークスは、”とにかく成長したい未経験の方”に最適な環境であると、”未経験で入社した私”が断言できる理由ですね。
そしてもう一つ大事にしている姿勢があって、「深く考察する」ということです。
例えば動作一つにしても、理解するのではなく「なぜ動くのか・このシステムはなぜ必要なのか」などを深ぼることが重要だと感じます。
先輩に質問をする時は、ただ答えを聞いて納得するのではなく、その先の仕組みまで自分で調べてインプットすることが今の成長に繋がっていますね。
経験を重ねた先に見えてきてもの
未経験で入社して2年以上を過ごしましたが、初めはエクセル・パワーポイントの作り方すら全く分かリませんでした。
なのでただ業務をするだけで、日々成長を実感できたんです。
ただここ数ヶ月は以前ほど成長を実感できなくて…。
良く言うと業務のことはある程度理解したとも捉えることはできるのですが。
その理由を考えた時に、業務だけで急成長するフェーズは終わったんだなと感じました。
入社直後は、とにかく経験を重ねることで成長したと説明しましたが、現在は考え方が真逆です。
今は「いかに業務を効率良く終わらせられるか」を意識して働き、空き時間に独学で知識をインプットすることにしています。
もちろん日々の業務でも勉強することはたくさんありますが、「効率良く働いて自己投資する時間を作れるか」が更なる成長のカギだと思いますね。
未経験入社だからこその苦悩で説明した「提案できる内容が少ない」ことを解決するには、自分で知識量を増やすしかありません。
提案の幅が大きくなるほど、結果的にお客様への信頼へと繋がっていくんだなと身に染みて感じます。
仕事の「やりがい・楽しさ」について
やはりお客様からの信頼を獲得して、感謝してもらえることが一番のやりがいですね。
基本的にSEの仕事って、お客様からは見えない地味な仕事が多いです。
例えば、資料作成・コーディングなど、パソコンと向き合う時間が多いので辛いと感じることも多いですよ。
でもだからこそシステムが完成してお客様が利用を開始した時に、「想像以上に便利になった・予算が浮いた・素晴らしいシステムだ」ってポロっと声を漏らした時は、とにかくやりがいを感じますね。
サッカーも一緒で、試合に勝った時・点を取った時が一番嬉しいです。正直それまでの過程はしんどいことばかりなので(笑)
最後にもらえる感謝が待ち遠しくて、それまでの辛いプロセスも頑張ることができます。
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