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願うことへの恐怖と嫌悪

恐ろしい。
「願う」ことが。
昔、強烈に願って
それが見事に裏切られたから。
裏切ったのが神だったから。

それが私の呻きの源です。
絶対的存在であった神は
私の期待を裏切ったんです。
少なくとも私にはそのように感じられ、
また喪失という厳然たる事実は
どんなに祈ろうが叫ぼうが
変更されることはなかった。

それ以降、夢のテーマは一貫していて
「期待はずれ」だった。
それが神に対するイメージの表れだと
気づくのに数年かかったほどに
それほど私は神を信頼していた。

さてさて、そこからどのように
回復したらいいのだろうか。

喪失の深さを上回るなにかを
神は私に与えるのだろうか。

それはなんだろう、
それが私の問いになっているように思う。
今は、期待はずれテーマの夢を
みなくなっている。

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