自己紹介③病院に行くまでの経緯

昨日はこちらを公開しました。


前回よりも多くの方にご覧いただき、ありがとうございました。
今回は、私が病院に行く決意をした経緯を書きます。

年度末。
少人数で業務を行う小さい部署から
複数人で業務を行う大きな部署に辞令が出ました。

異動先は、
本部の機能が一部切り取られて独立するような
大きな部署であり、
・来店されるお客様の数
・作成する伝票の数
・かかってくる電話の数
・荷物を受け取るトラックの数
・管理する倉庫の数
全てが3倍以上になると聞かされていました。

私は会社に入ってから、ミスをよくしていたので、
より責任が重くなる場所で仕事をすることに
強い不安を感じていました。

業務の引き継ぎのために
異動が決まった私と、私の前任者の先輩、
これからお世話になる直属の上司 の三人で 顔合わせをしました。

当時から
私がよくミスをするのは、
先輩社員の間で話が広まっていました。

上司もそのことは耳にしていたようで

『今までより業務量が多くなるから、その都度相談をしてかまわない』
『重機を運転する可能性もあるから、免許を取るならどんどん頑張れ』
『免許を取ったら、その後は、職場でも一緒に練習しよう』

と話してくださいました。

このように迎えてくださる上司に、
仕事を通して報いたいと強く思いました。

業務開始

新年度。
私が正式に赴任し、業務が開始されました。

自分に割り当てられた仕事だけを
こなしているにも関わらず、

繁忙期の途切れない来客
処理しても終わらない伝票の束 にアタフタしていました。

接客が終わらないと伝票が打てない
伝票が打てないと接客に支障が出る

の状況で板挟みになりました。

それでも困った時は上司や同僚、先輩が
いつも助けてくれました。

一番辛かったのは
伝票を作成する事務作業中に電話がかかってくることです。
一旦伝票作成の手を止めて、メモを取りながら応対。
電話を切った直後。

「あれ、何してたんだっけ、、?」

と、伝票作成のことを忘れてしまい、
手が止まってしまいます。思い出すのに
時間がかかってしまい、ようやく思い出した時に
次の電話がかかってくる。。。

このような毎日から、電話の引き継ぎミスが発生し、
商談が飛びかねない事態に発展しました。

部署を跨いで影響のあることだったので
上層部では事態を重くみたようです。

上司は、上層部から、いろいろ聞かれたかも知れません。
『トシはちゃんと仕事しているのか』
『トシのことをちゃんと管理しているのか』と。

それでも上司は
『俺はトシが、仕事サボってるとは思えないんだよ』
『どうしてもつらいなら、部署異動願いを書いてもいい』
『トシが、まだできることがあると思ってるなら、
 一緒に問題を考えるから』 と言ってくれました。

嬉しくて、情けなくて。
暖かくて、悔しくて。

ただ諦めるわけにはいかないと思いました。
そして、
自分に原因があることは、全部調べなければ、と思いました。

この日の夕方から、私は病院の検索を始めました。




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