【パイオニア/アゾリウスコントロール目線】対 ラクドスミッドレンジ

はじめに

この記事の作成タイミングにパイオニア/ラクドスミッドレンジで採用されているカードや実際に対戦で考えた内容を元に作成しています。対面時に考えること、対策を記録していく。

どんなデッキか?

相性:不利〜微不利

赤と黒の1枚で複数枚分の効果が使えるカードを採用したデッキ。序盤にハンデスを撃たれることもあり対応が難しい。
砕骨、侵入者、シェオルドレッド、ミシュラランドは打点が高く定着するとライフを削られてしまうので除去と打ち消しを構えつつ、前述したハンデスの恐怖に怯えながらの戦いになるのでトップで強いカードを引く運も必要。
後半は夢さらいやライラ、悪斬の天使などの絆魂持ちクリーチャーやシュタルンハイムの解放が欲しい。

採用カードのレンジとバリュー

VS ラクドスミッドレンジのシートに記載。
採用カード毎に活躍できるレンジと強さを示すバリューを色付けで表している。よく採用されるカードで記載しているのでこれらのカードを元にメインの割合やサイドとの入れ替え時の枚数を決める参考にしたい。

編集中

プレイング方針

リソース差を広げたりこちらのアドバンテージ源を絞るカード(主に寓話、ハンデス、リリアナ、真っ白など)を優先して打ち消す。
クリーチャー群はどこで至高の評決が打てるかを常に想定しながら対処し、ミシュラランドの対応も怠らない。

勝ちパターン

相手の妨害を喰らいつつ、アドバンテージの取れるカード(至高の評決、各種カウンター)で相手の展開を許さず、こちらのトークンやPWで優位を保ち続ける。サイド後はカウンターを減らしてでも優秀なクリーチャーやトップ勝負で勝てるシュタルンハイムなどを増やして押し切る。

負けパターン

こちら側のアドバンテージ源(ドロソやPW、除去)や打ち消しをハンデスで弾き、リソースを絞った状態から1枚で複数枚分の効果を持ったカードで押し切られる。サイド後は特にリソース勝負するための銀行破り、真っ白が増えてこちらが優位を取れず、シェオルや打点の高いクリーチャーが場に降りたって負ける。

各土地枚数ごとのアクション

土地1枚

  • 思考囲い

あいさつだと思って受け入れましょう。

土地2枚

  • 税血の収穫者

  • 砕骨の巨人/インスタント

  • 苦難の影

  • 勢団の銀行破り

  • 思考囲い

■相手が先行
止められないので眺める。手札にカウンターが複数枚あってもハンデスでカウンターを抜かれると辛いので検閲は残すこと。
■相手が後攻
検閲は構えておきたい。余裕があれば2ターン目の動きを打ち消したいが手札に除去が見えているならスルー。思考囲いは仕方ないので素直にいただく。相手のクリーチャーが着地して、こちらの手札に4ターン目の除去がない場合は仕切りで追放するのもあり。

土地3枚

  • 鏡割りの寓話

  • 砕骨の巨人/クリーチャー

  • 墓地の侵入者

  • ヴェールのリリアナ

  • 真っ白

  • 2枚アクション(検閲ケア)

■相手が先攻
検閲または拒否権を構えておきたい。検閲ケア以外は基本的に打ち消す。ただし、クリーチャーは1回殴られてしまうが最悪4ターン目に流せるので手札に評決or放浪皇があれば基本的には打ち消さないで良い
■相手が後攻
吸収を構えておきたい。クリーチャーは手札に評決があれば次のターン打てるので通してOK。

土地4枚

  • シェオルドレッド

  • 3枚アクション(検閲ケア)

  • 2枚アクション×2

■相手が先攻
シェオル:検閲>吸収の優先度で打つ(出されることはほぼない
3枚アクション:寓話、リリアナ、真っ白は拒否権>吸収の優先度で止める。クリーチャーは全除去があればスルー、なければ止める。
2枚アクション×2:クリーチャーが着地するだけならスルー。苦難の影には仕切りを打っても良い(他は効果を使いまわせるので非推奨)
■相手が後攻
評決を打つかどうかは相手の手札の枚数次第で、だいたい(初期手札7+ドロー4) - (土地4+動いた数1~3枚)残り手札は4~6枚のはずのため、次のアクションを考えると打ちたくないが、評決が2枚以上手札にあるなら打ってもいい。複数枚なければ仕切りか放浪皇を構えておく。相手のエンドに記憶の氾濫を打てると良い。

土地5枚

  • 絶望招来

  • シェオルドレッド(検閲ケア)

  • 2枚アクション+2枚アクション(検閲ケア)

  • 2枚アクション+3枚アクション

■相手が先攻
放浪皇がいるなど対象がいたらもしかしたら来るかもだけど絶望招来はほぼ打たれない。どちらかといえばシェオルドレッドが飛んでくるタイミングなので是非とも吸収が欲しい。嫌なのはクリーチャー+銀行破り。手札が減ってきたところで思考囲いも厳しい。クリーチャーは評決でなんとかなるが寓話とリリアナは仕切りで返しても次のターンには帰ってきてしまうため解決策にならない。記憶の氾濫で手札補充できないと押し切られる。
■相手が後攻
放浪皇や仕切りがちらついてあまり攻めてこないタイミング。とはいえ、シェオルや寓話を置いて圧をかけてきたり、ミシュラ土地で殴ってくる可能性があるので白行進(廃墟の地)、仕切り、拒否権 or 吸収は欲しい。検閲は相手の二つ目のアクションに対して打つか考えるがこれ以降はあまり役に立たないので手札の内容が悪ければドローに変える(氾濫がない、除去がない、土地しかないなど)

土地6枚

  • 絶望招来(検閲ケア)

  • 2枚アクション+3枚アクション(検閲ケア)

  • 3枚アクション+3枚アクション

  • 2枚アクション+シェオル

■相手が先攻
シェオルを着地させると厳しいので仕切りor吸収は手札にもっておきたい。寓話の着地を許すと検閲が役に立たなくなるのが早まるのでこの頃にはドローへ変える。真っ白や思考囲いのようなハンデスへの拒否権、ミシュラランドの攻撃に白行進(廃墟の地)は手元に欲しい。
ここまで捌き切っていて、手札に吸収or仕切りがあり相手の土地がフルタップかつクリーチャーがいない状態であれば、テフェリーを着地し+1でドローと吸収を構えてターンを返すでも良い。ただし、上記以外の条件では厳しいので無理に動かない方が無難だが、テフェリーをおくことで的になってくれることもあるので手札にダブついていたらそう動いても良い。
■相手が後攻
先攻時とほぼ同じだがこちらがテフェリーを置く、評決を打つなどしてカウンターが一回しか飛んでこない展開の場合は大きく動かれる状況なので青白側としては動かない方が良い。砕骨の2点+クリーチャー(特にシェオル)や寓話+クリーチャーは特に厳しいので拒否権か吸収を持っておくこと。こちらが構えていたらミシュラランドで殴ってくるので対策したい。

土地7枚以降

  • 2枚アクション+2枚アクション+2枚アクション(検閲ケア)

  • 4枚アクション+2枚アクション(検閲ケア)

  • 3枚アクション+2枚アクション+2枚アクション

  • 4枚アクション+3枚アクション

■相手が先攻
このくらいから手札はほぼ使い切り、できることが限られてくるのでどこを止めるのかを意識する。PW寓話ハンデスは基本的に止めたい、クリーチャーは放浪皇と評決で止めたい。中盤頃にサメ台風のサイクリングで出たトークンや侍で攻撃しておくとストーム・ジャイアントの威圧感が増すので序盤に攻められていると良い。ここを凌げると、テフェリーで1ドロー+4マナ浮きで相手に返せるので頑張りどころ
■相手が後攻
相手の土地と手札の枚数次第でプランを考える。
土地が起きているがクリーチャーと手札が少なければ、テフェリーの着地を目指す。相手の盤面が賑わっていたら除去をしつつ再展開を防ぐ用に動きたい


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