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20230430_開封大好きパイオニアグランプリ備忘録

はじめに

このnoteは個人の思考整理のために作成した記事です。
知識が浅いためカード効果の誤解や情報の不足がある可能性があります。あくまで一個人の意見としてご覧頂けますと幸いです。
もし、気になる点やアドバイス等ありましたらTwitter(@Novel__mtg)のDMまでご連絡下さい。


大会概要

自分がパイオニアを始めて最初に参加した思い出深い大会。
青白コンを組んで3週間くらいのタイミングで師匠に誘っていただいて、ほぼノリと勢いで参加。

成績は2-2-2でなぜか初戦から勝ってて、地味に師匠からも1G取るなど勢いがすごい。若いって素晴らしい。

その時の課題の振り返りと今回大会での目標をまとめる。

課題の確認と目標設定

2022年11月の課題と改善結果

a.「大会」という場に慣れていないため動作が遅い

改善した。
サイドの確認、先行後攻の決定、ゲーム内の土地の寝かせ起こしなど大会時の所作については遥かに改善したと感じる。これは大会に参加して経験できた結果だと思うので意識しなくともできることが増えたのは喜ばしい。

b.サイドボードの作り込みが甘い

改善していない。
サイドボードもメインボードも仮想敵と環境読みが出来ていないため勝てていないと感じる。しかしこれはプレイミスの問題もありそもそも仮想敵のいるステージに立てていないという見方もあると思う。成長が必要。
ただ、他人にリストを見てもらって意見をもらえる環境に身を置くようになったことで情報を得られるという意味では環境は劇的に良くなった。感謝

c.引き分けは「負け」と思って立ち回れていない

改善した。
引き分けは「負け」だと思うことから始めて、時間内に2ゲームを取るためにどこまで頑張るかを考えるようになった。
また、どう考えても挽回が出来ないと思うラインを設けるようにしているが、貴重な対戦の機会を無駄にしたく無いので基本はギリギリまで戦うことを心がけている。

d.カードの効果を使い忘れて損をしている

改善していない。
特にヴァントレス城、アーデンベイル城の効果を使えないか考える深さが足りない。自分が動くことで土地が寝る=隙が生まれるので行動したらどうなるかを素早く判断できるように今後も気をつけていきたい

現状の課題と打ち手

課題

  1. 自分のデッキの採用カードの理解

  2. デッキ単位でカードを回す反復練習不足

  3. 環境デッキへの理解度の低さ

打ち手

  1. 採用理由の文章化

  2. 実戦で使用感を確認する

  3. 隙間時間に晴れる屋などの掲載リストを見て採用カードと理由を考える

今大会の目標

前回より良い成績を残す(3勝以上かつ引き分けなし)

環境定義

デッキを組む上で最低限の環境分析と対策デッキを検討し、以下のデッキを主に視野に入れて組むようにした。

対策すべきデッキ

  • ラクドスミッドレンジ
    環境の王者。ここに勝てるようにしないと話が始まらないがメインは勝ててもサイド後は一方的もしくは右手頼りになるので結果の計測は難しい

  • アゾリウスコントロール
    環境上いないということはないので対策は必須。なにより、青白コンを使っている人間としてミラーは譲ってはいけないと思っている(気持ちだけは一人前

  • パルヘリオンシュート
    3T目に決まる豪快なコンボやここ最近の成績を見るといないということはないと考えた。

  • 緑単信心
    晴れる屋のメタゲームで数を伸ばしていた。新弾のカードで強化されており、自力もとてもあり何より噛み合いが悪いと一瞬でやられてしまうので要注意なアーキタイプ

  • 白単人間
    天敵。サリアレーデインのコストマシマシコンビだけでなく速さ打点も凄まじく環境に一定数存在すると考えた

環境の言語化

現環境は、コンボデッキの流行が落ち着いてきてアグロが増えラクドスが戻ってくることを予測して緑単信心も数を伸ばすというメタが回っているタイミングだと考える。
アゾリウスコントロールとしては広く受けられるメインとサイドでのクリティカルな対策が求められていて、新弾で新しく出た「バトル」などさまざまなカードへ干渉・対応できるカードが求められると考える。


デッキ構成

方針

  1. 盤面で触れられる範囲を重視して除去を選択する

  2. 序盤が勝負を決めるため、軽いアクションで動くことを心がける

  3. 新弾の「方程式の改変」の使用感を試す

リスト

各カードの採用理由と枚数の説明

■メイン

<冥途灯りの行進> 3
ミシュラ土地を強く使う、ラクドスや緑単信心を意識して多めに採用。その他出てしまった脂牙を処理したり、エンチャントアーティファクトはこれでなんとかできる。

<魂の仕切り> 2
新カードの「バトル」に触れる方法がないなと考えていたため採用。もちろん着地させないに越したことはないがこれがあるので取り合えずの延命を試みる。

<運命的不在> 1
PWの打ち消し漏らしを掃除する。手がかりトークンは痛いが、相手にマナを使わせるので隙に繋がれば良いという気持ち

<至高の評決> 3
打ち消されない全体除去。このカードありきで考えているのでライフで受けてクリーチャーにはカウンターを当てないで進めることがほとんど。

<検閲> 2
安定のソフトカウンター枠候補。サイクリングのドローで助かることもあるので馬鹿にできない

<方程式の改変> 2
今回の新入り。寓話、創案の火、奇怪な具現など赤と緑が絡む6マナ以下のカードがキーカードなデッキが多くそれらを確定カウンターできるのは強いと考え採用。かき消しとの選択か

<ジュワー島の撹乱> 1
土地が伸びないことを恐れて1枚採用。土地になったり序盤のカウンターになったりと便利だが後半にはいらなくなるのでたまに邪魔に感じる

<ドビンの拒否権> 3
初手に1枚あったら嬉しいカード。止めたいノンクリーチャースペルは多いが止めたいクリーチャーも多いので悩ましさはある。

<吸収> 4
色拘束は気になるが、3点ゲインと確定カウンターなので4枚入れたい。

<記憶の氾濫> 3
最強のドローソース。墓地対策と相性が悪いのがたまのキズだが性能がいいため使用。1枚をスフィンクスの啓示と変えるか悩んだが散らして引けないことを嫌った

<サメ台風> 3
トークン生成+ドロー 3枚。対ミラーやクロパ戦術に欠かせないカード。序盤はカードを呼び込むためにX=0でも積極的に切っていいようになるべく多く採用。

<ドミナリアの英雄、テフェリー> 3
本当は4枚入れてもいいと思うカード。動けるタイミングがソーサリータイミングとは言え実質3マナで出せてドローもできるので強い。

<放浪皇> 4
トークンによるクロパが本デッキの戦略なので4枚採用。特に放浪皇は除去、トークン生成、クリーチャー強化となんでもできるので多めに採用

<神聖なる泉> 4
<灌漑農地> 4
<氷河の城砦> 2
<連門の小道> 1
<アーデンベイル城> 1
<ヴァントレス城> 1
<ストーム・ジャイアントの聖堂> 2
<皇国の地、永岩城> 1
<天上都市、大田原> 1
<廃墟の地> 2
<平地> 2
<島> 3
土地 26枚。
序盤に青シンボル2つが必要なことから青を気持ち多めにしている。

■サイド

<ドビンの拒否権> 1
ミラー、コンボ系、その他寓話が見えたら即入れる。打ち消されないは正義

<安らかなる眠り> 2
パルヘリオンやネオフォームなど墓地利用のあるデッキ用

<霊気の疾風> 2
打ち消せない赤緑のカードを見るために採用。

<神秘の論争> 2
青が入っているデッキにはとりあえず打つカード。
方程式の改変が青系デッキにはなにも役に立たない出番が減ってしまうため入れ替え用。

<一時的封鎖> 2
白単やアグロ全般に刺さると考え採用。ポータブルホールは無いのでサリアは死ぬ気でカウンターしましょう

<残骸の漂着> 1
アグロ全般やラクドスミッドレンジに当てたくて採用。ミシュラ土地へのヘイト高し

<シュタルンハイムの解放> 1
フィニッシャー枠。ラクドス、スピリット、白単など様々なデッキ用。数で押すのだ

<黎明をもたらす者、ライラ> 1
天使バフ + 飛行絆魂先制攻撃でアグロに有利が取れると思って採用。

【船砕きの怪物 1】
対 ミラー最終兵器。相手が黒でハンデスもりもりになる場合はトップ勝負になった時用に採用


大会の成績

4/30(日)開封大好きパイオニアグランプリ備忘録
使用 : アゾリウスコントロール

1R : 赤単 ×○×
2R : 青白コン ××
3R : ロータスコンボ ××
4R : オルゾフオーラ ○○
5R : ディミーアコントロール ○○
6R : 4Cジャイルーダ ○×○

3-3で前回よりは勝てました。引き分けもなかったので前回よりマシになったのかもしれない。
ただ、想定しているデッキがいるレベル帯での対戦に辿り着けておらず、中身は良くないので引き続き実戦で確認が必要。
トップ争いに絡むようになりたい。

まとめ

2022年11月の初参加時の方が勢いと思い切りが良かった気がする。
中途半端な理解が思考を濁らせていると思うので、引き続き理解度を上げていきたい。
また、新カードの使用感は概ね良かったものの一番の仮想敵であるラクドスには大会後のフリプでしか当たれずまだまだ試行回数が必要なため結論を出すのはまだ先になりそう。

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