見出し画像

データで振り返るガンバ大阪 by K

こんにちは。そしてお久しぶりです。Kです。

Jリーグが再開して早や1ヶ月。再開して最初の2戦はセレッソ、名古屋に苦戦を強いられましたが、その後会心の4連勝!、首位独走状態の川崎には惜しくも敗れましたが、現在(2020/08/03)暫定3位に付けています。

先日の川崎戦は「首位攻防戦」と銘打たれ、チケットは完売、メディアでの露出も多く、TwitterなどのSNS上でも久々の上位争いをシンプルに楽しんでいるガンバサポがたくさん見受けられ、かく言う僕もこの1週間はソワソワしていました笑。

画像1

初のメンバー入りを果たした昌子選手!期待大です。

この川崎戦、結果は悔しい敗戦となりました。特に前半なかなかいい戦いをしていただけに、失われた勝点3の重みをひしひしと感じています。

通算ゴール数ランキング

さて、本題に入りましょう。今回は、ガンバ大阪の歴代の個人得点数のデータを取り上げたいと思います。ガンバの代名詞と言えば、3点取られても4点取りかえす「攻撃的スタイル」です。「いてまえサッカー」なんて呼称もありました笑。

では、攻撃を重視しているガンバ大阪の中でも、多くの得点を、その足(頭)で生み出してきた選手は誰なのでしょうか、非常に気になりますよね。

そのランキングがこちらです。

ガンバ大阪 通算ゴール数 (J2含む)
1 遠藤保仁  98ゴール (PK 32, FK 17)  599試合出場
2 宇佐美貴史 73ゴール (PK 3)       159試合出場
3 倉田秋   48ゴール (PK 2)       278試合出場
4 大黒将志  48ゴール             111試合出場
5 二川孝広  47ゴール          430試合出場

(出典:https://www.jleague.jp/news/article/17512)

第1位はなんと遠藤選手です!PK/FK を差し引いても、39ゴール挙げています。在籍年数が長いとは言え、MF、それもボランチでこの得点数はさすがです。

注目すべきは、2〜5位がガンバユース出身者で占められていることです。このデータを見ると、Jリーグ発足以来25年間のガンバの育成は大成功だったと評価できるのではないでしょうか。

第3位の倉田選手もMFながら、素晴らしい記録ですね。まさしく10番を担うに相応しく、さらに言えばもう現時点でガンバのレジェンドかもしれません。

その倉田選手に10番を引き継いだ二川選手も、至高のラストパサーとしてのイメージが強いながらも、これだけの得点数を挙げています。

そして、本職FWの第2位-宇佐美選手・第4位-大黒選手の得点率は驚異的です。宇佐美選手は、0.46ゴール/試合。大黒選手は、0.43ゴール/試合。タイプ的には全く異なる両選手ですが、二人共ガンバユース史上最高のストライカーと言えます。

新世代のゴールゲッター

ところで、「ガンバユース出身のストライカー」と言えば、現在は唐山翔自選手のことを思い浮かべる人も増えてきているのではないでしょうか。

森下U-23監督は彼に大黒選手の映像を見せているのだそう。

「ボールのないところの準備、動きだしは(大黒)将志は日本一だと思う。話すよりも見せた方がいいと思った」

なるほど、唐山選手は、宇佐美選手というよりは大黒選手のようなフィニッシャータイプのストライカーでしょう。昨年は高校2年生ながら、J3に出場し、最年少ハットトリック記録も樹立しています (21節福島戦)。また、現在のところ、J3出場18試合で11ゴールを叩き出しており、その得点感覚は折り紙付きです。また、既に第6節広島戦でトップチームのメンバー入りも果たしています。

さらに言えば、彼は成功が約束されていると言っても過言ではない、トップ飛び級昇格の系譜をついでいます。

稲本潤一 ~ 家長昭博 ~ 宇佐美貴史 ~ 井手口陽介 ~ 堂安律 ~ 谷晃生 ~ 唐山翔自

飛び級昇格の系譜。大物がズラリ

唐山翔自が、大黒将志と宇佐美貴史という偉大なガンバユースの先輩に肩を並べていくのか… 今シーズンの活躍に目が離せません。

有望な下部組織の選手が頭角を現してすぐ海を渡ってしまう現代日本サッカー界の状況にはありますが、唐山選手が上のランキングに登場するような未来を願っています。

K


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?