日本マーダーミステリー作家協会、会員募集開始によせて

2024/10/6 マダミスコネクトにて日本マーダーミステリー作家協会(以降略称 JMMAAと表記)の設立が発表されました。その後、自分がMCをつとめた趣旨説明のスペースなどを経て、これを投稿した10/31より、正式に一般会員を募集することになります。

まあ、詳しくはこの辺みてください。

HP

Twitter

https://twitter.com/jmmaa_official

ちなみに僕自身と白岩ぱんださんは、監査、という役回りをいただきましたが、監査って肩書きの仕事よりも、僕はずーっとDiscord読んであーじゃないかこーじゃないか言ってるだけだし、ぱんださんは、HPやらちょっとしたアイコンやらめちゃくちゃ働かされたりしてます。

で、今日はそんなJMMAA募集開始によせて、2部構成にてお届けします。

noteコンテンツ非公式紹介
JMMAA会員になると無料で読めるnoteコンテンツのNOVAKなりにご紹介

お気持ち表明
JMMAAに関して、NOVAK個人が今何を考えているか

の2つです。長くなりますが、お付き合いください。

noteコンテンツ非公式紹介


こちらが、JMMAAの提供するnote、主にノウハウ記事になります。

ノウハウ記事以外にもしゃみさんの無料記事もあり、設立までの経緯知るのにちょうどいいので是非どうぞ。

さて、ここからはノウハウ記事の前提として。

ノウハウ記事は3つともそれぞれ有料500円です。ただし、作家の方は一般会員に、店舗やGMなど関係者の方は賛助会員にさえなっていただければ、無料で読めます。なお月額会費1000円ですが、年内は会費無料なんで、正直お試しで入ってみて、これと11月分の2本、12月分の2本読んで、Discordの雰囲気つかんで合わなかったら抜けてもらっても全然OKです!

なので、関係者の方は会員になっていただいた上で無料で読むことを強く推奨します。

でも、ただのプレイヤーなんだけど、ちょっと読んでみたいし、JMMAA応援してやってもいいな、って方がいましたら、お布施ぐらいのつもりで購入して読んでもらえると、書いた側のモチベーションがあがります!

別に購入増えたからって筆者側に入るお金が増えるわけではないです。ただ、JMMAAの活動資金になります。ただ、当然わざわざ買っていただけるのはうれしいですし、いいね、してもらえるとそれもうれしいです!

その上で3記事ご紹介!

マーダーミステリーと分業(NOVAK)

いきなり自分のnoteの紹介です!でも、一応一番最初に書いたので!許して!

こちら、最初の記事のクセにあんまり「ノウハウ」じゃないです。どちらかというと、マーダーミステリーで店舗や作家の関係、作家間の分業の関係って、どういうのがいいんだろう、というのをマーダーミステリーで分業したことのない自分なりに考察したもの、それを踏まえての自分からの、メッセージです。

もともとはプレゼンをやって、そこでディスカッションして、それを記事化する、ってスタイルをしてみたかったので描き上げました。

その上で自分なりのメッセージを、できるだけ早くこの協会の方々に訴えたかった、まさに私見のカタマリnoteです。

なんで、逆に一般の方が読んでもちょっと楽しめるかもしれません。ただ500円の価値があるかの自信はありませんので、購入はあくまでお布施の気持ちで!

オンラインシナリオ虎の巻(イケメン)

Discordで巨大なマーダーミステリーオンライン用サーバを運営されているイケメンさんの記事。ご自身もオンラインマダミスの作者でいらっしゃいます。

まさにタイトルどおり、あまりオンラインになじみがない方でもすごく基本のところからオンラインマダミスの基礎、ノウハウ、概況をつかみやすい記事です。

イケメンさんは今までもnoteでいろんなことを書いてらっしゃいますが、見た目や口調はエキセントリックに見えても(失礼)、個人的には至極まっとうなことをちゃんと筋道つけて書かれる方、だと思っています。で、意外とそういう方ってマダミス界結構少ない、と思ってます。まさにこの記事もイケメンさんらしい記事で、でも、こういう当たり前を言語化して積み上げていくことはとても大切で、車輪の再発明コストを避けるためにも重要だと思います。

「遊び」が生み出す唯一無二の物語体験(min)

ご存じ「黒と白の狭間に」「赤の導線」の作者である、minさん、のノウハウ記事。

物語、ゲームの中に存在する「遊び」からPC自身のRP、言葉を引き出すために何に気をつけているか、という話。

おそらくこの2作品を遊ばれた方にはわかるわかる!って内容と、それのための工夫に感心する内容になっているかと思います。

かくいう自分も、黒と白の狭間に、において、プレイヤーがキャラクターとして自然に発言していく姿に感銘を受け、自分の作品もこんなふうに自らの言葉で語ってもらいたい!という思いを強くした経験があります。

あちこちで言ってますが、「黒と白の狭間に」は僕の作品である「殺意の特異点」に間違いなく最も強く影響を与えた作品であり、殺意の特異点が今なお遊ばれているのも、その影響によって、この「遊び」の部分を生み出し、プレイヤーのみなさんに寄り添い成長したおかげだと思っています。

とてもminさんらしい記事になっていますので、特にminさんの2作が好きな方は是非ご一読ください。

ちなみにイケメンさんとminさんの名前が並んでふと思い出したことがありました。

完全に偶然なのですが、僕が以前のnoteで紹介した記事を書かれたお2人だったのですね。(別に僕はお声がけとかなんもしてません)

ものすごい斬新なTIPSやノウハウがどこかに隠れているわけではない。でも、こういった自分の考えを言語化し、みんなと共有することで理解が深まっていくはず、という意義を感じているお2人だから、すぐこちらのnoteに取り掛かられたのだろうな、と勝手に思ってます。そして僕自身もその重要性を強く感じています。

こういった記事が出て読むことだけが重要じゃなく、これを読んだことでいろんな異論、意見が出てくることがだいじだと考えています。ぜひ会員のみなさんのリアクションをお待ちしています!Discordでお話ししましょう。

お気持ち表明

さて、ここから2部構成の後半になります。

JMMAAが発表されてから、いろんなリアクションがありました。そして、自分の中でも、あまり考えてなかった意外な変化がありました。

自分が何か表で発言することで、JMMAAに迷惑をかけるんじゃないだろうか

と実際に思ってしまったことがあった、ということです。僕は自分自身が叩かれることは本業でもめちゃくちゃ経験あるのでなんてことはないんですが、こうやってプライベートで組織に属してそういう責任を感じるのは初めてのことで、意外と自分が委縮したことに少し驚きを覚えました。

実際に、既にそういった批判は多く見られます。あんな人がいるなんて、あんな意見を言う人がいるなんて。JMMAAはどう考えているんだ!みたいな。

一方で、ご自身の発信に委縮したくないから入りたくない、という意見を言われている作家の方もおりました。

でも、だからこそ思うのです。

そうやって画一化された意見の組織なら、必要ないのではないですか?と。

だから、少なくとも、僕は個人の発言をこの会のために委縮することはしない、と強く心に決めました。それを失ったらなんのための会なのですか、と思っています。もちろんそれが本当に迷惑をかけることにつながった時は遠慮せず抜けることになると思います。

多分、おそらくTwitter等でのみJMMAAを知った方々の想像する100倍ぐらい(全然誇張ではなく)、ドン引きするぐらい、役員、代表のみなさんはずっとどういう会にするか、という定款など各種規約、細かいところの議論を重ねています。

本音をいうと、こんな売れっ子の作家さんの時間を奪っていいんだろうか……って自問自答することすらあります。

でも、それもバラバラの考えをもった存在が、集まることで得られるもの、この場によって生み出されるものがある、と信じているからだと思ってます。

この会の発足の話があがる前にも、本当に様々な作家さんをめぐるトラブルがありました。大きく炎上したものもあればそうでないものも。でも、会という場があることで、少しでも様々な情報共有と相互理解が進み、それが未然に防げたら。できるだけ作家の権利が守られたら。これが一番思うことです。

そして、様々な理由から、今回はJMMAAの参加を見送る、という表明されている作家の方々のTweetも見ています。

いろいろ至らない点があることは心苦しく思います。

ただ、何よりも、参加していただいた作家さんのためになること、と同時に、そうやって悩んで参加しなかった作家さんのみなさんのためにもなること、それこそが、この会の理想的な姿なんじゃないかな、と僕自身は思っています。だから、その方々にいつか振り向いてもらえるようにとにかく何よりも、まずは継続できたら、と思います。

たとえ今回参加を見送られたとしても、この会は、いえ、最低限でも僕は気持ちだけでも絶対にあなたの味方です。そのことは覚えておいてください。

繰り返しますが、これは、単なるお気持ち表明です。個人の意見です。だからこそ、誰の許可も確認もとらず、NOVAKのみの責任においてこのnoteを投稿します。

自分の意見の表明が、その多様性が決して阻害されない会になるように。

最後にこの会を始めて思ってることをひとつ。

この前代表の1人、しゃみずいさんと飲んだ時に僕は話しました。

「きつねくんがこの会の運営にいなくてよかったと思う」って。

きつねくん、というのはStudioOZON代表の久保よしやさんです。これからミステリー取締役COOで、何かとマーダーミステリー界隈のイベントの責任者として、矢面に立つことの多い人物です。

これはきつねくんに対するディスではなく、その逆で。多分もし彼がこの会にいたら、彼がずっと矢面にまた立ち続けてたんじゃないかと思います。裏方の仕事、折衝も引き受けて。

今回、矢面に立つのが慣れてない面々があたふたしながら議論をかさねてほんのちょっとずつ意思表明をしています。

そんな不器用な人間たちだからこそ、集まって、寄り合って、地位を向上しようとするのは、自然なことではありませんか?

本当に不器用な人間だらけなので、歩みは遅いかもしれませんが、ほんの少しだけ、ゆっくり見守っていただけると、うれしいです。

追伸:
あ!入ってくださる作家さんはオンラインで僕主催で11/12(火)21:00~懇親会をやるのでそれまでに是非入ってね!

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