僕は謎が解きたい
タイトルと逆のようなことを書きますが、最近、僕は謎解きから少し離れています。まあ、マーダーミステリーという新しい遊びにはまり始めたから、というのはありますが、じゃあどうしてマーダーミステリーにはまり、謎解きから離れつつあるのか、というのを考えました。
そこでふと、思い出したのです。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1886025119&owner_id=364119
自分が7年ちょっと前に書いたmixiの日記を。見れない人がほとんどだと思うので一部のみ抜粋して転載を。(抜粋なので文章つながってないのはご容赦を)
まさに、謎解きの数を減らしつつある今、これを感じています。
自分は、「魅力的な謎」の提示された物語を体験したいのだ。
そしてその謎を論理的に解き明かしたいのだ。
どうしてこの世界はこうなってしまったのか、どうして自分は閉じ込められたのか、誰がそんなことをしたのか。
そもそも、僕がはまった魅力的な物語があるゲームにはデジタルでもアナログでも、いつも「謎」があった。ストーリー評価の高いRPGを思い浮かべてください。必ずそこには、ストーリーを引っ張る「謎」があったはず。
一方、「謎解き」は、それになれるにしたがって、「謎」がないことに慣れてしまった。
どこかに閉じ込められた時、「いったいここはどこなのか」という謎に僕はわくわくしていたはずなのです。それが、いつからか、そんな謎は消えてしまっていた。
けど、最近、とてもいい「謎」に出会いました。
「閉ざされた雪山からの脱出」
です。なぜこれを僕が魅力的な「謎」と思ったのか。プレイしてもらえればわかるかもしれません。あの公演の良さは、僕は単にあのセットや世界観だけのものではない、と思っています。あそこには、SCRAPの脱出が失いかけていた「謎」があった。そう思ってます。
一方マーダーミステリーには、「謎」が必ずあります。誰が殺したのか、という単純な謎が。そしてその謎だけで終わらない面白さが各作品あります。その謎が魅力的であり、かつ論理的に解かれるマーダーミステリーが僕は好きです。
そしてそれが一番実現されていたマーダーミステリーが
「ランドルフ・ローレンスの追憶」でした。
だから僕はこの作品を昨年の最高の「謎解き」と評しました。
だから、本当に「魅力的な謎」に出会えるのであれば、マーダーミステリーでも謎解きでもかまわないのです。
僕は謎が解きたい。
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