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生活の話

朝窓を開け、無印で買った箒で簡単に床を掃き、その間に沸かした湯でコーヒー淹れ、仕事を始めます。1日働いて終業時間が来たらパソコンを閉じ散歩に出かけています。自分にとって散歩は褒美なので。

日が延びたから暗くなり切る前、光が濃さを失い始める時間にふらつけるようになりました。照明に照らされる前の桜を見て、会社帰りバスに揺られるサラリーマンや、自転車のカゴに夕飯の買い物を入れた母親を見て、部活帰りコンビニ前でたむろする学生を見て、ただそれだけです。
仕事終わりの脳はそこに物語を見出すことはなく、でも自分以外の世界がちゃんと動いていたことを理解して。家に帰って勉強して寝る。

生活が上手くなりました。

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