神秘主義の扉

「神秘主義の扉」
頭を使う生活をするようになると詩心というのはどんどん劣化して行く、

子供の頃は雲を見ても詩が詠めたし、地面の蟻を見ても大いなる命を感じ、風とも話が出来た。
アニミズム
歳を重ねても、詩を詠める人は心が豊かな人だ、

主観で感受する現実だけが、この世では無い
現実だけで生きる人生は決して裕福とは言えない、むしろ幻に囚われているのかもしれない。

金持ちが富を失う以上に、貧しさを失う事を恐れよ。

物に命が奪われると同時に心を失う。

「私の愛する人が現れる時
どんな眼で私は彼女を見るのだろうか?
それは彼女の眼であって、私の眼では無い
彼女以外に彼女を見る者はいないからである」
スーフィー「存在一性論的」見地

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