アーユルヴェーダの現状

【アーユルヴェーダの現状】
世界最古の医学と言われているアーユルヴェーダは内科、外科、耳鼻咽喉科、小児科、産婦人科、精神科と現代医学と同じ科があります。
他にも抗酸化物質を治療の薬剤に用いるラサーヤナと呼ばれる不老長寿法、優れた生殖細胞を作る出す薬剤を用いるヴァジーカラナと呼ばれる強精法など現代医学が求めているノウハウが満載。

20年ほど前からWHO世界保健機構が研究を重ねている理由はそこにあります。

主な治療法は薬草や鉱物(ミネラル)や油脂など自然界に存在している物質を駆使して治療を施しますが、それは「この世界に存在している総ての物質は人間にとって有用である」との考え方が基盤にあります。

現代医学で使用している血圧降下剤にはアーユルヴェーダで使用されている薬草から成分を抽出していたものもあります。(現在は価額合成)
また、癌に効果があるとして数年前から日本薬局方に指定されたアシュワガンダーはアーユルヴェーダの薬草であることは有名です。
古代からアシュワガンダーは不老長寿法、精神薬、精力剤etcとして使用されていました。

日本でも十数年ほど前からホリスティック医療という言葉を耳にするようになりましたが、ホリスティックとは包括的、全体的との意味の通り、人間を肉体と精神に分割して考えるデカルト的な⇒現代医学ではなく、肉体と精神の一体性、関連性を元に治療を組み立てることですが、アーユルヴェーダでは、それだけではなく環境(場所、方位、時間など)をも考慮して施す徹したホリスティック医学。
それが、ホリスティック医学のバイブルと言われている所以。

欧米でのアーユルヴェーダの現状はモナコ公国ロイヤルファミリーやビル・ゲイツ、マドンナ、スティングなどセレブが受けていることから「金持ちの医療」として有名です。

日本では残念ながらエステティックの枠から抜けきれず、利益優先の名前だけアーユルヴェーダを語っているサロンが多いのが現状です。
正しい処方に基づかず効果が劣ったものだけを体験してアーユルヴェーダのチカラに不信を抱かれるのは、とても残念な事です。

本来アーユルヴェーダはインドのアーユルヴェーダ専門の大学卒業後インターンを修し、その後 国家試験を受けて得るれっきとした医師資格です。
また様々な治療法や処方を数百年子々孫々と伝授し続けられてきた伝承家庭には秘伝の治療法があります。

ケララには一年を通して欧米各国、そして燐国スリランカからも治療訪れています。

Kerala Traditional Ayurveda Research Institute
(旧アーユルヴェーダ研究所GOLA)
アーユルヴェーダスクール Tantra(日暮里)
http://www.kerala-ayurveda.jp

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