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10/9 日記

昨日の夜めちゃくちゃ泣いたせいで、今日は一日中まぶたが重い。正直画面というものを全く見たくないけど、私はスマホ依存症なので授業中であれ触ってしまって、今現在さらに目を開けるのが辛くなっている。

私が夜に泣く理由は様々だ。日中テレビを見ることは無いので、夜の暇な時間にLINEニュースなどで今日の出来事を知ることが多い。すると、小学生が自殺していたり、虐待死されていたり、なんとまあ悲しいニュースが多いこと。別にその時は、またこんな事件か、可哀想だな、どうしてかな。というところで終わるのだけれど、色々してからいざ布団に入ると、なぜたった10年少ししか生きていない子が自殺しなければいけないのか。大人はなんで助けてあげられないのか。私がそばにいてあげるのに。日本は全く平和じゃない。と思って涙がぼろぼろ出てきてしまう。そしてそのまま、今日電車に飛び込んだ人はどんなに辛い人生だったんだろう、それともただつまらないから死んでしまったのかな、それでも、全く知らない誰かでも、死んでしまうのは悲しい、と考えてまた泣く。さらにそこから、この私の気持ちを聞いて欲しい人はなんでそばにいないんだろうとか、私は何が悲しくてこんなに泣いてるんだろう、しんどいなとか、もはや起きてるのがしんどい寝たい辛い、そしてまた涙が止まらない、という無限ループに陥ってしまって、何が原因かも分からないまま1時間ほど咽び泣くコースになるのだ。

1時間も経つとあまりにもしんどいので、ベッドから起き上がって息を整える(この時、心霊映像などで急に起き上がって何分間も動かない人のこと思い出した)。いつもはどうしても寝たい時はお酒の力を頼ることもあるけど、昨日はそれすら寂しくて、私はびしょびしょのまぶたを子供のように擦りながら暗闇の中を歩いてウォークマンを手に取った。

ラジオはすごい。どんな時でも人を独りじゃなくしてくれる。手探りでイヤホンをつけて、知らない洋楽のメロディが耳に飛び込んできた瞬間、ざわざわぐるぐるしていた心が、すっと落ち着いていくのがわかった。
激しい曲じゃなくて、まるで今の私のために選曲してくれたような落ち着いたロックを耳にすると、また涙が出てきたけど、それは先程の辛い涙ではなくて、安堵感からのものだと思った。そこから先はあまり記憶にない。

朝起きたら(割と早くに目覚めた、7時半くらい)イヤホンは放り出されていたけど、耳につけると夜とは違う明るい女の人の声がした。昨日の夜から、私はずっと独りじゃなかったんだ、いて欲しい人がいなくても、誰かのために音楽を流し続けて励ましてくれる人がこの世にはいるんだと思った。そう思ったら、また涙が出てきそうだった。

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