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梅雨ってなんで過ごしにくいの?

さて、
前回では梅雨ってそもそもなんで起こるの?
について触れてみました。わかっているようでわかっていない梅雨のメカニズム。なかなか面白いですね。

さてさて、
今回は梅雨の時季ってなんで過ごしにくいの?
についてみていきたいと思います。

梅雨の時季過ごしにくいこと、
いくつか挙げてみましょうか。

・湿気がMAXで気持ちが悪い
・蒸し暑い
・床がベタベタする
・食べ物が傷みやすくなる
・洗濯物が乾きにくい 臭い
・カビが生える
・気が晴れない

だいたいこんなところでしょうか?
どれもなかなか手ごわいですね。

前回の記事で触れたように、
大気中で起こっていることがそのまま私たちの日常でも起こっているんですけども、梅雨って大気中で結露してる現象なんですね。
ということは、私たちの暮らしの中でも水蒸気が満ち満ちていて、細かく結露が起こっているわけなんです。

・湿気がMAXで気持ちが悪い 蒸し暑い
これも皮膚の表面と空気の境目で結露が起こってるからなんですね。

人間の身体は皮膚でも呼吸をしています。なかなか普段体感できてないかもしれませんけども、この時季の気持ち悪い、過ごしにくい、はまさに皮膚呼吸を体感していることになります。
要は皮膚が息苦しいんですね。身体のまわりに水蒸気が充満していて吸いたい空気が吸いにくいから、気持ち悪い、なんかしんどいのです。

空気中に水分が満ち満ちている
   

空気が重たい
   
空気が留まりがち
   
空気と皮膚や物の表面の温度差
   
結露が起こる

とすると、他の悩みもなんで起こってるのか察しがつきます。

・床と足裏の間の水分がどこへも行けないと
 足裏はベトベトを感じる。

・気温が高くなり、
 かつ水分量が高いと雑菌が繁殖しやすくなり、
 腐敗が起こる。
(菌やカビの種類は発酵するか腐敗するかによって違います。
 雑菌とは腐敗を促す種類の菌のこと。)

・空気中の水分がありすぎて
 洗濯物の水分が空気中に移動しづらいため、
 洗濯物が乾かない。

・息苦しいし、お日さまにも当たれないので、
 そりゃ気も晴れない。

なるほどなるほど、ではありませんか。

それでは
次の記事から梅雨の時季を過ごしやすくする工夫をお伝えしていきましょう。 

お楽しみに!!



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