ロイヤルスキャンダル 魔法 考察会

どうものうさぎです。遅くなってしまいましたが、2ndアルバム封入曲「魔法」について考察していきます。



初めて魔法を聞いた時は正直ロイヤルスキャンダルぽくなくてそんなに気に入らなかったんですよね…

それが、何周かしていくうちに、この曲はなんの童話モチーフにされてるか気になってしまい、聞き込み考察しすぎてこんなことを今書いているわけです。意味わかんらん。この先「魔法」の歌詞が出てくるためネタバレ注意です。

また上手くまとめられなくて長く分かりずらい文になってしまいました。


まず、説明するにあたり、ややこしくなってしまうと思いますので
 魔法 = 魔法そのもの(物理)
「魔法」= タイトル
『魔法』= 歌詞に出てくる魔法というワード
という感じで分けて書いていきます。


ちなみに今回私はQueen盤のみ購入しています。


はじめに言ってしまうと、この曲はシンデレラまたは全童話または童話ロイヤルスキャンダルをモチーフにしているんじゃないかと考えました。この3択で永遠に私の頭を悩ませ、しまいには「魔法」を脳が馬鹿になるほど聞く羽目になりました。


まず簡単に歌詞を見ていきます。


始めの「世界の誰もが笑う」の世界とは 童話全体=世界 と最初考えていました。ですが、童話は全てハッピーなものではなく、誰もが笑えるとは思えません。その証拠に、アルバムに入っている曲の一つ「BULLET」はスヴェンメインの楽曲ですが、彼の仮面の裏は笑顔なわけありません。元々無表情で無口ではありますが。彼には世界はモノクロで、彼は生きることに執着していません。それがハッピーな世界と考えにくいです。ですが童話ロイヤルスキャンダルだったら…?バッドエンドも童話ロイヤルスキャンダルならハッピーにする 何か=ループ と言うことではないかと思いました。
ループ説についてはすでに他の方の考察にて確実にループしていると言うことが記されていましたのでここではループは行われている程で見ています。


ガーテンで 兎と お茶会 = アリス  呪文で 仕立てた ドレス = シンデレラ

絨毯で 星空の シュプール = アラジン  キスで 目覚める プリンセス = 眠り姫

これらはさすがに間違いないと思います。また「キスで目覚めるプリンセス」が白雪姫ではない理由として、奏音さんならもっと白雪姫要素を入れると思っています。例えば、りんごや毒など。つまりりんごや毒の方が印象付けられており、キスで目覚めるといえば白雪姫となりませんよね。白雪姫より眠り姫が先に出てくる方が多いと思います。なので眠り姫であっていると思います。でも眠り姫だけモチーフになっている曲がないんですねぇ…



「〜会えないんだよ。」
サビのこの歌詞何か不自然な気がしません?ここで口調が突然変わるんですよね。なぜか聞いている人に語りかけるような口調に。他にもこの後何点か口調が変わります。それは最後になると段々馴染んで、曲を聞くだけでは不自然な感じがなくなるんですね…まるで初めから私たちに語りかけていたみたいに。めちゃくちゃプロい…


これを踏まえてそれぞれ考えていきます。

1️⃣シンデレラ説

①で「世界の誰もが笑う」の世界=童話全体と述べましたが、シンデレラであった場合でもおかしくないのではと思います。シンデレラのような存在でも笑うことができると言う意味にとらえてもおかしくはおかしくないと考えたためです。それに続く「生まれや血に縛られない。」もシンデレラのことを指しているのかと思いました。

次に②で述べた歌詞は連想される童話がそれぞれあります。最初シンデレラをモチーフにしてる既存曲がないと思っていたのですが、ビタースウィートが童話シンデレラモチーフなのでここに出てきてもおかしくはありません。

シンデレラ説を考えた一番の理由はなんと言っても魔法。「魔法」のタイトルからしてディズニーのシンデレラぽいです。ロイヤルスキャンダルはタイトルからモチーフが推測できることが多いため、パッとシンデレラと言われても疑問に思いません。魔法を使われているのはシンデレラぐらいな気がします。他にも歌詞で『魔法』が多様されていますのでシンデレラ説は濃厚かと思いました。

『魔法』で引っかかった点もあり、それは「そんな魔法を、私は使える」と言う歌詞です。ディズニーシンデレラ自身は魔法を使えませんよね。しかも病を消したりなんて言う魔法です。なのでシンデレラではない可能性が上がりました。他にも「まだ童話をかたるよ。」もシンデレラとするとおかしいかなと思います。

上記に書いたように「生まれや血に縛られない。」はシンデレラを指していると考え、続く「そんな魔法を、私は知っている。」もつながりがあります。「現実は童話より不思議だらけだ。」は現実で魔法をかけられたディズニーシンデレラだったら言える言葉であるかと。対照的に、「現実は童話より残酷だ。」は童話シンデレラだった場合に納得がいきます。これが“シンデレラ“ではなく“義理姉“だったら。金の靴を履くために足を削り、しまいには松葉杖をつくことになったら?その下の歌詞はシンデレラが義理姉たちに向けたものだとしたら…?深読みしすぎているかもしれませんし考えるとゾッとしますが、こうとらえられても良さそうです。童話シンデレラモチーフが少ないといえば少ないので正直シンデレラ説は外れて欲しいです。


2️⃣全童話説

初めに全童話説はイコールグリム童話説ともいえます。言っていることはほぼ同じですのでどちらの考えでも問題ありません。

①の「世界の誰もが笑う」の世界=童話全体がまずこの全童話説ではないかと初めに思った点です。
「世界の誰もが笑う」→世界=童話の世界=全童話と考えました。

②で述べたことも全童話説とつながりが大きく、4つともバラバラの童話を指しています。同じように「武器を捨て、争いがなくなる。」「生まれや血に、縛られない。」「あの国と分かり合える。」「災いに怯えずに暮らせる。」「恐ろしい病が消え失せる。」これらも②のように何かの童話を差し得ているではないかと考えました。残念ながら、私はグリム童話に関してはにわかかつ原作についてもどれも詳しくないのでどれがどの童話を指しているかはわかりません。でもどれも童話にありそうなんですよね。

全童話説だとするとなぜ『魔法』がこんなにも頻繁に出てくるかわかりませんよね。ですが私は『魔法』こそが童話なのではないかと、魔法は童話で童話は魔法であると考えました。
童話の中は魔法みたいに不思議なお話ばかりだ。でも魔法は時に童話のように残酷になる。ちょっとこじつけかもしれません。他の説と比べると根拠が薄いですが可能性の一つとして置いておきます。


3️⃣童話ロイヤルスキャンダル説

チェリーハントとロイヤルフラッシュのモチーフに使われている童話ロイヤルスキャンダルですが、今まで話してきたこと全てが繋がってくる気がしてなりません。

まず、童話ロイヤルスキャンダルはチェルシーたちのいる世界に実際存在する一つの童話だと思っています。内容は定かではありませんが、話が繰り返しされていると言うような感じでループが関係してくることは間違いなさそうです。そこで①の話が関係してくるわけです。世界の誰もが笑う世界=ハッピーな世界とすれば、現状どのキャラクターも裏はハッピーと言い難いです。それがループでもし “過去を変えること“ が可能だとすれば過去をすり替え、この仮面の裏はなくなり、誰もが笑えるような世界になるのではないかと思います。いわゆるタイムリープものみたいな感じですかね。ですが、仮に上記が行えたとしても、個人的には何度ループしても仮面の裏に繋がることは変えられないと思っています。そう簡単に変えられたらそのキャラクターの人生は薄っぺらいものになってしまうなと思っているからで、運命はそう簡単に変えられては困るかと…(じゃぁなんでこの説を考えたんですか??馬鹿なんです??)            
これに関して奏音さんは「午前0時に眠れるラジオ」にて、誰もが笑う世界=童話の世界と言っていました。でもこれは奏音さん自身の解釈であると言っているので、完全に自己の考え・解釈でいいと思います。

②の話に関しては全童話とほぼ同じで、この先他の歌詞からインスピレーションされる童話又はこの歌詞を使った曲が出てくる可能が出てきそうなしています。それに②内の歌詞からインスピレーションされる童話は3/4が実装されているモチーフなので、これが童話ロイヤルスキャンダルモチーフで作られているとしたらおかしくないと思います。

他に考えられることとして、どのキャラクターに中心を当てているかわからないところです。ロイヤルスキャンダルの曲は大体誰かに中心を当てています。それは、誰かがいないとモチーフにしている童話が分かりずらくなってしまうからかと思っています。そこから、全童話説と童話ロイヤルスキャンダルが濃厚になります。童話ロイヤルスキャンダルモチーフの曲は二曲ともこれと言った主人公がいないと個人的に思っています。(中心になっている人物ははチェルシーだと思っています。)

逆に、童話ロイヤルスキャンダルではないと考えられる理由は午前0時というロイヤルスキャンダル(と奏音さん)の曲のお決まりのフレーズがないことです。ちなみにチェリーハントとロイヤルスキャンダルは入っています。それに、奏音さんの「午前0時に眠れるラジオ」では、『「魔法」に午前0時を入れなかったのは明確な意図がある』と言っていました。それを言うということはやはり童話ロイヤルスキャンダルではないのかなと思ってしまいます。この曲は特別とも言っていますし…それに今回のアルバムに入っている「ワンダーランドインアリス」が今回の童話ロイヤルスキャンダルモチーフ枠な気がします。こればかりは公式で公開されるのを待つしかないです。


上記全てを踏まえ、最終的には

” 奏音69さん含め、ロイヤルスキャンダル3人をモチーフにしている ”

という結論にたどり着きました。3人目線というか3人の人生というか…3人の人生と言うとイコール3人の童話なのかと思いました。(この先ロイヤルスキャンダル3人説をロイスキャ説と略しています。)

ここで語るのが最後の③で述べた話です。途中に出てくる不自然な話しかけている口調はここに繋がります。ロイスキャ説としたら3人が込めたメッセージを本当に語りかけているのではないかと思っています。
この先は根拠の無い完全自己解釈&妄想ですが、

だ・である口調
→「世界の誰もが笑う。」「〜、私は使える。」など
→ 奏音さん

話しかけるような口調
→「〜描いたはずなのに、」「、二度と会えないんだよ。」など
→ luzさん

ー ー(横線)で囲まれた歌詞→
「ガーデンで 兎と お茶会」など
→ RAHWIAさん

なのではないかと考えました。そして最後の

「そして私は〜かたるよ。」→luzさん
「創造すること、これこそが魔法。」→奏音さん
「さぁ描いて、歌って、奏でよう。世界を。」→RAHWIAさん

なのではないかと思います。童話をかたるのは歌を歌うluzsさん、創造しているのは曲や歌詞を書いたりイラストのプロットを考えて想像する奏音さん、この世界を描いて作るのがRAHWIAさん、ということです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                
ラストの部分はかなり良い線を言っていると思っています。

奏音さんのオタクなので奏音さんのことしか言えないのですが、「午前0時に眠れるラジオ」で奏音さんは最後『私の童話』と言っていました。これが「魔法」を指しているのか、今回のアルバムのことを指しているのかは明確ではありませんが、どちらにせよこれはロイスキャ説を裏付けるものになりそうです。

最後に奏音さんがラジオで言っていたことを完結にまとめます。
どうやら「魔法」は現代から童話にしたようです。(今までは童話に現代を入れている。)それは、「魔法」に入っているのは奏音さんからのメッセージでそれは「絵空言」であり、綺麗ごとを並べることができる世界が童話ということみたいです。
そして、どうやら「魔法」はワンダーツアーで完成する曲でありライブでやることによって意味のある曲になるらしいので気になるところです。私はワンダーツアーに行けないので、めちゃくちゃ気になるところです。ライブDVDかライブMVでないかな…



とても長々と語ってしまいました。
魔法は意味わからんくなるほど聞いたし、奏音さんのラジオは三回は確実にきいた。うん。ロイヤルスキャンダルも奏音さんも本格的に好きになってまだ一年経つか経たないかーぐらいのにわかがこんなの偉そうに語ってほんとすみません。まじ意味わからんこと言ってたら静かにブラウザバックしてブロックしてTwitterで叩いてやってください。はい。それほどの覚悟はあります(ちがいます)(?)(たたかないで)

いつも言っていることなのですが、のうさぎ誤字製造機なので誤字あったらこっそり教えてくださいね…

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