何もない

脳力療法研究所吉田です。

人間は何もないところから生まれて、死んだら何もなくなります。

確かに何もない。

しかし何もなかったかと言えばそうではない。

確かに何かあった。

何があったのかと言えば、目に見えない何かがあっただろう。

人間は生まれてからいろんな努力をして、いろんな知識を持って、時に争って成功を勝ち取ろうとしている。

しかしどうせ死ぬのになぜそんなに努力をするのか考えたことがあるのではないだろうか。

人間は繋がりで見ています。

つまり自分の努力が次の世代に繋がることを知っています。

人間は次の世代に繋がるように努力しています。

意識はしていないかも知れませんが、最初は自分の為にやっていた努力がいずれは周りのために変わります。

何もないようでそこにあるものは、先人の努力の結晶です。

その努力をどのように受け取るかが人生です。

普通に生きているとよくわからなくなる事があると思います。

今生きている事も、いずれ死ぬ事もわからなくなると思います。

まだまだわからない事だらけの世の中たから、もう少し人生を楽しもう。

ありがとうございました。