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【初note】ブレインテック事業を起こしたい大学生の半年間の道のり。

はじめまして、neuro pick(9月末まではgliaでした)代表の船曳です。

6月のビジコンに向け5月ごろからgliaとして活動していました。半年近くが経ち環境も考え方も大きく変わりました。今後のために、そして今だからこそnoteを書いてみることにしました。

こんなに長い文章をchat GPTに頼らず書くのはいつぶりでしょうか?笑

あまり文章を書くのは得意ではないしなんならどちらかというと嫌いなことですが、読みたい方はぜひ読んでみて下さい。


自己紹介

まずは簡単に自己紹介をします。
現在名古屋工業大学情報工学科4年生で脳波の研究をしています。この研究を生かし、脳波を用いた香りの感じ方の定量評価とデータ活用のサービス「HanaShirube」を作成し、neuro pickとして来年の起業を目指し準備中です。
また名工大起業サークルNaSHの2023年度の代表をしています。

コロナで家で「無」になっていた1・2年生時代やいろいろ手は付けてみるが何をしたいのか分からない3年生の時代などはまたいつか書きます。

Tongaliビジネスプランコンテスト

私の今年度一つ目の大きな転機はTongaliビジネスプランコンテストに出場したことです。
ここでneuro pickの元となるgliaが誕生します。

まずTongaliビジネスプランコンテストとは

東海地域(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県)のすべての大学の大学生・大学院生を対象とし、大学発ベンチャーの創出と起業家育成を目的としたコンテストです。

Tongali HPより

東海地方の学生起業に興味のある人であれば大抵の人は知っているコンテストです。
正直なことを言うとそこまで出ようと思っていたわけではありませんでした。しかし今年度NaSHにはやる気がみなぎる一年生たちが多くサークルに入ってきました。

「NaSH代表だしみんなを引っ張るつもりで出場しなければ!!」謎の焦りとやる気が湧いてきました。ただ、正直あまりアイデアマンではない私は決勝に進めそうなアイデアも思いつかず、ひとまず自身の研究分野である脳波で考えてみようと思いました。

そこで考えたものが
「生体反応計測を用いた大学生の自己分析サービス」でした。
簡単に説明すると生体反応から性格診断的なことをして就活に繋げようといったものです。

ビジネスとしてのアイデアとしては正直ものすごく未熟だったと思いますが、ありがたいことに賞を2つもいただきました。

ここでビジネスアイデアを考えることの楽しさ、それ以上に人に伝え評価してもらえることの嬉しさを深く実感しました。

「このアイデアじゃまだまだだ、もっと本気でブラッシュアップしたい!」
トンガリビジコンが終わった日に一番に思ったことです。

そこで最短でビジネスのアイデアを形にする方法を考えました。それがこのあと出てくるSTAPSです。

ただ7月は8月の大学院入試に向けて手一杯。
ひとまずSTAPSに申し込み7月から8月前半は院試勉強に集中しました。

香りを選ぶまで(STAPS)

ここから香りを選ぶまでの道のりを話していくのですがそのために最も重要だったのが先ほども書いたSTAPSというものです。

STAPSとは

STATION Aiが提供している学生起業家育成プログラムです。
1.5 か月程の期間で起業やスタートアップに関心のある学生向けに、事業開発や仮説検証の講座、メンタリング、先輩起業家講演、ピッチコンテストなどを提供し、学生起業家を育てることを目標としています!

STATION Aiのnoteより

2023年夏のSTAPSは第3回目であり、これまで何人か1回・2回に参加している人たちもいたのですが、それらの人たちを見ていて

「名古屋で学生がビジネスアイデアを最短で作りあげるならSTAPS」

というのが私の考えでした。

過去の参加者を見ていてもSTAPS→ビジコン受賞という参加者が多くいたことから少なくとも学生向けのビジコンなどで賞を取れるレベルまでは持っていけるな(というかいくしかない)と思っていました。

実際参加してみてこのイメージは間違いありませんでした
・アイデア出しから検証までのスピードがむちゃくちゃ早いこと
・周りの参加者に自分以上に頑張っている人たちがいること
・参加者同士、運営の方、メンターの方などリアルで身近に相談できる人が多い
などなどなどです。

またこのSTAPSの中で私のビジョンに共感してもらい2人もメンバーが加入しました。(彼らなしでは現在のα版完成の状態まで全く進んでいません😅)

これらのことからSTAPSに参加したことは私にとって、チームにとって大幅にプラスになりました。

そんなSTAPSの中で私はどうにか脳波をビジネスに活かしたいと思いたくさんのアイデアを考えました。
最初はトンガリビジコンの時の性格診断を学生向けでなく企業向けにしてみたり、ストレス評価をしてみたり、障がい者の方のサポートツールを考えてみたり、アプリケーションの使いやすさの指標にしようとしてみたり幾つもいくつも考えました。

そんな中「香り」というものに着目しました。

理由としては
・睡眠やニューロマーケティングの領域はすでに取られつつあるが香りは海外を中心に数例しかないこと
・感覚の中でもリラックスなどは計測、解析がしやすくα版での検証までのスピードが速いこと
・香り市場の拡大や香り市場にまだ定量的指標がほぼないこと
などでした

ただし香りに決めた時点ですでに8月末、STAPSの中間発表の2日前でした。慌ててスライドをまとめ中間発表をしました。

実際に中間発表ではこれまで他に考えていたアイデア以上にリアクションや手応えはよく「よし、これで行こう」そう決心しました。

9月で市場調査とヒアリングを急ピッチで行いました。

実際香り市場に関しての知識は全くなかったためヒアリングをするしかないと思い、一ヶ月だけX(Twitter)に課金し香り事業の企業の代表や研究開発を行っているかたにDMを送りまくりました。(この時すでに課金しないと相互以外にDMを送れない仕様でした😭)

数日で20名以上にDMを送り2週間で15名近くの方とオンラインでお話しさせていただきました。

お話しさせていただく中で色々な課題感や現状を知りビジネスアイデアに反映することができました。


ビジネスアイデアの評価と受賞

ハイペースで駆け抜けた9月でしたが最後に多くの発表の場が待っていました。

9月23日(土)
NAGOYA CONTACT PITCH

9月24日(日)
STAPS

9月30日(日)
Tongaliリーンローンチパッド

の3つです。

8月9月ではこれらの中で良い評価をもらえること。
これをゴールに進んでいました。

実際結果は、、、、


■NAGOYA CONTACT PITCH
創業アイデア部門優勝

■STAPS
愛知県庁賞
LEAP DAY賞(沖縄研修)

■Tongaliリーンローンチパッド
海外チャレンジ賞(インド研修)


大変ありがたいことに全ての発表の場で賞をいただけました。

本当に嬉しかったです
(STAPSではSTATION Ai入居権(最優秀賞)を狙っていたのでそこだけ悔しかったですが)

このタイミングで「さらに事業としての解像度を高めていこう」と強く思いました。


今の活動と今後の展望

このあと
チーム名がglia→neuro pick
サービス名がneuro pick→HanaShirube
に変更しました(ややこしくてごめんなさい🙏)

HanaShirubeは
「あなたを変える、あなたのための香り選びの道しるべとなる」

というところから名付けたのですが個人的にむちゃくちゃ気に入っています笑

現在は11月のポップアップでのα版検証に向け進んでいます。

実はSTAPSのヒアリング期間内にお話しさせていただいた株式会社YURAM様より期間限定のポップアップストアでの検証の場をご提供いただけることになりました。

そのため10月はα版の開発をひしひしと進めていました。

現在α版が完成し最終調整を進めています。

また詳しく告知などさせていただく予定なのですが、11月の11日(土)、12日(日)に渋谷スクランブルスクエア5階のイベントスペースにてYURAM様のポップアップないでHanaShirubeを利用し香りのおすすめをご提案させていただきます。

もしお時間ある方いらっしゃいましたらぜひお越しください

今後の展望としては色々考えていますがざっくりと書くと
・さらにHanaShirubeの検証を進めていくこと
・企業との連携などを行いながらさらに脳波の活用の幅を広げていくことです

オープンにできる情報が出しだいまたXやnoteなどからお伝えさせていただきます!

船曳のX(Twitter)はこちらです
船曳のX

ここまで読んでいただいたからむちゃくちゃでごちゃごちゃになってしまいましたが拙い文章を読んでいただきありがとうございました。

今後は月1以上は更新していこうと思っています。

文章は書くのは嫌いですが書きたいことはいっぱいあります。
ぜひまた読んでください🙇

以上、はじめてnoteを書いた船曳でした!



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