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11年目農醸 私たちの酒米の生育記録8

大潟村では今年は秋が来るのか?と思う程残暑が続いていましたが、最近はようやく日中も過ごしやすい気温になり、朝晩は涼しいを通り越して寒いくらいになりました。季節が着実に進んでいるのを実感します。
今年は短い秋になりそうです。

私たちの酒米の生育状況をお知らせします^^

田植えからをしてから107日目の秋田酒こまちです。
見た目はすっかり黄色っぽくなり、いよいよ稲刈り間近という感じです。

田植えから108日目の改良信交です。
秋田酒こまちより収穫期が少し遅い品種ですが、こちらもすっかり黄色くなってきました。強めの雨や風がある度に傾いて行きますが、なんとか持ちこたえて欲しいです・・・。

田植えから111日目の秋田酒こまちです。
この翌日、112日目から稲刈り体験を行い稲刈りを始めました!
例年約120日くらいですので今年は暑かった分いつもより少し早めの刈り取りとなりました。
生育状況としてはもう少しだけ待っても良かったのかもしれませんが、今年の猛暑の影響で他の品種ではお米の胴割れが起きていたためリスクを回避して早めの稲刈りを心がけました。

稲刈り体験はできるだけ手刈りではなく実際にコンバインに体験できうようにしています。突然の通り雨で土曜日は短時間になってしまいましたが、何とか体験してもらうことができました。

自分が稲刈りしたお米からできた日本酒「農醸」を味わえる良い機会となりますので次回以降、是非ともお越しください^^

種を蒔いてから約5ヶ月、田植えをしてから約4ヶ月、稲刈りが終わってまた田んぼに何も無い状態に戻りました。

田植えから112日目の改良信交です。
結局例年通り倒れましたが、割合で言うと全体の半分程度だと思います。
大前提として倒れてしまうと品質低下のリスクが一気に上がりますので倒れないのが望ましいですし、倒れないために肥料を設計したり様々な工夫を心がけています。
しかし、倒れなければ倒れないなりに重みがかかっていない≓収穫量が少ないという予測もできるのでそれはそれで寂しい気もしています・・・。

稲刈り体験では秋田酒こまちを刈って、改良信交はその後無事に刈り取りました。倒れていても一番ひどく倒れているところ以外はコンバインで刈り取ることができました。
こちらも田植えをしてから約4ヶ月での稲刈りとなりました。

無事に私たちの酒米の稲刈りを終えることができました。
次回は、稲刈りが終わった後の籾摺りや選別、等級検査などの様子についてお知らせする予定です^^

●農家とつくる日本酒プロジェクト
webページ/https://noujou.jp/

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