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12年目農醸 私たちの酒米の生育記録1


12年目農醸の私たちの酒米の栽培がスタートしました!
これから定期的に私たちの酒米の様子をお伝えします^^

酒米の種と言っても、籾摺りをして玄米になる前の籾の状態です。
発芽を揃える為にいきなり土に種を蒔くのではなく、芽出しをしてから種を蒔きます。
芽出しは機械で32℃のぬるま湯を循環させながら行います。
品種と種の状態やそこに芽出しに至るまでの積算温度にもよりますが、松橋ファームでは例年20~36時間程度かかっています。
発芽を揃える為に9割以上がポチッと白い芽を出すまで行うことを目指しています。伸び過ぎてしまうと種を蒔く時に機械にひっかかってしまうのでちょうど良いところで芽出しを止めて冷水で冷やして脱水します。
昨年の猛暑により、休眠が深く、例年よりも芽出しに時間がかかったことと、生育にバラつきがありました。
発芽が遅いところに合わせると早い所が伸び過ぎてしまうので芽出しを終わらせるタイミングの判断に苦労しました。
写真でも芽の伸び具合にバラつきがあるのが分かります。

今年も種まき体験を土日2日間に渡り開催しました。
大型連休の始めということもあってか、秋田県内のみならず、岩手、東京、島根、遠くは宮崎県からも各日約10名の方々が参加されて盛り上がりました。

種を蒔いた苗箱を軽トラに積んで、

30℃を目安に温度を上げているビニールハウスの中に並べていきます。
30℃以上の環境下での作業ですのでなかなか大変です。

並べ終わった後は、保温・保湿の為にシルバーシートで覆います。

2日目の記念撮影の様子。(初日は撮るのを忘れてしまいました・・・。)

土の表面から芽が出てきたらシートを剥がします。
天気にもよりますが、例年種を蒔いてから3日目くらいでこの状態になります。
始めはまだ日差しにあたっていないので白っぽい芽が顔を出します。

次回はシートを取り除いて以降に様子をお伝えします。

12年目も皆で私たちの酒米を見守っていきましょう^^

●農家とつくる日本酒プロジェクト
webページ/https://noujou.jp/

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