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web3の未来を切り開く - WebX主催の新年会に参加して

web3の世界は、暗号資産の市況がどんな状況であっても止まることなく進化しています。今回は、その最前線を行く日本最大級のWeb3カンファレンス「WebX」が主催の新年会に参加してきました。
今年は、このイベントがどのように業界を牽引していくのか考察してみます。


WebX - 日本のWeb3市場を牽引するイベント

昨年、2023年7月に東京国際フォーラムで盛大に開催されたWebXは、1万6500人もの参加者と120社以上のスポンサー企業を集める大規模な会でした。

その規模と質の高さは、国内最大級という称号にふさわしいものです。
今年2024年は8月28日と29日に開催予定です。

新年会で見えたWebXの魅力

この新年会で特に感じたのは、Web3業界の熱量です。昨年出展した企業の担当者の話を聞くと、イベントの訪れる人たちの本気度が他の展示会とは比べ物にならないとのことでした。Web3関連事業を手がける企業にとって、WebXは事業拡大や新たなビジネスの連携を生む、大きなチャンスの場となっています。

確かに、出展費用は数百万円レベルのため、大手企業でも参加をためらう価格設定がありますが、それでも新しい取り組みに挑むベンチャーの情熱は止まりません。WebXは、ただの展示会とは一線を画し、Web3の世界で真剣にビジネスを行う企業や人々が集まる場所と言えます。

特集:N Suite - Web3ビジネスの新たな標準

今回の新年会に参加して、私が特に注目したサービスは、「N Suite」です。

double jump.tokyoが提供するこのサービスは、Web3ビジネスを行う企業にとってのゲームチェンジャーと言えるでしょう。ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」の開発企業としても知られる会社が、法人がWeb3ウォレットを導入するハードルを下げ、企業が直面するNFTやWeb3ウォレットの管理の課題を解決するためのサービス提供しています。

N Suiteの使いやすさとセキュリティ

N Suiteの最大の特徴は、その使いやすさとセキュリティにあります。従来のWeb3ウォレットの使用が高いハードルであった中、メタマスクなどのツールの使用を容易にし、秘密鍵管理のリスクを軽減しています。

また、複数の利用者が秘密鍵を管理できる点が画期的です。これにより、一般的なマルチシグウォレットのように、複数人の承認なしにはウォレットのトランザクションが完了しないというセキュリティを実現しています。これはWeb3プロジェクトを進める企業にとって、避けて通れない課題を解決するサービスとなっています。
今後のWeb3推進に向けて、この新しいWeb3関連サービスの取り組みに期待を寄せつつ、N Suiteのような革新的なサービスが業界にどのような影響を与えるのかは要注目です。

既にN Suiteを採用している企業たち

KDDIやソフトバンク、NTTデジタルなど、すでに100社近くの企業がN Suiteを採用しています。これらの企業はN Suiteの信頼性と実績を認め、自社のWeb3戦略に組み込んでいるのです。

N Suiteを提供するdouble jump.tokyoによると、現在このサービスを競う企業は日本にも世界にもほとんど存在しません。Web3市場自体はまだ発展途上ですが、N Suiteのようなサービスをいち早く手がけることで、今後の市場拡大において重要なポジションを占めることが予想されます。

DAOに欠かせないツールとなりうる

国内でDAO(分散型自立組織)の成立に向けて動いている今、コミュニティや企業がDAOとして機能するためには、N Suiteのようなセキュリティを保証するシステムが不可欠です。
私が運営するDiscordのコミュニティでは、まだマルチシグでの管理は実現していませんが、将来的にはN Suiteが必要不可欠になると考えています。セキュリティを強化し、コミュニティをDAOへと進化させるためには、複数人でのセキュリティを担保した仕組みが重要です。

まとめ

Web Xのようなイベントに参加することで、ネットだけでは得られない情報を得ることができます。実際に出展者や参加者との対話からは、新しい考えやつながりが生まれ、企業のWeb3戦略に大きな影響を与えると言えます。
N SuiteをはじめとするWeb3関連サービスの進化に引き続き注目していきたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。



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