見出し画像

web3の波に乗る地方創生:Metagriの挑戦と展望

11/13に群馬県庁主催のweb3勉強会での登壇を予定しています。
これを機に、地方創生とWeb3の融合が持つ未来について深掘りします。Metagri研究所の取り組みを中心に、革新的なプロジェクトとその背後にあるビジョンを解き明かします。


背景:群馬県とWeb3の出会い

2021年、群馬県庁はWeb3の可能性に目を向けました。有機栽培とDAOを組み合わせたプロジェクトや地域特有の強みを活かしたコミュニティ創りを模索していた時期、Metagri研究所からは新たな提案が生まれていました。

Metagri研究所の取り組み

Metagri研究所では、農業とWeb3の結びつきを探り、FarmFi構想やメタマルシェなどのプロジェクトを推進しています。これらは農業の課題に革新的な解を提供し、新たな地方創生のモデルを創出する試みです。

FarmFi構想とは何か

FarmFiは、農業と分散型金融(DeFi)の融合を目指した構想です。現在はトークンを社会的価値の交換手段として使用していますが、将来的には金銭的価値を持たせることも視野に入れています。

Discordでのコミュニティとトークンエコノミー

Metagri研究所はDiscordを通じてコミュニティの貢献を可視化し、トークンを発行しています。これにより、メンバーは農産物とトークンを交換することが可能になり、実際の農業支援に繋がっています。

Metaverseマルシェ:デジタルと農業の新たな融合

Metagri研究所が提案するMetaverseマルシェは、農業とデジタル世界の革新的な融合を示しています。このプロジェクトでは、メタバース内でのセミナー開催や、実際のマルシェを計画しており、そのユニークなアプローチは、農業の新たな可能性を探る一つの窓口となります。

Metagri研究所は、2Dメタバースプラットフォーム「AZITO」でイベントを計画しており、まずはセミナーを実施後、メタバース上でのマルシェを予定しています。
【限定30名】農業の未来はメタバースにあり! 2Dメタバースの世界での体験セミナー

このMetaverseマルシェは、参加者にリアルタイムでの体験を提供することに重点を置いており、イベントを定期的に開催することで参加者の関心を惹きつけます。

NFTホルダー限定イベントの意義

MetaverseマルシェはNFTホルダーに限定される予定です。これは、参加者がメタバース内での体験に真の価値を見出し、実質的な参加を促すためです。Metagri研究所のメンバーは忙しい人々が多く、目的なくメタバースを訪れることは少ないため、明確な目的と目標を持たせることが重要です。

Metaverseマルシェでは、農家やコミュニティメンバーとのディスカッションや、農産物の購入体験が可能です。このサービスの特徴は、NFTホルダー限定であり、参加者はMetagri研究所の活動に精通していることが前提です。決済なしで農産物を注文できるシステムを採用し、後払い形式での購入体験を提供する予定です。

まとめ

トークンエコノミーもMetaverseマルシェも、現在は実証実験の段階にあり、トークンはあくまでも農産物との交換のためだけのものですが、今後は金銭的価値も担保する方向で計画を進めています。今回の勉強会では、この先進的な取り組みについて具体的にお話しする予定です。
Metaverseマルシェは、農業とメタバースの新しい融合形態を提案し、これまでにない農産物の販売と消費体験を生み出します。Metagri研究所が目指すのは、農業の未来を再定義することであり、このプロジェクトはその一環として非常に重要な役割を果たします。これからの発展に乞うご期待。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?