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マルチ商法とねずみ講と、勧誘と営業と、オカンとボクと、ときどき、オトン

あくまで事実確認はご自身でしてください。


以前、読書会について書いたのですが(今も通っています)、ググると関連ワードで出てくるので、表題のようなことを考えておりました。

脳汁はこれまでたくさんの恐らく『マルチ商法』と呼ばれるものにエンカウントしておりますので、過去を回想してみました。最初に断っておきますが、せっかく匿名なので、たまには喧嘩を売らせていただくというか、別に売ってないんですけど、ちょっと愚痴です。


脳汁がこれまでエンカウントした(予想も含む)『マルチ商法』と言われている会社など(略称)


・アムウェイ 5回

・アッチェ 3回

・ニュースキン 2回

・モデーア 1回

・ロダンアンドフィールズ 1回

・(たぶん)環境 (たぶん)3回

・その他、自分たちはマルチ商法ではないと言い張るセミナーみたいなもの 3回



たった一回ちょっと話を聞いたくらいでマルチ商法を拒絶している人に聞きたい。

お前はマルチ商法に親でも殺されたのか?

本当に親を殺されていたらゴメン。親を殺されないまでも、大切な人が借金させられたという人に会ったことはあるので、その場合は同情不可避。

ただ本人には絶対言えないけど、例えばパチンコで借金して首周らんくなった友人がいたら、パチンコ屋を焼くんか?例えば良い製品だと言われたのに粗悪品を掴まされて「嘘をつかれて」金を騙し取られたんだとしたら、それはマルチ商法ではなく詐欺じゃないか?あるいは、そもそも商品が介在してないとしたら、それはマルチ商法ではなくねずみ講なので違法です。


ネット上に情報弱者が多すぎる。マルチ商法が俗称であることを知らない人間も多すぎる。昭和生まれならまだしも、マルチ商法=ねずみ講って言ってる奴は、頭が化石なのか?

もちろんマルチ商法の全てを肯定するわけではないが(実際に悪どいものもあると知人から聞いている、脳汁は出会ったことがないけどね)、知識がないのに「マルチ商法=悪」と言っている人の方が、あまりにも危険に見える。

なぜなら実際に脳汁は、マルチ商法ではなくマルチまがい商法から、怖い目に遭ったからである。奴らは俺たちはマルチ商法ではないという顔をして近づいてくる。すごく、キモかった。後述する。


併せて、マルチ商法を正しく行なっている友人がいる脳汁は、適当なことばかり書いているネットの記事にも憤りを感じている。

ネットワークビジネスという仕組みについても、MLMの歴史についても、知りもしないどころか調べようともせず、あるいは誰が書いたかわからんネットの記事なんかを読んだくらいで「マルチ商法はやばい」みたいなことを、頭の悪い脳汁よりもさらに頭が悪いんじゃないかと思うようなことを言っている奴がいて、心底信じられないという気持ち。(そういうこの記事だって匿名が書いた記事だから気をつけろ。こんなクソみたいな人間が書いた記事から何か事実について情報が得られると思うなよ!)


しかし行政のサイトにすら「マルチ商法の問題点」は「残るのは借金だけ」などと、平気で掲載されているから驚きを隠せない。注意喚起はいいが、あたかも必然的真理であるかのような表現が誤解を招くので(これは偶然的真理である)、公務員がブログ書くにしても監修を付けた方がいいんじゃないかと思う。どう考えたって、マルチ商法だろうが、賭博だろうが、女だろうが、借金する奴はするのであって、しない奴はしない。ウシジマくんでも見てろ。


さらに、誠意をもって伝えてくれた友人に対して「騙された」などと発言する悲しい事件も聞くが、「騙された」とか騒ぐほうの人間性を脳汁は疑う。他人は自分の鏡であるように、正直、邪悪なものはそこに事実として存在するのではなく、お前ん中にあるんだよ。と言いたい。

これは推測だが、大事にしていた人間関係だったのに金の利害関係に使われた!とか、金を巻き上げられそうになった!とか、思うんやろうか?知らんけど。

それはエンカウントした企業の信頼性について自分でエビデンス揃えて、どこが法的にNGなのか、あるいは合法か違法かが争点でないのなら、どの点が自分にとって不利益だと考えたのか、その不利益は偶発的ではなく必ず被るものなのか、隈なく確認してから「ブルータス、お前もか!」と言ったらどうなんですか?と思う。

もしそこまで調べて本当に詐欺だった、信じてたブルータスに裏切られていたんだ・・・と知ったなら、そんな人間関係しか築けなかった自分を恥じろよ。私だったら、金銭的な利害関係でしか結び付けていなかった友人がいたなんて、恥ずかしくてよう言えんが、そこかしこで恥ずかしげもなく堂々と声のでかい奴らがいて信じがたい。


私はアムウェイをやっている友人がいるが、以前も今も、良いおともだち。おねだりして商品をわけてもらったことがあるが、購入はしなかった(ゴメン)。そして、一度も勧誘されたことなど、ない。(最近知ったが、母も友人がアムウェイをやっていて、同じようにタオルを貰っていたが、一度も勧誘をされたことはないと言う(笑)。親子やね~。)

正直、誠意のない勧誘を受けた人って、あんたの方が誠意ない態度だったんじゃないの?と思ってしまう。あるいは、ただ単に情報弱者であったところに、つけ込まれたんじゃないの?と思ってしまう。そして、「マルチ商法 やばい」とかで検索してる奴が一番情報弱者じゃねーか、あぶねーよ。と思ってしまう。合気道と同じで、そういう奴ほど騙しやすいんじゃないでしょうか。マルチ商法以外にも、危険なものなんて、この世には腐るほどありますよ。


ちなみに、先述したマルチ商法の企業のうち「勧誘」と私が受け取るような行為があったものは、一つもない。そのため印象の悪い企業は、ただの一つも、ない。全て説明を聞きに行ったことがあるが、もちろん「自分たちはアムウェイをやっています」と言う人たちに脳汁から「話を聞きたい」と言って聞かせてもらいに行ったものばかりである。


なんなら、『自分たちはマルチ商法ではないと言い張るセミナーみたいなもの』の方が気持ち悪かった。よく説明を聞くと、ネットワークビジネスに極めて近い構造だが、屁理屈みたいに「マルチ商法ではない」とか言う。まあでも合法なので、咎めるところは何もない。ただキモいので嫌だったという私の感想である。

私が出会った『マルチ商法ではない』ビジネスのひとつは、マジで暗いビルの上階で両脇から挟まれて説明会を聞かされた。逃げられない状態で入会金25万円(たけーよ、出せねーよ。その金額で、服を買うよ)の説明があり、丁重にお断りをした。

ふたつめは、頼んでもないのにいきなり知らん人から2時間のレクチャーが始まって、頼んでもないのに宿題が出てきて、急に馴れ馴れしくてキモかった。人当たりの良い脳汁は、当たり障りない言葉を選びつつ、自分はこれ以上続けたくないという意志をきちんと伝えて関係を終えた。

みっつめは、キモくなかったし、一瞬、副業としてやりたいな〜!とは思ったんだけれども、天秤にかけたときに、そのビジネスに割く時間で他にやりたいことがあることに気づき、やめた。

そしていずれも『自分たちはマルチ商法ではない』ので、むちゃくちゃ堂々と勧誘してきた。逆にね。不実の告知に当たらないためである。断れるので別にいいけれども、逆に法の規制が効かないので、めちゃめちゃしつこかったりして、しんどい。


そもそも「勧誘」とは何か?大学のオープンキャンパスでたくさんサークルの「勧誘」をされるのは嬉しいのに、マルチ商法の「勧誘」を人はなぜ恐れるの?

私はそれよりも保険の「営業」や不動産の「営業」の方が怖くてしょうがないです。

なぜ世の中は営業に寛容なのに、勧誘に敏感なんだろうか?教えてエロいひと。


マルチ商法って、特定商取引法に抵触しないようにルールを守って活動している人が多いのに(少なくとも私の友人たちはみんなそう)一部の悪い人がルールを守らないから評判が悪いらしいと聞く。でもそれだって今は昔、古い話だっていうのも聞く。

脳汁は日頃の行いが良いため、悪人に出会ったこともなければ、不当にお金をむしられたこともなく、都市伝説じゃないかと思っている。ネットの記事を読んでも首をかしげてしまう。

というより、そういう実体験を自分で持っていないにも関わらず、浅はかな知識で悪評を吹聴する誠実でない人間に憤りを感じるし、どちらかというと「おれは騙されないぞ」みたいな感じで脳汁にも「それはマルチ商法だと思う」みたいな感じで助言してきた人の方が正直キモみがあって、結局その人がこちらはマルチ商法ではないので!みたいな感じで勧めてきたのが先ほどの変なセミナーなのであった。余計なお世話だわ!と思ってむかついたので、発散したくてこの記事を書きました!みたいな感じです。


ちなみに脳汁は、アムウェイめっちゃすご!やりてえ!と思ったことがあるのと、アッチェという水素の会社を一か月登録したこともある。


かいつまんで話すと、俺アムウェイやってるんだ、というイケメンのおにいさんについていき、アムウェイのセミナーへ行かせてもらった!カリスマ中嶋薫さんのスピーチを聞いて心震えたのと、海外でレディーガガやケイティーペリーがプライベートコンサートやってくれると聞いて、めっちゃ行きて~~~いいな~~~!と思ったのだが、冷静に、いや鍋売るのムズ・・・というのと、脳汁はビジネス根明なので、おにいさんのカリスマ性に再現性を感じられず、脳汁には無理。となってやらなかった。


アッチェはたしか毎月4,500円くらいの水素の商品を買うだけだったので、めちゃ安いやんと思い登録してみた。しかし単純にメンバーとのミーティングが負担になり、一ヶ月でやめた。単純に音楽性の違いによる解散であった。会社と同じで、即時のお金がもらえるか、仕事が楽しいか(自分が成長できるか)、どちらかでも満たされれば続けられるのだけれど、残念ながらどちらもなかった。

ビジネスモデル的に即時のお金はまず入らないので、カギは「仕事が楽しいか(自分が成長できるか)」にかかっていると思う。だからこそ、最終的には、結局、人だよね・・・とか思ってしまった。


あとは、行きつけの飲み屋で、マスターがダメと言ったのにニュースキンの勧誘をして出禁になった人がいたが、それはまた別問題だなあ~なんて思う。この場合は、ラーメン二郎でラーメン食わずに1時間しゃべってたら出禁になったみたいな感じなのかな。店主がやらないでほしいことをやってしまったのは良くないね。みたいな。違いますか。そうですか。



長くなりましたが、自分の無知を棚に上げて、あたかも鬼の首を取ったかのように振る舞う人、それに群がる野次馬に、ネットリテラシーや情報の格差を感じて、切ない限りです。

顔も見えない、知りもしない人が書いた記事を読んで、嘘っぱち掴まされているのは、一体誰なんでしょうね?


脳汁から言えることはひとつ。楽して稼げる方法なんてこの世にはない。絶対に。なんの苦労もせず得られる不労所得なんて、親からもらった土地ぐらいしかない。(ちなみに脳汁の実家には、家賃収入という不労所得が少しだけあるよ!)

信じるか信じないかはあなた次第です。そう、信じる信じないとかじゃなくてちゃんと自分で調べる癖、つけような。

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