ウルトラセブン効果
ウルトラセブンが4Kリマスターされて放送される
( https://www4.nhk.or.jp/P6565/ )ということで盛り上がる我が家。
4K放送が見られる環境が無いにもかかわらず。
取り敢えず息子と盛り上がるだけ盛り上がって「さて、とーちゃんはどうするかな?」と正気に戻った。
ビデオデッキは2台あるし、視聴するぶんには問題ない。
ただしディスクに焼くことができなくなってる。
さらに外付けHDDにデータ移動することもできない。(読み出しができないくらいに古い型のデッキなので。)
買い替えを考えたけど他に出費があって(そうだ!エアコンが壊れたから買い替えたのだった!)「急がないよ」と言っていたのだった。
エアコンは命に係わるからね。大急ぎで買ってもらったの。
「猫が死にます」と脅かして。
その後、新型コロナのおかげで給付金が出たけど、とーちゃんはがっつり取り込むつもりだった。家のローンがーとか言って。
給付もまだされないうちに私のパソコンが壊れ「中古でいいから買い替えたい」と言ってお金をもぎ取られ、かーちゃんにパソコン買ったからと息子にも少し現金を渡したとーちゃん偉いと思ったけど黙ってお軸の表装を5本も出してたのであんまり偉くなかった。表装も大事だけど今でなくてもいいじゃないの。
からのウルトラセブンですよ。
「でも、あの話はカットでしょ?」と言うとーちゃん。
「全話放送です!」
「それはすごい!」
ちょっと盛り上がったような感じで部屋に入っていって、それから特に何も言わない。
数日後、いきなり某通販のカタログを持って「かーちゃんかーちゃん、このデッキのスペックが判らんので調べて」と最新型のブルーレイデッキのページを見せてくるけど、なんとそこには型番も書いてないという素晴らしさ。
メーカーさんのホームページで探して、見つけたけど私にはスペックとかよく判らないし説明もできないなと思ったので印刷してとーちゃんにお届けした。
「字が見えないから、はい」
「字が見えないからお願いしたのにぃぃぃぃ」
老眼夫婦のショートコントみたいになってしまった。
なぜスペックを知りたかったのかというと、うちのテレビはNTSC方式。
つまりブラウン管のテレビなのですねぇ。
もうすぐ地上デジタル放送が始まるよーという2009年にテレビが壊れて買い替えたのがブラウン管テレビ。液晶テレビはちょっと好みに合わないからこれはこれでいいのですが、4K放送をデッキから出せるのかが問題らしかった。
結果的に、一般のご家庭で使うものですからHDMI端子にケーブルを挿してRGB変換機を噛ませてテレビに繋げば大丈夫なのです。難しいことは一つもなかったのです。配線をつなぐのは私がやるのでとーちゃんは後ろで「これをこう。あれ?これ要らんかった?」とかもちょもちょ言ってた。
最新型のブルーレイデッキで4Kチューナーを搭載している場合、HDMIケーブルも付いてきます。あとは必要ならRGB変換機を一個使えば大丈夫。変換機の電源はUBS給電なので外付けHDDをつけるUSBポートに挿して給電して、外付けHDDを使う時は変換機に休んでもらえばいいのです。
家電は普通のばーちゃんにも使えるようにできている。
そういうことでした。
とーちゃんは業務用のつもりで考えてたみたいですが、お仕事じゃないですからね。一般のご家庭ですから。
ということで、給付金が出るねぇと言ってた6月に「テレビ視聴環境を整備するのです!」とかいってtwitter で盛り上がったりしていましたが、まぁそれも実現は難しいなぁと思っていました。
まさかこんなに早くに4K放送が見られるようになるなんて!
ウルトラセブン、すごい。
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