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座位保持とADLの関係とは

本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!
478日目を担当します、ミッキーです。

僕のブログでは日々リハビリを行っている中で、感じたことを共有していく、疑問に思ったことを調べて共有していくといったものになっています。

◇はじめに

僕の勤め先の病院では時折、座位保持が難しく、介助が必要になる患者様のリハビリをする機会があります。皆さまの勤務先でもあることと思います。
そのなかで静的座位保持が可能なことで、どのようなことが行えるのか、行いやすくなるのか気になったので書いていきたいと思います。

では以下からは静的座位に必要な機能について考えていきます。

◇静的座位・動的座位について

「バランス」には,大きく分けて静的バランスと動的バランスの2つがある。「静的バランス」は座位,立位など姿勢保持を中心としたバランス機能であり,「動的バランス」は歩行や手を伸ばして物を取る,というような重心移動を伴う動作の中でのバランス機能である。

安延由紀子,転倒予防を目的としたバランス評価の文献的考察,日本転倒予防学会誌,vol.7 No.3,2021,13-18

とあることから
静的座位とは姿勢保持を中心としたバランスを伴う座位のことであり、
動的座位とは手を伸ばして物を取る,というような重心移動を伴う動作の中での座位であると言えます。

比較として動的座位についても書きましたが動的座位については次回で詳しく書いていくのでご了承ください。

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