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ポジティブな呼びかけが患者様に与える影響とは?

本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!
414日目を担当します、ミッキーです。

先日(23年6月2日)は和歌山市を豪雨が襲って道が通行止めになったり、病院周囲の田んぼが増水してあふれそうになったりするなど大変でした。
和歌山県の他の地域では病院内、店内への浸水があったとも聞いています。
皆さまのお住いの地域は大丈夫でしたか?

☆はじめに

今回は「ポジティブな呼びかけが患者様に与える影響とは?」というテーマでお伝えします。
皆さんは患者様にポジティブな呼びかけをしていますか?

行っている人も多いかもしれませんが、僕は近年ほとんど意識して行えていませんでした。
ネガティブな点について多く患者様に指摘していました。

そんななか、最近先輩からポジティブな呼びかけの重要性について教えてもらったので皆様にもお伝えしていきます。

ただ、ポジティブな呼びかけだけしよう!というわけではありません。

ネガティブな呼びかけ(できていないことを伝えること)とポジティブな呼びかけ(できていることを伝えること)のバランスが大事ということです。

ただしそのバランスは患者様の性格などにもよるのでその点は評価が必要です。

例えば、
依存傾向の強い患者様にはポジティブな呼びかけを多めにするとより、依存傾向が強まる可能性があります。
他には後ろ向きな言動の多い患者様にはネガティブな呼びかけを比較的少なくすることなどがあります。

そのように患者様の性格からもバランスを考えてみて下さい。

ではネガティブな呼びかけを多く聞くとどのように感じてしまうでしょうか。

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