オンライン五月祭の舞台裏(前)

4連休が終わってしまいました…
こんな情勢ですが、意外にも皆さん旅気分で、東名とか山の方はヤバかったみたいですね。
私?模範的STAY HOMEです。外出たい。

ところで、この4連休にはオンラインで五月祭が行われました。
今回は、初めての試みとなった今年のオンライン五月祭について、参加者側でも委員会側でもなく、企画側から、記憶の薄れないうちに振り返ってみようと思います。(感想は個人の意見です。)

企画始動

2019.11.30 上の代からの打診、引き継ぎ
4年生の利き酒をやっている中で、M1企画が行われていたというのは耳にしていたので、来年もやるんだろうな、という漠然とした感じでスタートしました。

昨年は食をメインに、身近なところで利用される農芸化学の知見を解説していただく形で始まりましたが、今年はそこに「薬」を加えて農学部からあまり想像できない分野もウリにしていこう、ということで、「食と薬の最前線」というサブタイトルになりました。

へっだー

2020.2月中旬〜3月
某コロちゃんがじわじわと勢力を拡大していく中で、委員会側からも「延期検討中」という通達がなされます。
開催されるかどうか不透明な中でも各企業さんに参加を打診しなければなりません。地味に心苦しい。

企画内容検討

2020.4月〜5月くらい
結局5月には五月祭を行えない、という連絡を受けました。そりゃそうだな、という感じではありましたが。

世の中はコロちゃんハリケーンです。そのような状況でも五月祭の開催に尽力してくれた委員会の皆さん、学祭という(多くの人にとっては)不要不急のイベントにもかかわらず、むげに扱わずに協議をしてくださった大学当局の皆さんには足を向けて寝られません。

2020.6月中旬くらい
どうやらオンライン化に舵を切っているらしいぞ、という話が流れてきました。
すごい。初めてのことなので若干不安もありましたが、なんか歴史を一緒に作っていけるような感じがしてワクワクしていたのも事実です。

企画に話を戻しましょう。
初めての試みにワクワクしていたとは言え、我々農芸化学の武器は実験化学。
対面だと実験器具をその場で配ればいいのですが、オンラインだと用意していただかなくてはなりません。その上、家庭で揃えられるものとなるとかなり条件が絞られます。

しかも、オンライン配信となると「機密性の保持」と「開かれた学祭」の両立がより難しくなり、セキュリティ的な面で難色を示される企業さんも出てきました。当然です。普通はオンラインで商品技術について広く発信しよう、なんて思わないわけですから。

(各社さん、ぜひ機会があれば来年以降もよろしくお願いいたします…!)

2020.7月〜8月くらい
いよいよ、オンラインで五月祭を開催することが正式に発表されました。
となると、まず考えなくてはならないのは広報です。

そもそも各大学の学祭が軒並み中止に追い込まれていた当時の状況で、五月祭をやる、という事実が、東大関係者も含め、当日までにどれだけの人に認知されていたのでしょうか(反語)。

発表から当日まで、2ヶ月弱、五月祭そのものの宣伝もそうですし、その中の一企画である当企画の宣伝も行わなければなりませんでした。

そうなると、個人の活動だけでは限界があります。
Twitter、Instagram、Facebook、質問箱を開設し、専攻・専修の宣伝をしながら(ちょうどその頃、東大あるあるの進学選択も佳境を迎えていたので)、五月祭についてじわじわと宣伝していくことにしました。

宣伝って難しいですね。
Twitterは文字数が足りない、Instagramは拡散性がビミョい、Facebookは普段使わなすぎて雰囲気が分からない。何がいいんでしょう…これが良いっていうのがある方はぜひアドバイスをください笑。




今回はここまで。

次は五月祭直前についてお話しする予定です。

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