のっとぅりーるプロジェクトについて

「のっとぅりーる」プロジェクトは、多文化共生のまち浜松で、「食を通じて、障害の有無や国籍に関わらず、ヒトとヒトが出会う橋渡しを」というテーマで、有志らが立ち上げました。浜松市内にある多国籍料理や福祉団体の運営する店舗を紹介するマップを作製し、箸袋という形で飲食店で配布しています。

マップ表

マップ裏

なぜ「箸袋」かって?ヒトとヒトが出会う「ハシ渡し」をすることが私たちのミッションだからです(つまり、単なるダジャレです)。ちなみに、「のっとぅりーる」はポルトガル語で「育む」、ヒトとヒトの縁や絆を育むという意味を込めました。

私たちは、特定NPO法人「クリエイティブサポートレッツ」と「EDIT LOCAL」が開催した「福祉を編集する!」というワークショップで出会いました。メンバーの中には外国人や障害者に関わる仕事をしている人もいて、定住外国人や障害者福祉を取り巻く状況を話し合う中で、同じ地域に住んでいるけど、日常で交流する機会が乏しいという、共通の課題が浮かび上がってきました。

画像1

交流する機会がないことで、「障害者」や「外国人」を自分とは違う属性の人たちだと一括りにしてしまう、それが差別や偏見につながっているのでは? そう考えた私たちは、箸袋を手に取った人たちが、食を通じて自然に交わることで、「障害者」や「外国人」というラベルが期せずして剥がれ、その奥のヒトと出会うことにつなげたい、そんな思いで動き出しました。

このブログも、プロジェクトの一環として運営しています。私たちの作った箸袋や、このブログがきっかけとなり、一人でも多くの人が実際に店に足を運び、おいしいご飯とヒトとの出会いを楽しんでもらえれば、嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?