【インドネシア料理マタハリカフェ】激辛!妥協なしの本場の味

浜松駅から徒歩1分。インドネシア料理「マタハリカフェ」は、雑居ビルの2階にある。

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中の様子をうかがえないこともあり、入るのに少し勇気がいるかもしれない。実は、取材に訪れたメンバーの中にも「いつも前を通るけど、いまひとつ店に入る勇気がなかった」という人がいた。

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事前に取材依頼の電話をすると、店主のフィトリさんが「正月明けはガラガラよー!来てー!」と明るく答えてくれた。しかし、店に入ってみると沢山のお客さんで大賑わい!誕生日パーティーを開いている一団もいるではないか。

この日は、メニューが一部限定されていた。「買い物いってないから~」としれっと答えるフィトリさん。さすが、インドネシアクオリティと言ったら怒られそうだけど、個人的には、このゆるゆる感がたまらなく好きだ。

私たちが注文したのは「サテ」と呼ばれるインドネシア風の串焼き。唐辛子を潰して練ったサンバルという辛い辛いタレをつけていただく。

この店の魅力は、あえて日本人好みの味に寄せず、本場の味を貫いていることだ。近くの日本語学校に通うインドネシア人学生や、現地に赴任していたサラリーマンも懐かしい味を求めてやってくるという。

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そんな本場仕込みの辛さに唇を震わせながら、行ってみたい飲食店について話し合った。冒頭で、この店に入る勇気がなかったというメンバーがいるといったが、実は私も福祉関係者のやっているカレー屋がいつも気になっているものの、入ることができずに、早20年が経とうとしている。

まず一歩なのだ。店に入る、その一歩先に多文化共生がある。私たちが作るマップや、このブログが、その一歩を踏み出すきっかけになればうれしい。

Writer : Matsumoto

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マタハリカフェ
店主のフィトリさんはバリ出身で、日本人の夫と来日した。前職は介護職で、日本語も堪能。メニューは、春巻きや大豆の揚げ物などのお惣菜を盛り合わせたナシチャンプルや、お好みで辛さを調整できるナシゴレンなど。ランチは、スープ付きで800円から。

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このブログは、有志による「のっとぅりーる」プロジェクトの一環で運営しています。多文化共生のまち浜松で、「食を通じて、障害の有無や国籍に関わらず、ヒトとヒトが出会う橋渡しを」というコンセプトで、多国籍料理店や福祉団体の運営する店舗の情報を載せた箸袋を作製、配布しています。

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