Walk Don't Run

昨日は加山雄三「ブラック・サンド・ビーチ」はThe Venturesの「Walk Don't Run」の流れで終わったが、今日はWalk Don' t Runの続き。
もともとこの曲はジャズ・ギタリストJohnny Smithによる1955年の作品。しかし、The Venturesが最初にこの曲を聴いたのはギタリストChet Atkinsのアルバム「Hi-Fi In Focus」に収録されていたバージョン。彼らはこちらをアレンジし、1960年にシングルでリリースし全米2位を記録。彼らの歴史はここから始まったといっても過言ではない。
この曲は様々に模様替えし、多数のバージョンが存在している。

1960年 Walk Don't Run(同名のアルバムもあり)
1964年 Walk Don't Run '64(全米8位 アルバム"Walk Don't Run Vol.2"にも収録)
1968年 Walk Don't Run'68 - Land Of 1,000 Dances(アルバム"The Horse"にも収録 拍手を被せた疑似ライブ音源)
1977年 Walk Don't Run'77(オリジナル・アルバム未収録)
1979年 Walk Don't Run '64(Re-Recording アルバム"オリジナル・フォー"にも収録 ディスコ・バージョン)
1980年 Walk Don't Run(Re-Recording)
1999年 Walk Don't Run(Re-Recording)
2000年 Walk Don't Run'64(Re-recording)

以前長年お世話になっていた方がこのような発言をしていたのを鮮明に覚えている。1960年代のライブ演奏は「パンク」だと。あのテクニックは尋常ではない。

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