【第二章:大波乱の超航海】深海の海鮮屋で光を喰らう -THE STAR NEXTAGE&龍宮城 LIVE TOUR「ULTRA SEAFOOD」名古屋&難波公演 感想備忘録駄文-
↑の続きです。
名古屋→THE STAR NEXTAGE→難波まで。
※本文の本分は自分用備忘録です
※人様に読まれることを意識していない脳内書き出し故読みづらい点多々
構成は
①名古屋総括
MC等と1部冨田、2部圭吾フォーカスしたのでその感想
②THE STAR NEXTAGE
感想。それなりに長文
③難波総括
MC等と音響トラブルやその後のインスタを見て思ったこと
④各公演ピンポイント感想群
この楽曲のここが今回はどうだったとか細かいヤツ
⑤新出楽曲についてアレコレ思うこと
脳内吐き出し。自意識強めのため読むの非推奨
↑まとめきれず後日追記
です。
【ULTRA SEAFOOD】名古屋
この曲のここがこうだった系(=ピンポイント感想)は末尾に記します。目次参照のこと。
ここでは口上、MC、総括感想を。
◎名古屋1部はこんな公演だったよ
・奇跡の4連番、からの下手ちゃべちゃ連番
・(私的)初の「歌え゙え゙!」煽り
・校歌はKENT
・ボーリング、目力、ダンスレッスンPSYCHO
・2MUCHまさかの笑い合わない事案
・突然の熟練者発言&初見にも魂削らせる強烈リダ
○LATE SHOW 口上
○MC 1部
○冨田フォーカス 感想
ULTRA SEAFOOD、13公演入れるので各メンバーフォーカス回を設けようと企み挑んでいる。
名古屋1部は冨田。精度は低くも、公演終了後きちんと冨田でお腹がいっぱいになるほどには、浴びることが出来た。
やっぱりデカいと見失いづらいのかも。すばらしい利点👍
さて、冨田侑暉さん、一言で言うなら、カッコイイ。
浅くてほんとにすみません。。。
でも、ダンスになる手前の所作、余白部分が、ずーーーーっとイケている。
さらにそのイケ度が、曲のテンションや音のノリによって絶妙に匙加減されている。
一楽曲の中の流れはもちろん、セトリ全体の流れも俯瞰して飽きさせないアップダウンを構成しているような。
冨田だけを見ている人でも龍宮城が作り上げる喜怒哀楽を取りこぼすことなく味わえるような。
そんな多大な読解力と実現力が必要なある種茨の表現をされているな、と思ったわけであります。
龍宮城への責任感、といったものが随所に感じられた。
だからこそ、ドームという言葉が上滑りしないなと思う。
知らんがなの話ですが、アカウント作成当初から私の固ツイもドームなので
("ドームアーティスト"は利点がとても多そうだから、以外の本質的な意義が恥ずかしながらまだ掴み切れていないところではありますが…いやでも最大限でっけえ紫の海は価値あるな…兎にも角にも行ってみないとわからんな)
、明言してくれるの嬉しいです。
上を目指す冨田といえば、1周年インスタライブにて、春ツで一度訪れていた横浜をもう常連呼ばわりしていたことを思い出す。
ふとした言動に滲むバグ高向上心がとても好きです。
他にも冨田のMCはファンへの思いやりがたくさんで嬉しい。
「地方まで来てくれるから」発言も冨田さんからでした。
そういうとこ!!!
◎名古屋2部はこんな公演だったよ
・またしても奇跡の4連席ドセン
・B面にして完璧
・校歌はKEIGO
・久々のKENTやり返しララバイ
・兄弟SENSUAL発音ヤバめ
・ZeppNagoyaからおかえり
○ITARU KENT 漫談
ハイ、もう、そういうことです。
札幌までで抱いていた疑念が確信に変わりました。ありがとうございます。
なぜ恋心なのか、その考察は進んでおりません、、、
○MC 2部
最初に黎君挨拶。
「闘ってください」が耳から離れない。
常に核心を突きつつも優しい言葉遣いをする黎君が、豪直球かつ強い声音で投げていた。
うだうだ書き込む人生ROM勢、万年休憩、頑張り切れないで自己嫌悪すること10年の自分、もろデッドボール、死にそうになる。
すごいMCでした。
この日のMCは先生が頻出したが、その方法にも各々のキャラクターを感じられた。
(しっかり名前を出す春空、一言も出さずとも敬語で表現する黎君。)
良いですよね、こういう違い。
○KEIGOフォーカス 感想
そして名古屋2部は圭吾君フォーカスに挑戦したわけなのですが…
1公演じゃまったく足りない!足りないよ~~~!!!
自分はパフォーマーの表情を見る癖があるので、こんな顔するんだ、という新発見は多かったものの…
何故?のところが読めない。そこがすごく面白い。
推し相手なら思い描かれたストーリー内容を読み取れるのかと言われても、それはもちろん妄想の域を出ないのだが、
ストーリーの存在自体と感情の波を感じ取り、(妄想し、)自らの解釈を入れ込んで音楽とパフォーマンスを楽しんでいる。
しかし、圭吾君にそのメソッドは通用しなかった…
彼が何をを思い浮か表現しているのか、あまりに未知数だった。
どちらかというと、マインドが表現の奥底に潜んでいるタイプだと思う。
そういった方が表に出してきた時がまた、たまらないのです(とか言ってる傍から難波でしたね。)
私の中で唯一解釈の余地がある圭吾君パートは、「抱きしめて突き飛ばす」。
「抱きしめて(上)突き飛ばす(下)」と皆が顔を背ける中、1人だけ顔残してるアレ。(たまに至氏も残してるかも)
人間のごちゃごちゃした感情の矛盾を表すこのシーンで、一人だけ突き飛ばしたい衝動を客観視しているというか、
「突き飛ばしたい俺なんて」という自分に優しくない冷淡なメタみたいなのを感じる。
すごく苦しいです。
◎総括
中盤、とは。
ここまで6公演見てすべて激熱。普通にすごい話です。
好きフィルターかかってるのはそりゃそうなんだけど、毎回胸打たれるのは龍宮城が都度これ以上なく本気でぶつかってくれるから。
セトリを全部把握していようが、ステージから予定調和を一切感じないので、新鮮な緊張感があるのだ。
後半戦も果敢に楽しみ挑みたい、と、思っていました。
あんな大波乱が待っていようとは、、、
【THE STAR NEXTAGE】
◎慚悔
えー。色々書きたいのですが。
何書くにしても「昼の部遅刻したくせにな」という己への突っ込みが止まらないので、
まず慚悔の意を吐き出させていただく。
ネクステのHPを見て14:00開場15:00開演と思い込み(これ前日の詳細)、
春空がインスタ投稿したちゃんみなのカラコンゲットしよ~と暢気にドンキに寄り道し、
結果14:30頃に最寄りの国際展示場駅着。
そこで目撃しました。Twitterに上がった龍宮城のセトリを。
瞬時にすべてを理解し頭が真っ白になった。
加勢できる体と時間があったのにしそびれるなんてあっちゃいけない。
ほんとに、今後、絶対に、気をつけようね。
フェス系は、ちゃんと出演日の開催概要を確認しようね。
◎あの日のこと
そんなこんなで、昼の部のパフォーマンスはすべて見逃した(サイアク)。
最後の集合写真撮影があると知り、会場入りして他アーティストさんを観覧する。
(意気消沈しすぎて立てなかった…こんなファンでごめん圭吾君…)
Kpopの方のMCタイム(愛嬌タイム?)の尺にほへーとなったり、
当たり前だけれどKpop同士の音楽は似ているところ多いな~でもそれぞれだな~と感じたり、
岩橋さん元気になっててよかったなーと思ったり。
そうして時は過ぎ、写真撮影へ。久々の2MUCH衣装、皆々麗しい。
一番印象に残ったのは態度。
挨拶はいつものように丁寧だし、他のアーティストが龍宮城の後ろを通る際は小さく屈む心遣い。
謙虚と強欲が両立しているグループは大成するに決まっているだろう!!!
えぇ、Mr.FORTUNEですが何か???
撮影時後ろ向きになって、賢人君が至さんの腰ぎゅっと寄せたのを目撃できましたから、もうそれだけでも儲けものでございました。
THE STAR NEXTAGE公式さん、お写真、いついつまでも、待っております。
──────────────────
夜の部までの合間にFF方とお喋りし、なんとなく状況を察する。
が、龍宮城との真剣勝負に関係無し!
でっかい専用ペンラを持ったKpopファンに囲まれようが気にする暇なし!
こちとら紫の煌めき抱えて勝負するんじゃい!!!!!!!
単番ドセン前方遮るものなしもろ見え(と錯覚する)位置でド緊張、
し過ぎて携帯落下、
結果一曲目SHORYUから「カメラは置いて、魂で」踊り叫ばせて頂いた。
(緊張しすぎて普段なら絶対間違えないところで振りミスしたのは内緒)
絶妙な緊張感漂う、紫の光が点在する空間で私にできることは、(というより私がしたいことをいつも通りしただけなのだけれど、)
声の限り叫び、光物をぶん回し、音楽を楽しむことだった。
いつものように多くは語らない龍宮城。
いつものように全身で叫ぶ龍宮城。
いつものように曲を届ける一点張りの龍宮城。
此れだから好きだよ。って気持ちが止まらなかった。
名残惜しくなるあっという間の遊泳時間。
ワンマンだって秒、は嘘、90分が体感30分だけれど、今回は20分が5秒に感じた。
それだけとっておきの玉手箱だったと思う。
そのあとのアーティストさんを見ながら、尺についてあれこれ
(オファー時点から彼らは知っていたのだろうかそれともタイテが出てからの後出しだろうか国内出演者もそれなりに居るとはいえ古家さんが司会の時点でKに重きが置かれたイベントなのは自明だけどそれでもツアーの合間縫って届けに来る決断してくれたんだもんな休んで備えるより拡げる闘いを取ったんだものな格好いいなごにょごにょごにょ、、、、)
考えもした。
でも、やっぱり今日も本物だったから。
大勢の前で披露する以上の更なる意味をパフォーマンスから感じたから。
龍宮城の闘志が響いたから。
だから良かった。
モロアウェイは去年のバズリズムでも経験しているし。
今回のほろ苦さもあの時のようにバネになるのではないか、そう思えば大切な日だなと、どこか美談に落とし込んでいた。
◎後日談を経て
美談の後味が美味とは限らないと、5日難波の圭吾君のMCで(詳細は別章にて、目次参照)思い知らされた。
尺がどうなんて話ではなかった。
私からしたらお目当てのアーティストがステージに立って全力のパフォーマンスをしてくれる。そりゃ良い思いするに決まっている。
でもステージの上からは、見たいものを見れるわけではない。
有象無象の現実しか映らない。
ステージが生きがいの彼らにとって、叫んでいるのに届かない苦しさがどれほどか、測ることは決して、できないけれど、、、、、、、、、
キツイなんて、こちらが言っている暇はないな。だって良い思いしてるんだもの。
その分、少しでも彼らがステージを楽しみやすいように、ボルテージガンAGE舞い踊りで行くしかないな。
遊泳区作り、担がせてください。
安心してほしい。
私たちは、私は、貴方たちが思っている以上に、楽しんで、ブチ喰らっているから。
ほんと、ライブの後の遊泳区民、良い顔してるんだよな。
──────────────────
ちょっと苦いことも書いたけれど…。
ネクステ前日まで「外部でも共に闘いましょう」的な、
外でも自軍よりライバルだぜという相当ストイックな発言をされると思ったら、
「来てくれた人ありがとうございました」
「こんなファンが集まる遊泳区があって幸せ」
「皆さんが思っている以上に届いています」
なんて伝えてくれちゃって。
そんなツンデレ好きに決まっとるがな。
総じてすごく貴重な機会だった。
承知していますよ、ライバルは時に誰よりも味方に成るということはね。
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あ、そうだ、1個書き残したいこと。
スタンス違い多いと思うので閲覧注意。
外部で「オルタナティブ歌謡舞踊集団」の読みを間違えられたからといって、龍宮城の格には響かないと思っている。
響くとしたらイベント主催側ですよね。だって下調べ不足で間違えているのだから。
ついでに、ここから、超絶今更の吐き出し。
「オルタナティブ歌謡舞踊集団」その意味は龍宮城が見出していくものだと思うし、先生からもメンバー本人からも定義づける発信があるので私なりの考えは何も無いのだが、ただ、表の場で「アイドル」と呼ばせないバリア的な意図があったとは思う。
もちろん、アイドル下げは一切していない。
単に、人は、呼ばれ方によって中身が変容していくことが往々にしてあるという話。
昇進して「課長」と呼ばれ出すと責任感が湧くなり、「先輩」と呼ばれていくうちそれらしい態度になるなり。
「アイドル」ならこうすべき?このほうが「アイドル」っぽい?
そんな行動原理はさて置いて、自分の心のままに、呼称イメージに囚われることなくのびのび表現なさい、という、先生からのお達しに思えて仕方ないのだ。
そもそもアイドル観なんてもはや人の数だけあるしな。
「アイドル」という言葉 を 語ることはあれど、
「アイドル」という言葉 で 語るのはあまりに難しい。
だって、とにかくややこしい。ので、呼称がそこから離れている事、私はすごく気に入っている。
(ただ便宜上使わざるを得ない時もある世知辛い)
読み間違えを機にただ持論をぶちまけたかっただけのやつ。すません。
【ULTRA SEAFOOD】難波
◎5日はこんな公演だったよ
・下手しあちゃん連番
・後半開始を痛感する繰り返しPSYCHO
・校歌 Ray すごく力入ってた
・朗詠 KENT
・BOYFRIEND1番声音事件
・春空高笑い
※LATE SHOW口上は飛んだ
「見ているだけじゃ頑張った人の残り物しか手に入らないから」のやつ
○MC
このMCを経て、あのネクステの感想になりました。
〇BOYFRIENDの賢人君
1つ特記させてほしい。
この公演から始まったBOYFRIEND1番の賢人君の歌声の変化、本当におったまげた。
いつもの(ちょっとの背伸びは感じれど)等身大の歌声と別に、ひと役被った演技の歌声を習得されていたのだ。
賢人君ほどの実力者ならばその選択肢があるのは自然なのだけれど、
いざ目の当たり、いや耳のあたり(読み方は知らん)すると、とても驚いた。
しかも、演じたキャラクター性が、米尾賢人さんの"表の"イメージぴったりだったのだ。
朗らかで元気で明るい、きみと居ることが楽しくて仕方ない僕。
そこから、2番になるといつもの歌声、つまり等身大の賢人君が剥きだされていくのである。
そんなの、更なる意味が上乗せされているが、、、なんという構成力、、、、。
現時点では以降総てでこの歌い方をされている。今後どのように持ってくるのか、非常に楽しみ。
◎8/6 1部はこんな公演だったよ
・下手通路前しあちゃん連番
・Buddies SENSUAL
・「愛はある」大復活
・「好きです」事件とアレクサの帰還
・アカペラがすごくきれいだった回
・校歌 KEIGO
・8/6の日に当たり前でないこと
○ITARU KENT 漫談
ありがたレポツイにつけたし。
いやいやいやいや、、、、、、
「好きです」言っちゃったよ~~~~~!!!!!!!
こっからどうすんだよ~~~~~!!!!!!
頼むから失恋オチやめてくれよ~こっちがハートブレイクするからよ~~~!!!!!!
シーッ、フ~ッ、土ォ!のところで毎回あ~!て声が上がるの、初見の方が喰らってる~!って嬉しい気持ちになる。
〇MC 1部
最初に黎君の挨拶。
オタ活を日常からの一時的開放、非現実的な楽しみを求めること、としている人は多い。私も現実逃避の代表選手である。
そのような現状を知っているであろう彼が、耳触りの良い「闘い」だけを謳うのではなく、遊泳区という(この文脈なので言わせてください)クローズした世界に、誰もが向き合うべき現実を発信をした。
また一層の尊敬が募った。
しかも戦争は、昨今、自ら拾いに行かなければ触れることも少ないものだと思う。(私は今思えば毎年Twitterに思いださせられている。生活。)
社会にうったえるなら、社会を知らなければならないものね。
その意欲にあふれている黎君の今後を、黎君のみる社会を、アウトプットを通じて一緒に見ていきたいなと改めて思った。
自分は戦争映画を断続的に見ているので(たったそれだけで意識したことにしたがっている自分が恥ずかしいが)、何か言い残すことがあるとすれば
・「ジョジョ・ラビット」(王道で申し訳ない)
・「日本のいちばん長い日」(長くて申し訳ない)
がおすすめ、ということ。
大事なのは考えること、私はそれをサボってしまっては、、、闘えないのになあ、、、、、、、
◎8/6 2部はこんな公演だったよ
・上手単番
・暴力的なrain of k゙i゙s゙s゙
・SENSUALマイク
・スピーカー、死す。からの巻き返し
・いけるっ?
・叫べるやんなぁ
・サドンデスです!
・ヤコバまでのガンダ
〇スピーカー、死す
今、難波を終え、駆られるようにしてこれを書いている。
あの時の温度感を残しておきたく、かなり長文、そして盛り盛りです。
龍宮城がオルタナティブ歌謡舞踊の真髄を見せてくれるように、
遊泳区民、応援するの向こう側の真髄を、少し見せられたんじゃない???
難波公演2部、12曲目のBOYFRIENDを終え、次のLATE SHOWに向かってインストとKEIGOの口上が始まる。
毎回少しずつ違えどある程度パターン化はされているこの口上、今回のは私は初めて聞くものだった。
ここで、メインスピーカーの音が途切れた。
返しは生きていたので、反響しているような小ボリュームの圭吾君の声だけが会場に残る。
何が起きたのか分からないまま、観客にも演者にも、確かに緊張が走った。
ほんのわずかな間のあと、音消滅を認識した圭吾君が、「やりたいと出来るは別、それでも!」と、もう一度おなじ言葉を続ける。
その心なしか震える声が、すべてを繋いだ。
さすがの動揺で一瞬弱まった口上中恒例の観客の手拍子がすぐ、より大きな音の波を作った。
おぼつかない記憶なので捏造かもしれないが(サイアク)、混乱と手拍子の中でそう繰り返す圭吾君。他のメンバーは顔を見合わす程度、大げさな身じろぎなど一切しない。
切迫感にじむ声音、奇しくもリンクする言葉、巨大な緊張感に包まれる会場。
でもここで、自我自賛ならぬ自軍自賛になるのだが、遊泳区民は負けなかった。
無駄な声もあげず、キョロキョロと注意を散らすこともなく、溢れる想いはすべて手拍子に込め、真っ直ぐにステージと向き合っていた。
私も、状況と相反するように研ぎ澄まされていく集中力を自分の中に感じた。
曲すら介在しない、龍宮城と観客だけの共闘の時間が、そこにあった。
他のアーティストとそのファンだったら、こうはならなかったと思う。
「音止まっちゃいましたね」って、どうしたんだろうワハハって、ステージが意識的な意味で中断される展開だって、この世のどこかには存在すると思う。
でも私たちは真剣勝負をしているから、あの選択肢しかなかった。
物理的に中断しても、少なくとも私の意識は、ライブの最中だった。
そのあと、心を落ち着かせるように言葉を切った圭吾君。
(イヤモニから指示来てるのか?とも思ったが返しがあるんだからイヤモニないよね多分。動画でも見えないし。)
あの場の舵取り人として、続行か、中断か、逡巡しかけたのかもしれない。
その間も観客の手拍子は続く。
追い詰めていないだろうか、そんな不安が過ぎりもしたが、彼はもう一度、覚悟を決めて口上を再開した。
この「絶対に大丈夫」が、圭吾君にとってのまじないとなり、観客にとっての願いとなり、Zepp難波に届いたのかもしれない。
そして今書いていて、「絶対に大丈夫やから」と、絶大な目力と共に釘打つ先生の姿が思い浮かんだりもするのだ。
続行を決意したKEIGOがポジションに向かい歩き出す。メンバーが追随する。スピーカーは原因不明で落ちたまま復旧していない。
やるんだ、と思った。高揚した。歓声がわっと沸いた。
「2 LATE SHOW」
音楽の代わりとでもいうような止まらない手拍子が印象的だった。
普段声の上がらぬ間奏でも歓声が止まらない。
最後まで演舞しきって、流れ通りMCの圭吾と冨田がセンターに立つ。
そこで場内アナウンスが流れた。
スピーカーの不調のため一時公演を中断するとの旨だった。
2人がお辞儀をし捌けていく。
もうしばらくして、落雷の影響であること、再開に向け作業中であると追加のアナウンス。
さらに続けて、復旧に10分以上はかかるのでトイレ休憩可能と伝えられた。
ZeppNambaさんの素晴らしい迅速な対応のおかげで、不安な時間は最小限で済んだ。
でもそのわずかな間で私はいろいろ考えてしまった。
これ、復旧しなかったらどうするんだろう…?
公演中止?
メンバーも観客も万全なのに装置不備で断念、「生」とは言ってもその実電子信号に置き換え増幅器を使わないことには成立しない現代音楽の前提を嘆く?
返しだけで続行?
LATE SHOWは乗り切ったものの、Zeppに集うプロたちが音楽と認められるものなのだろうか?返しのスピーカーの向きを変えられたりするのかな…だとしても…
なら、マイク無しオールアカペラ?
個人的にはこれが一番しっくり来て(無い話です)、でも一番非現実的で(無い話なのでね)、変な汗をかいた。
今回はZeppNambaさんの力、そして数々の守護神が宿っている龍宮城の力によって事なきを得たのだが、次おなじことが起こったときどうするのか、彼らの中で議論されているかもしれない。
どんな結論か、少し、気になる。
改めて公演再開のアナウンスが流れ数分。
舞台裏の僕最強円陣が、復活したスピーカーにのって轟いた。
観客総立ち総喝采。メンバーが登場する。
「2 LATE SHOW」
2回目完全体LATE SHOWで再開する選択に、妥協しない、流されない、正々堂々といった龍宮城の鋼の意志を感じた。
ピッチより勢い、といった感じで、メンバーの興奮が歌声にも表れていたと思う。
〇MC 2部
2回目のLATE SHOWのあと、進行通り始まったMC。
2回目LATE SHOWや、「皆さんの力を借りる前にまず僕たちから」の発言から、表現者の矜持を感じざるを得なかった。
ああ、この人たちは、表現のプロ、それすなわち先頭を走る使命を自覚しているのだなあと、
傲慢オブザイヤーの共感性苦渋と素直な信頼とが同時にわいてきた。
〇余韻
もともと終演後間もなく出るヤコバを取っていた私、双眼鏡、発光バングルライト(消すのもままならなかった)、ジャパサングラス(願掛けで自ら掛ける)を身に着けたままひたすらに走った。
雨の中傘も持たず光りながらサングラスで難波をガンダするヤバ女爆誕。
ジャパサングラスのおかげで間に合いました、ありがとう😎
バスの中で続々と届いたインスタたちを、興奮冷めやらぬ中開いていく。
黎君
https://www.instagram.com/p/C-VBy0mTTON/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
アクシデントでオタクが(言ってしまえば少し過剰に)盛り上がってることは知っていたはずですが便乗せず、伝えたいことに実直に、でも「どんなことがあっても」と少し匂わせるという塩梅が術師でした。
宝物と言ってくれたあの日のMCしっかり覚えています。ありがとう。
(ていうかお鼻そんなんになってたんだ非常に丁度良くなくて良い、良い超えて天国、、、)
賢人君
https://www.instagram.com/p/C-VG2zTT5pN/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
「助けられてばかりなので」「正々堂々戦って伝説に残るLIVEが出来るように」
(正々堂々→)アクシデント無くとも、(助けられてばかりなので→)自らの、龍宮城の力で伝説を作りたい、と。
常に自分を顧みて、見つけたネガティブはバネにして、次はもっと高く跳躍する賢人君の、KEN🥋T道がありありと綴られていて唸りました。
圭吾君
「信じてくれてありがとうございました」
スピーカー没後の手拍子、プレッシャーになっていないかと少し心苦しかったのですが、あれはあれで良しだったと思える言葉を頂けました。ありがとう。
緊急事態の舵を握らされ、それを乗り切った自分を存分に誇示してよい(というか私ならしたくもなる)のに、まず出てくるのが感謝なんだな。どこまでもついていきたくなるリーダーです。
「抑えきれない悔しさ」
誇示するどころか納得いっていなかった。自然現象相手なので反省点と言ってもこちらからは想像つかない内面的な話なのだろうが、それを乗り越えた姿が楽しみです。
(スピーカーが)死んでも(ステージは)死にきれない、伝説だったと思うけどね。
冨田
そうなんだよ、”持って”るんだよ。
ライブ中音響不全、まぁあるかもしれない。近くに落雷、まぁこれもなくはない。
龍宮城の、難波公演中に、落雷で、音響不全、その後復活、は、役満だよな!!!!!!!!
運営サイドも”龍神様”降臨と認識しているようでほほえましかったです。
(その中悔しがってる勢の自我の強さ、、、ヤバくて好き、、、)
春空
「最高にアツい歓声とても嬉しかったです」
カワイイ!ならよかった!素直な感想いつもありがとう!救われてるよ~!
S君
これだからギャル好き
いたる氏
達観の境地至が味わえるとても良い投稿。ごちそうさまです。
結局何が言いたいかというと、アクシデントに誘発された伝説では満足できないと、熱も冷めやらぬアクシデント直後に感がるような人間が、少なくとも2人もいるということの、シビアさです。
今回は天然と人工ハイブリッドの奇跡だったように思う。
100%人工素材、メンバー全員が歓喜と達成に満ちた汗を流す、最も気高い奇跡を見るその日まで、ライブを見ていたいと思う。
【ピンポイント感想】
○名古屋 1部 A面
下手~10列目あたり。ちゃべさんと連番でるんるん。
▽SEAFOOD 全員
・ウケる、ヴィラン風
▽Mr.FORTUNE マイクリレー
・えすれいのぶつかりが史上最もガッツリ。
・いやいやいや、はッ?の大げさな顔。
・賢人君後、だが断る中、随所で「エイエイエイエイ!」の煽り黎君が一番 よく聞こえる。
・要らない、はがなり調
・前髪少し触る冨田がずるい。(オルバ気味の前髪たまにちょろっとしてた)
・冨田パートで力こぶみたいにする黎君良き。ってメモあるけどどこのこと?
▽BLOODY LULLABY
・「歌え゙え゙え゙!!!!」煽りは初めてでは?
▽バイオレンス
・料理のように、で口開ける春空を発見。沁みる。
・rain of ki゙~~~ss
・バイオレェンスのあと3本指はたはた観測
▽SENSUAL
・頭ちょっと立ち位置つくまで遅くて最後の2歩走り気味だった賢人君
・至の服ぐん掴んで胸のところのびてた
▽火炎
・けごれい絶好調
・至パートでめちゃめちゃ激しい黎君、なんなら顔見合わせに行く勢い?
・最後のけごれいは圭吾超えて対岸のS君とも爆笑み
▽JAPANESE PSYCHO
・冨春:ボーリング少年PSYCHO
・えすたる:目力はじくPSYCHO
・れんと:ダンスレッスンPSYCHO キレッキレでうけ。
・賢人君2回くらいサングラス落とす
・アレェッ?!はムンクの叫び風手つき
▽校歌
・KENT(参照:第1章 US 23日 2部 校歌)
▽Mr.FORTUNE
・「行くぞ名古屋あ゙あ゙あ゙」回収
▽朗詠
・春空(参照:第1章 US 23日 2部 朗詠)
▽2MUCH
・えすれい、まさかの笑い合わない。
DWでは普通に笑い合ってた。何だった?
▽BOYFRIEND
・冨田の彼氏面
・ギャルピ
▽LATE SHOW
・口上は別目次にて
・爆笑み健在
▽SEAFOOD
わさび喰らうとき
○名古屋 2部 B面
通路後ろドセン。🐱、ド、🍑様方と連番。
ぶっちゃけ、記憶が無い。メモも無い。
▽BLOODY LULLABY
・ITARU「叫べる?」Ray「闘り合おうぜ名古屋あ゙あ゙あ゙あ!!!!」
・冨田煽りは歌えから「叫べェ゙え゙え゙!!!!」に戻る
・賢人君久々の反撃。難波までの間に唯一この公演のみ。
▽(B面だけど)完璧
・小劇は黎君が倒れるパターン
・至、止める時方だったのが、腕を掴むに代わっていた
▽SENSUAL 兄弟
・呼び起こす「センッシャァㇽ」てな感じでヤバめ
・「僕たちだけの、ノート」が完全に二人の世界。舞台と客席の合間に透明な幕が見えた
▽LATE SHOW
・「愛はある」冨田完全に喉休め→難波で復活
▽JAPANESE PSYCHO
・アレェ~~?
▽2MUCH
・えすれい爆笑み復活。昼はなんだったんだ
▽SEAFOOD
・SEAFOODとMCでドセン譲ってくれる🍑氏。好き。
・激かわギャル系「ウ、ケ、る」きゃぴきゃぴ✌GAL
○8/5 難波 A面
▽SEAFOOD 全員
・綺麗なお姉さん彷彿とさせる曲線系ウケる
▽バイオレンス
・rain of … kiss(キッス↘(吐息交じり))、黄色い歓声
▽JAPANESE PSYCHO
アレえ?!ちょっと低めの声、片手万歳わたわた大慌て
▽BOYFRIEND
・エンタメじゃなきゃ無理でしょギャルピ
▽校歌
・めーちゃめちゃ感情載せてて、首も動く動く
・案の定口上
▽Mr.FORTUNE
・春空歌い終わり高笑い
▽2MUCH
・爆笑み(火炎もDWもLATEも全部)
・あれ芸能人、横ピース顔傾けほっぺにぷにゅ(多分)
▽SEAFOOD
・正々堂々⤴
語尾、かすれながらもちょっと上げる感じで、激やば
〇8/6 難波 1部 B面
▽BLOODY LULAABY
・「叫べる?」「闘り合おうぜ難波ァ!!!!」
▽SENSUAL Buddies
・もう一度の後2人でお辞儀
・S君のポエトリー、見た目と声音に反してすごく明るい声なの毎回ギャップで良いなと思う
▽JAPANESE PSYCHO
・コーレス練習
・アレぇ?サングラスずらし圭吾見る
▽2MUCH アカペラ
・最初至が7音発して、そこに重ねていくチューニング、過去一綺麗だった
▽SEAFOOD
・ウケるゥ!片腕拳を上に突きのばしてキャピる
▽その他
・どこか忘れたが賢人君、圭吾君の声が枯れて、ハードスケジュール……….となった。私の喉粘膜もってけ!!!!!
〇8/6 難波 2部 A面
▽SEAFOOD 全員
・回らないでめちゃめちゃ腕回すS君
▽バイオレンス
・冒頭「血が大騒ぎ」でフリを間違える黎君。3個目の両手ガンッを最初からやっちゃってた
・rain of K゙I゙S゙S゙~~!!!!暴力的
▽もう一度欲しがって
・欲しがろうよ、が史上最えろ
▽SENSUAL
・鼻先、あたりで賢人君のマイク入ったのに「?!」となる
2MUCHツアーでもやってたので単に今回音量がデカすぎて目立っただけかもしれない
▽JAPANESE PSYCHO
・嫌いな上司、のあとの😊👍かわいい
▽完璧
・後ろに聳える飲み込みそうな手をはねのける強い意志
なんか1個コードが違ったような
▽SEAFOOD
・冒頭「いけるっ?★」事件簿
ほんとに黎君の切替力には毎度頭が下がる。
全然ついてけないよって思いながら必死こいて踊る、ほんと滝登りだよ、、、、
・ウケるは、右四本指を綺麗にそろえてほっぺにピトっ。
▽SHORYU(→↓↘+P)
・Ray 「ZeppNamba ラ゙ストスパートいけるかぁ゙?!」
・春空「叫べるやんなぁ↘」→黎君特大笑顔
・S「行くぜ大阪ッ、、、行くぜ大阪ッッッ!!!!!」
ハイ、アツい。でも問題はここからで、、、
・KENT「サドンデスです↗!!!!!!」
いやあ~~~~~。言葉にならぬ。ここから思わず賢人君を見始めてしまったわけですが、"爆"していた。あの精緻な型みっちみちに詰まったパフォ―マンスをする賢人君がはみ出していた。普段からラスサビの振りきりあげて~は激しい傾向有るけど、次元が違ったものな。びっくり。
大阪公演、賢人君の新たな一面があまりにも多かった。
▽RONDO
・けごとみのマイク交換がいつもより尺たっぷりで…….
ほんとここの考察誰か落としてほしい…….私にはお手上げ………
・「時よ止まれ」のあと腕を動かすときのカクッ具合にその日の力加減が現れるんですが、強かったな。
▽DEEP WAVE
・黎君がめちゃめちゃたのしそうで良かった
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