うそ -龍宮城 SPRING TOUR「DEEP WAVE」感想備忘録駄文-



【前書き】

龍宮城SPRING TOUR「DEEP WAVE」。此度は1つの世界、ストーリーを見せてもらったように感じる。
いや、見ただけでなく追体験をしたのかもしれない。揺蕩いながら、何の中にいるのだろうかと、自分の居場所や精神の居所を自問する、座禅のような時間。

坐禅でもありつつ、実際繰り広げられていたのは狂乱で。光物を掲げた右手は筋肉痛に、飛び跳ねた足は棒になったこの宴、たいっへん楽しかった。書きながら特に実感している。

さあ、今できることは思い出を書き残しておくこと。死んでも死にきれない伝説たちを思い返し心に刻むこと。伝説は語ってなんぼですからね。
それではいこう、深淵の世界に。

※これは自分用備忘録駄文です。人様に公演の様子を伝えたり何かのお役に立てばと思いつつも、本分は未来の自分が思い返すために書いています。黎春寄りです。

※OP BGM、MC、歌割等の事実部分(有用性のある部分)は太字にしています。

<参加公演>
3/25 Zeep Yokohama 1部・2部
4/1   Zeep Haneda 1部・2部
4/2   Zeep Nagoya

【OP BGM】

※横浜1部のみ

ヨルシカ - 晴る
SUPER BERVER - 儚くない
uru - あなたがいることで
菅田将暉 - ユアーズ
川崎鷹也 - 僕と僕
宇多田ヒカル - あなた
夜明けと蛍 - n-buna ※誰の歌唱か分からず
椎名林檎 - 罪と罰
優里 - かごめ
中島みゆき - 孤独の肖像

横浜1部、プレイリストとしてすごく好き。繋ぎがよく、流れが自然で、気持ちが整う。羽田1部も藤井風や宇多田ヒカル気持ち良いと思っていたら…

春空セレクトだと知って、もンンンンのすごく嬉しい。
これが、最近音楽を聴きはじめた人が作るプレイリスト?彼の無限の音楽性に乾杯。

りゅぐって、みんなで盤のおすすめし合っているのだろうなあ。被っているアーティストが多くて。かわいい。

直前曲は中島みゆきの「孤独の肖像」。DEEP WAVEにぴったりな歌詞でしたね。
「皆独りぽっち 海の底にいるみたい」「いつも僕が側にいると 夢のようにささやいて」
なまぬるくてもろい、幻のような逢瀬を謡うあたりがすごくマッチしている。

「残酷な天使のテーゼ」、「恋しさと せつなさと 心強さと」に続き、開幕直前曲は先生が決めているのだろうか。
もし仮に龍宮城メンバーだとしたら、よくこの曲引っ張ってこれたなあ。アンテナの感度、尊敬。

ちなみにりゅぐ初見のリア友連れて行った横浜2部、この曲流れ出して今にもライブが始まる大緊張!てタイミングで突然
「うちの母親さあ、顔がちょっと中島みゆきに似てんだけど、この前何も言わずに髪ピンクに染めたんだよねえ。」
とぶっこんで来られたの一生忘れない。教師されてるお母様、おもしろすぎるだろ。中島みゆきの引き出しでそれ出てくるの最強かよ。

【登場】

シルクのような柔らかい薄ピンクの布が上手に三浪吊り下がり、下手には山型に掛け置かれる。

ステージを染める薄紅色の光が、ミラーボールに反射して客席まで放たれる。
流れるBGMは神秘的で、人里離れた小さくも奥行きある空間、たとえば洞窟や教会を連想させる。美妙さと荘厳さがまざりあう音色に、意識が研ぎ澄まされる。

MVの世界観を感じつつもあのひんやりとした冷たさはなく、むしろなまぬるさで満たされている。
これが遊泳区…?蕩けそうな空間は、らしからぬだが、どうだろうか…

光に包まれながら静止している龍宮城メンバーたち。

あれはマリオネットだろうか?操られるようにカクカクと動き出す。
別日には、カクカクというよりはフラフラという印象も受ける。
でもやはり、意志を感じぬ何か。

賢人君が掛け置かれた布をくぐってこちらの世界へ入ってくる。

バラバラだった6人が彼の元に集い、ひと波起こすようにいっせいに揺れる。
途端、6人がいるのは水面の奥で、我々は盥の前からそれを覗いているのだと悟った。

【BOYFRIEND】

賢人君が歌い紡ぎ出す。6人が彼を囲み舞いながらその世界を拡げていく。
踊り手が歌い手の円周上にいる構図がほとんど崩れないので、やはり盥を連想させる。

毎日傷ついて、なのに痛みに慣れることはなくて、辛い。だから自分を守るため、必死になって繕って、でもその行為すらやっぱり痛い。もう、手放してしまおうと思うのに、そのたび、きみがやさしくするから。だからここまで来てしまったんだよ。

でも、きみのやさしさもいつのまにか痛くて
、僕は僕にやさしくなれないんだ。やさしくしたいのに。そこに、惹かれあうの先がありそうなのに。

「やさしくしたいのに」で自分の肩を抱く賢人君に、最終公演からしばらくが経った今日も、たくさんのことを考えさせられている。

どうしようもなく繊細で、泣いていて、でも怒っている、誰にも言えずにしまってある大切な心を、賢人君の滑らかな歌声と時折まざる激情の濁音が、これ以上なく表してくれていた。

lalalalala~の部分の振り付け、前半はめちゃくちゃに荒れた不規則に動く波のようで、後半はゆったりと流れどおりに揺蕩う波のよう。
恋しさ、痛み、怒り、たくさんの感情で内心はごちゃごちゃな彼と、それを表に出さず日常を過ごす彼の二面性を表していたのではないだろうか。

前半の「突き飛ばす」は、突き飛ばしたがっている人の声なのに、
後半の「突き飛ばす」は、突き飛ばした先のことを怖がっている人の声音にきこえる。
人間味あふれる表現に思えて、ここの声がものすごく好きだった。

あと細かいポイント達。
「言えない消せないあと四文字」の斜め上指さしの振り付け、ただでさえ長い腕を、四文字目でさらにグッと上に引っ張り上げる黎君。好きです。
「全部忘れさせたい」は喉の奥から食いしばるかのように口ずさむ黎君。
「珍しいことじゃないとか」は外野人として口ずさむ黎君。かなしそうにも見える笑みが辛い。フッと笑顔が消え真顔に戻るのが、また一層含みを持たせてくる。
春空の突き飛ばすはタメがあってとても良い。

賢人君とその他との歌い訳が本当に残酷だったなあ。自分が加害しているような気持ちになってしまって。
あの時の傍観は、それはつまりナイフにもなりきれていない無駄に尖ったガラクタを無自覚に振り回し、誰かに血を流させていたのかもしれないんだなって…

"ふたり"の時間に、たくさんの未練と慈愛を抱えながらも、孤独な方を選んでしまう賢人君。あるいは、賢人君が演じた主人公。
その人がこの公演の中心にいるのだろうと思った。

【DEEP WAVE】

時計の針がカチカチッ、メンバーも背中を向けながら針を真似てカチカチッ。

どこかに吸い込まれていくような音。続く、ざぶん、と波の中に放り落ちる音。

dpロゴが浮かぶ。そして始まるDEEP WAVE。

ここで私たちは盥の中に潜り込むのだと思う。
BOYFRIENDで(別れたかどうかにかかわらず)孤独を選択した主人公とともに。
彼が生き残るため抑え込んでしまった心たちを、生きるために解放させる場所。その名も龍宮の遊泳区へと潜っていく。

めくるめく変速が特徴的なこの曲だが、すべてのテンポにふさわしいダンスが誂えられている。
そのどれも、とにかく激しい。どの瞬間も動き続けている。きっと息つくのさえ必死だろうに、曲のどこかダウナーさを持つ雰囲気を損なわず演舞する7人。やり切っている、、、

この曲、音源だけ公開された時は「きみを」探してくれるから、遊泳区の中にいれば独りじゃないって、ゆらめく波の中で幻想的な縁結びをしてくれる歌だと思っていた。
けれど、MVとツアーを経たら、対して孤独の話に思えてくる。深淵に単身で潜るこわさ、振り切って一歩踏み出す勇ましさ、あるいは波に落ちざるを得ないような理不尽の事象、それを超えてたどり着いた場所の冷たさ。
めくりめく変速は、波でもあるけれど、不安定をも表しているのかな、なんて。
逆に言えば、孤独の中に見出す繋がりだからこそ(エイエイ間奏中7人が輪になる振り付け)、感じられる温度や質感があるのだろう。

唯一、文字通り止まる「Hold on!」はなんだか息継ぎしている気分。超短いけれど。龍宮城、止まったら死ぬマグロのように進み続けているけれど、しっかり息継ぎしてね。自愛を大切に(急にどうした)。

そして、この曲で確信したことが一つ。
黎君、低音が前にも増してきれいに出ている。きっとすごく鍛えている。声変わりもあるのかな?ほんとに感動しました。

春空の生の「きみを」はすごかったね。あの瞬間お客さん全員が「きみ」だったね。会場の隅から隅までもれなく圧倒する声色。
音楽の音量も合わせて上がっていたと思う。チーム総力をあげてのキラーポイント。
磨いた歌声で染め上げる春空。いや~…春空~~~…

春空パートの「つまんないでしょ?」でシンメのえすれいが微笑み合うのすごく良い。
そのあと正面向くと黎君はニカッてお口開いてるのにえすくんはニマってお口閉じてるのもっと良い。

黎君のパフォ中の笑みはさ、楽しそうってのはもちろんなのだけれど、なにより今このステージの時間に夢中になってます!没頭してます!て感情が伝わってくるからすごく好きなんだよね。
てかえすれい笑い合いポイント多くてありがたい。ありがとうございますもっとください。

最後浮かび上がる(のかたどりつくのか)賢人君が発する妖しい声音の「龍宮城へようこそ」
もう、BOYFRIENDの主人公ではない、龍宮城のKENTがそこにいる。
いつだって龍宮城のライブには、遊泳区のマスターこと米尾賢人のこの言葉が欠かせませんなあ!

【SHORYU】

龍宮城に招待され深く潜った我々が喰らう一発目。

「巻き返せるかなあ!!!!!」

開幕しました2024年!!!辰年!!!!龍宮城の年!!!!!!!

もちろんFCライブで2024開幕SHORYUは終えているのだけれど、それでもやっぱりこの気持ちが止まらなかったね。
年度の変わり目でもあるし、改めて2024年獲りに行こうぜっイケるぜって気持ちでいっぱいになった。

また、公演ストーリーの中では、龍が牙を剥く瞬間。起こされた波は会場を襲うBIG WAVEに変貌する。

その圧を全身に浴び、湧き上がりはじめる何かを拳にチャージしてオイオイしてたら…

間奏のダンスブレイク~~~!!いや~構成カッコ良すぎっしょ~~!!!
何度か行けば展開分かってるはずなのに、毎回新鮮に興奮し声が出ました。最高。

マイクを置いてから背中向きに立ち位置に向かう冨田、両手でOの字の背伸びしながら、ゆったり歩くんよ。
それはクローズじゃん。ハイトーン×デカい×狂気の男がそれやったら、もう喧嘩始まる合図じゃん。無事、ダンスでボコられました。

お手振りのところ、黎君まったく手振らずもうマイクに夢中&感激して言葉にならないって感じのパフォーマンス。
FC動画で言っていた"自分の中のやりたいこと"を叶えたら黎君はあんな感じの顔をするのだろうな、等と思いしみじみ…。その後に続く深いお辞儀も、彼の人間性が溢れていた…。

春空はマイクを客席に向け、空いた手でもっともっと!と手招き煽りしていてとても可愛い。
彼の無邪気に新しい世界を楽しむ姿には、頬が緩んでしまう。地獄の住人なのに、その業をはねのけてしまいそうなほどの瑞々しさ。とても、まぶしい。

RONDOでも思うのですが、龍宮城がマイクを置く、マイクを取るという行為は覚悟の表れで。
このダンスパートを踊るたび、彼らは初心と向き合わざるを得ないわけで。エグいことするなあ、先生たち。

改めて、龍宮城の世界で板を踏む彼らがスタートする。物語が起する。

圭吾君の「巻き返せるかなあ」のがなり、至の「今すぐ勝負」のゾッとする表情、全部にブチ上げ。

このあたりで巻きキープのためにつけられたであろうワックスが、汗や動きと掛け合わされることで本領発揮し始め、髪もボリュームが出て暴れ出す。
みんな、ぶっ続けで歌って踊って、ほんますごいや、、、
(名古屋ではさらさらストレートだった黎君がさらさら具合を維持されていたのもまた素敵でした。)

【BLOODY LUALLABY】

ブチ上げからのブチ上げ。もうどうしていいかわからないよ、でも反射で叫ぶよ1234!

冨田の煽りが私のみぞおちを直撃し、呻きのように半強制的に「ブラッディララバイ!」と叫ばされる。最高の心地です。

「真っ赤っかな子守唄」で真っ赤に染まるのも、そのあとドゥンドゥンドゥンに合わせてビカ光りするのも、最高の照明だった。

改めて、照明、ほんっとに最高だった!下手天井に垂らされた三浪の布は、なんとサイドが線状に光る。視覚的効果がものすごく強い。要は、超カッコイイ!!!
あの装置を開発した方はボーナスをたくさんもらってください。

先生から渡されるオルタナティブロックの楽曲たちは、強く激しく楽器が鳴り響くし、そこに負けじと存在感あるボーカルがのってくる。
そんな情報量の多い演目たちと照明のマリアージュが、本当に多くの観客が言及するほど素晴らしかったのは、名の出ぬスタッフ方の熱意のおかげ。
羽田でお隣になった方が、普段そういう方面のお仕事をしているのでとても面白かったと仰っていました。
最高のインスタレーションをありがとうございました。

そんなこんな、視覚でも聴覚でも煽りにあおられまくる2連続のブララバの目的。
それは、SHORYUでBIG WAVEに吞み込まれかけた私たちに対して、波を起こすのはあなた自身だよと気づかせる、私たちが主導権を握れるようにするためのセトリだったと思っている。
その証拠に、「さァ後悔しようよ」と歌う黎君は、客席を2階の隅まで全部見やって誘ってくるのだ。

サビ、「過ちは~」の腕ガシガシするところは黎君に釘づけ。黎君の腕大好き。
「かなしみのようで」の首ぐるんは冨田に目がいってしまう。首の長さと肩の広さのバランスが最強。冨田の首元には宇宙が広がっている。

「紫外線が焼き付く僕ら〜」後ろでバタバタと飛び跳ねる黎君がむしゃら。
ここまで息つく間もなくダンスナンバーを繰り広げ、汗が滴り、呼吸は大荒れで。なら、後ろでフリーの振り付けなんて、多少控えめにしたって、休憩にあてたって、良いじゃないかと思う。それでHPのバランスが取れるのなら、それもきっとプロのはず。
でも、誰一人そんなそぶりは見せない。絶対にやり切らなければ伝わらないという、よく言えば信念、ある意味では(語弊を恐れず言うと)強迫観念が、手を抜かせない。
強迫観念、というと彼らの意志外のように聞こえてしまうが、そうではなく、いやある意味その通りで、曲の力なのだ、と黎君が語っていた。やり切るしかない曲を渡され、真剣に向き合い、落とし込んでいるうちに、おのずと背水の陣的精神状態が作り出されるのだろう。しかも、同じことをしているライバルが目の前にいる。
ああ、本当に「自分ひとりの力ではない」のだな。だから見られる景色がきっとある。なくてはならない、絶対作るぞ!

そして!なにより大事な!殴り!の後の!(殴り合いは2回目の方で書くんで一旦次いかせてください)「耳を貸してよ」!!!!!!
ここの黎君の表情観るためだけに上手に入るなどし計15回目撃してきた中で!
横浜2部さ~~~!!!まあじで罪深かった!!!!!もう拝んだ拝むしかなかった。
いつもより右足に重めにのった重心、もたれているような姿勢、上半身の脱力具合、、、アーメン。からの目閉じ口半開き………ちょい開きじゃなく半開き……….ジーザス!!!頭が!!!爆発する!!!!”!!!!

名古屋もやばかった…え、目開いてませんでした…?幻想…?なんかもう…はい…南無🙏


【BLOODY LUALLABY】2回目

至「まだまだ血が足りないねぇ…皆さんそうですよね?」

至らしからぬ血腥さに痺れました…
かかるイントロ、いつもの反射、よりデカくなる1234!!!

「たかが外れている」。その言葉以外に表せるものが無いように思う。
ガッパリ開けられた口、すべての関節が飛んでいってしまうのではないかと思うほどの激しい動き、まさに人間を越えた姿。

最初の肆漆の向き合い、春空は圭吾君の顎を指先で撫でたり、がっつり触れていたり、いつもドキドキさせられているのですが…

首絞めとったど!!!!(多分羽田2部2回目)

春空、振り付けにないジャンプを入れてくるくらいブッ飛んでました。
これがッ好きなんだッッッというバカデカ感情を拳にぶつけました。

「朝が来るより先にィィイい゛〜⤴︎」「いくぞぉぉおおお゙!!!」が被ったときはエネルギー爆発が観測され、被害規模はおそらく地球超え。皆灰になったよね。

2サビ春空「say! ブラッディララバイ〜」
煽り声と歌声を一瞬の隙もなく切り替えられていた、訓練の証………大切………

して、間奏の殴り合い。2回目では賢人君が反撃に出るわけだけれど…
そもそも元の蹂躙の意味は何だろうかと改めて考えさせられる。
夜行の血の衝動を抑える曲、言い換えれば生の衝動を昇華する曲。加虐、暴力が本能だとでも言っているよう。
でも、それってすべて「きみ」という、相手がいて初めて成り立つのだよな。
404のライブハウスは狩場として有用だったのかもしれないが、彼らが演奏中あんなに楽しそうなのは、きっと観客がいるからで。
本能だからって、それは一人で完結するとは限らない、むしろ捨て身で取っ組み合いして初めて、通じるんでしょ?……なんだか先生の怖いお顔が浮かんできた……
賢人君が殴り返してきたときの黎君のギラギラとした目、血しぶきを無心に拭う手さばきは、悦びの表れだろう。。。
はじめてここまで考え込んだけど、やっぱヤバい曲だねこれ。夜行だわ。存在が。

ラスト、メンバーが続々と倒れる。背中からだろうが頭からだろうが関係なく、表現のために躊躇を捨てている。受け身をとっているか怪しい体使い。少しトラウマが刺激される。でもやっぱり、美しい。
最後、中央に残った至を上手の黎君が薙ぎ払う。そしてはじまる、朗詠の時間。

【朗詠】

もう、行っちゃおって 顔を沈めた

(沈めた盥からガバりと顔をあげ、必死に空気を取り込む呼吸)
… チッ
余計な感情に、邪魔された

なにかあるかもって、飛び込んだっ
なんにもなかったから、仕方なく羽ばたいた

いなくなっちゃえよ
って言われて、はじめて気がついた
ここにいたいなんて1ミリも思っていなかった
もう良いやって思ってしまっていた
この先もきっとずっとこの繰り返しだからっ

下で横たわっている奴らが上から目線で見下ろしてくる
無視できなければ0点、満天の星空になるのはいつだ
いつか!いつか いつしか いつも
それが現実になるのはいつだ
いつか!いつか いつしか いつも

ひたむきに角を曲がり続けて気づけばまたここに戻ってきていた
勝ったつもりで負けていた
嫌なことから目を背けていた
あらゆる闘いから逃げていた
別にそれでもよかったっ…!

うそ

(マイクを指一本ずつ丁寧に握りしめる)

切り拓け、昇りきれ、抗え、戻るな、止めるな、甘えるな、足掻け、藻掻け、打ち勝て

歌え、踊れ、叫べ、狂え、高く昇れ、深く潜れ、どこまでも、どこへでも

ねぇ

Mr.FORTUNE

Hey Mr.FORTUNE

I'm going DEEP!!!

アッハッハッ

ねぇえ!Mr.FORTUNE

Hey Mr.FORTUNE

I'm going DEEP!!!

やれるか名古屋ぁああああ!!!!!


喰らった。ツアーの中でいちばん。

私の中で黎君は、努力の人。努力するのが好き、と自他共に認めているけれど、私には無い才能で、だからこそそれがどんなに宝か痛感している。その宝をピカピカに、泥まみれに、体現している彼が好き。
そんな彼が、逃げていたと。
人間だからそんな時があるのは分かっている。本人からそういう言葉をもらったこともある。
けれど。逃げても別にそれでよかった、どうせ繰り返しと誤魔化し諦める己さえも、言葉にされた。

今の私そのもの。

誰より情けない身分生活を送っている。
社会的には存在せず、自分の赦しも得られず、終始ダメダメである。卑屈にもなる。ライブには行くくせに、人生は動き出せない、一歩踏む先が見つからず、いやもしかしたら探そうとしておらず、足が宙に浮いている。

宙に浮いているうち、これでも良いのかと思いはじめる。だって痺れてきたし、耐え忍んで入るし、生きてはいられるし…

うそ

死んでるよね。ぬるく、濁った、なのに臭いすらしない、暗くも明るくもない、なんでもない、なにかに沈んでいる。
なにかの正体はいつまで経ってもみえない…

(これ以上は公開する気持ちになれない、というわけで自分のためだけのnote下書きも作っておくよ。立ち止まったらそっちにおいで。)

最後にひとつだけ、心を込めて言わせてください。
「角を曲がる」を息づかせ続けてくれて、語り続けてくれて、ありがとう。

【Mr.FORTUNE】

FCライブの時もでしたが、詩のあとのドゥグドゥグドゥグドゥグ(イントロのことです)は情緒が迷子になりがち。

でも、ウーララする賢人君の眼差しを見つめ返せば、猟奇的に可愛く驚く圭吾君を凝視していれば…

…いつの間にか一緒になって投げ出し拾いに行っているのだよね〜

これが音楽×ダンスの力か。感情に寄り添う時もあれば、捻じ曲げる時だってある。

この春ツで大方踊れるようになってきました。
夏ツまでに極めていきたい所存。
「はぁこの感じ?」は賢人君とバッチシ向かい合わせでやり合いました。2人だけの時間ありました。※拡大解釈レス

【Mr.FORTUNE feat.ITARU&KENT&Ray&KEIGO&S&冨田侑暉&齋木春空】

「1234567〜!HAHAHAHA」

冨田がこわい。でも後ろのピース軍団が可愛い。どうしよう。
(ウサミミのように頭のハチでピースを固定させた罪深いやっちゃは賢人君だったか…?かわいすぎて絶句。)

「狭すぎぃっ ランキングはぶち抜きっ、あーーーーーーい」

イントロがドゥグドゥグドゥグドゥグ。私の鼓動はドクドクドク毒。

全員:Hey Mr.FORTUNE   Hey Mr.FORTUNE

KEIGO:見たことないのによく言えちゃうね※0

全員:ねぇMr.FORTUNE   ねぇMr.FORTUNE

KEIGO:外れた占い誤魔化さないでぇ?

春空?:僕らはいつでも常に規格外
    狭すぎランキングはブチ抜き合い

KEIGO:学びに稼ぎかなりヤバすぎ未来
    生意気?そこがやっぱりおもろい?right!

壱番
ITARU:Listen to theストーリー
    ここで出てきたスローイン※1 
    「エイ!」
    何も持たずにここにいる
    なんて言わせない世界一の不良品
    「令和のレトロボーイ」
    何がレトロで何がボーイ
    予想見通し全てを壊してく
    今宵天から授かるMr.FORTUNE

弐番
KENT:やっと見つけたこんな俺にも
     出来ること好きなこと 「──── (i u a i〜!) 」
    ────    ────(標的なして) ほらもっとやれるよな
     キラースマイルがキレッキレ
     才能がねぇとか 「イヤイヤイヤ」
     ほら傷ついてねぇとか 「は?」
     ネガティブですとか
     そんな弱みすら握り取ってやる※2
     that's right?
     負けねぇぞ

全員:Hey Mr.FORTUNE   Hey Mr.FORTUNE

KENT:見たことないのによく言えちゃうね

全員:ねぇMr.FORTUNE   ねぇMr.FORTUNE

KENT:外れた占い誤魔化さないで?

Ray:僕らいつでも常に規格外
     狭すぎrrraンキングはぶち抜きあい

KENT:学びに稼ぎかなりヤバすぎ未来

Ray: 生意気?そこがやっぱりおもろい?right!※3

参番
Ray:楽しいことばかり
   でもほとんどハッタリでガッカリ
   優等生とかハイスペックとかうんざり※4
   こちとらミスターパーフェクト
   悪いけど全部がナンセンス
   ────────(一本勝負さwork in)
   24年トップへ
   (潜在全開変態遠海現在でっかい展開)(enkai ×7)
   こいつらとあなたがいれば問題ない
   赤信号ストップ──(共立)の青で紫
   始めましょ?始まっちゃってるけど

ITARU:Mr.FORTUNEいい加減にしときな
    傷つけてばっか自己完結しときな
    分からないからワクワクしちゃう
    占ってもいいですだが断る
    だが断る ×6 ※5
    見たことないのによく言えちゃうね

全員:毎日連続こんなに連続
   出来るよ出来たら出来たで連続
   どうして?こんなに?そんなに?Don't worry?

KEIGO:えいえいえいえい投げ出し拾いに行こう

全員:僕らの名付けた星座がbreak out
      見上げる星空煌めく

冨田:I'm crying!

全員:出来たね出来たて!

KEIGO:はぁこの感じ

全員:だけども僕らは全然全開

肆番
KEIGO:毎日履いてるナイキのシューズでバースを蹴って
    ライブに広がるでっけぇ海に船をダイブ
    お財布よりもサイファー
    オルタナティブマイク一本暴走
    才能が最強で 「──(burn on)」
    何を言われても気にしない自分次第
    背負うよギャルの底力が桁違い※6
    あの日見てた景色はこれからもここにある
    ガン見しろ俺らのSHOW※7
    明日を生きる主人公
    「シンデレラアーティスト」※8
    俺らドラゴンパレス

伍番
S:ほんまもんの夢を見せに来たんだ
  ──いい上質な「サイファー」
  恐怖なんてない──(稀代の)トップ「ソルジャー」
  もっとよりスキルアップ最速のレイサー
  ────(今はこれがある) ────(捉えたしろもの)
  ゼロから紡いできたオーダーメイドの命綱※9
  完全に独壇場
  マイネームイズ目力ボーイ
  深海への招待状 龍宮城のナンバーファイブ

Ray:あしたのことなんていまは知りたくない
   たのしみな予定といまを見つめていたい
   どの街も忙しい誰しもが忙しい
   理由は要らない AH〜  要らない

全員:Say!  毎日連続こんなに連続
   出来るよ出来たら出来たで連続
   どうして?こんなに?そんなに?Don't worry?

春空?:えいえいえいえい投げ出し拾いに行こう

全員:僕らの名付けた星座がbreak out
      見上げる星空煌めく

冨田:I'm crying※10

全員:出来たね出来立て

KENT:はぁこの感じ

全員:だけども僕らは全然

陸番
冨田:Aye どうも滋賀のアイドル高校生
   お前らまだまだいけるか?!
   生き様────「ゲームロード」
   狂って撃ち込む「激ヤバチート」
   666のデビルコード
   1,2チェックマイク1,2 このマップ震えるぜ※11
   憧れ蔑み?興味ねぇ
   昇り詰める─────(一度きり)
   次は俺の時代だ

【漆番】
春空:誰しも持ってる心に宿す炎※12
   神の声もつ男
   ────────   ────────(~歯車)
   でも俺は持ってるぜ大きな器「まじか~」
   ──────── ────────
   着飾ってく「一張羅の鎧」
   ────(聴かせる) ──── ──── ────(〜届かす)

S:毎日連続こんなに連続
   出来るよ出来たら出来たで連続
   どうして?こんなに?そんなに?Don't worry?
   えいえいえいえい投げ出し拾いに行こう
   僕らの名付けた星座がbreak out
   見上げる星空煌めく
   I'm crying
   出来たね出来立て
   はぁこの感じ
   だけども僕らは全然全開

※0(ずるいかしら?)(番号振り直すの面倒くさかった):圭吾君がこのパートを〜!ラップverの歌割りシャッフルとても楽しいね

※1:至のルーツであるサッカー用語から引用されてる。熱。

※2:闘う米尾賢人像が純度100%で言葉になっている。涙。

※3:うしろにメンバーがついてKENT軍vsRay軍の構図
    マイクリレーバトルが始まってしまいそう
       いつかそんなのも見たい。強欲でごめん

※4:ライムキモチィィ〜フロウサイコォォ〜⤴︎
       7人の中でいちばんノれた。誇。

※5:だが断るの煽り👂✋ないたるさんかわいい。
    ごめん場違いなこと思っちゃって。
       あ、場違いにかわいいいたるといえば、音楽劇バイオレンス中夜行を跳ね除ける時のヤァ〜て声を思い出しますね。なんの話?

※6:ジャパ祭初聴時いっちばんストレートに入ってきたフレーズ
      圭吾君、ダントツの聞き取りやすさ、まさにシンデレラアーティスト
      彼は歌姫でもありラップスタァでもある

※7:師且つ対戦相手のサンプリング。痺。

※8:シンデレラボーイからシンデレラアーティストへ
      00の紹介フレーズを使うという縛りがあったと予想しているけれど、見事な羽化
       こりゃみんな痺れたのではなんて勝手な妄想

※9:Sくんがこの言葉を大切に持ち続けていること自体が大切。命。

※10:歌割りシャッフルになってもこれだけは絶対譲らない冨田。好。

※11:好きなものをアーティスト活動に積極的に取り込む冨田、誰より先をいってるなと思う
         彼は長く舞台に立てる人だと思う

※12:0年0組に出演するまでは炎を持て余していたであろう、
   言わば少年Aに最も近かったメンバーがこのワードを放つ威力
   そしてすぐ後に神の声という特別を配置するセンス。怖。


【RONDO S弾き語り】

FORTUNE  のラスト、えすくんが歌唱する間に捌けた6人。黎君がひとりマイクスタンドを置きにやってくる。
これ、セトリ構成中に「誰かここでスタンド持っていこう」てなった時、すぐ「僕やります」て言う黎君が妄想できるのだけれど、どうだろう。龍宮城愛が溢れんばかりだからさ。

さて、佐藤海音の弾き語りです。
あなたのアルペジオはキラキラと儚くて。
あなたのブリッジミュート(あってるかな?)は優しさに満ち溢れていて。
きっとあなたの心の音色なのでしょう。

スポットに照らされ可視化するスモークが、えすくんが歩んだ道のり、そしてえすくんに募る思念に思えてくる。

今回弾き語りをするえすくんを初めて見ましたが、確実に01の「1」を刻みに来たなと感じた。命綱の一糸なのではなかろうかと。

あの龍宮城が織りなす舞台に1人で立つヤバさは2MUCH圭吾君の時にも考えた。
あの時はそのまま背負う、引っ張る、見据える、そういうものを感じたけれど。
えすくんの場合は拡げる、貫く、包む、そんな意義を感じた。

とにかく、彼の歌声(と顔)を存分に堪能できる夢のような時間だった。

【SENSUAL】

RONDOのlalalaを歌い継ぎ始まるSENSUAL。

lalala。歌詞なき歌声。
言葉にできないことはたくさんある。言葉を超える。あなただから表現できる。
0年0組でアヴちゃん先生がそうおっしゃっていたことが思い返される。
BOYFRIENDのlalalaも美しいですよね…(すぐBOYFERIEND立ち返るな)

100万回言われているであろうが、メンズユニットを読んだ後で見る本家せんしゃる、クるものがある。

ただ、ほんとのところは、あれを読んだからというより、(龍宮城のどの曲にも共通するが)回数重ねることに深みを伴って変化していくので、現実として最新で最上の危険な香りを嗅がされてるのだろう。

もうバズリズムライブの時のように、手を取り合い跳ね上げるタイミングがズレてしまう2人はいない……成熟したノート……それでもきっとまだまだミドル……やっぱりすべての瞬間が大切だな…

そしてこのツアーの賢人さん少し特別。たかが外れかかっているというか。
特に名古屋はもんのすごく挑発的だった。
至も遠慮が一切なく、ほんとうに恥ずかしい?見せつけてない???と思うなどしました。

【SEAFOOD】

SENSUALのlalalaのインストがかかり、Sず(えすはる)がデュオのポジショニングをとる。
ちなみにこの時のインストが本当にえすずのものだったとしたらこたばわりやばいなあ。残念ながら特定不可能だった…有識者…😇

そうはさっせなっいよーんと、いたずらギャルっ子黎君が飛び込んでくる。

3人が背を向けて並んだ。ああもう美味しい😋。いっただっきまーーー

…….かんわいいいいいい!ナニコレ!かわいくって食べられない!

早朝大あくび、わさびツーン、海賊カンパイなど数々のきゃわゆらぶ💗キラーポイントがございましたがなかでもッ!わたくしめがッ!一番喰らわされてしまいましたのはッ!!!!

「マーメイドあり得るゥゥうう」にてえすず(えすはる)が行っておりましたァ~~~?!

マーメイド座り!!!!!!!!!!!!!!!!

なっがいお足をそろえてペタリ座り込むその姿が!かんんんんんんんんわゆくって!!!あんな人魚がおったら人間には見つかってはいけないよ…取り合いで戦争が起こるよ傾国だよお…!!!はやく深海におかえりになってええでも行かないでえええええ

サビのSEAFOOD音ハメダンスもいちいち可愛くてとどめ刺されるしな…ヤバ曲。

きっとあなたは叫びます、と先生に予言された通り、鯉の滝登りのように大いに口を開け必死に発する

「高まる水産!」

そして何より、

「イエーイ!」

私の人生初のギャルピ、ここに捧げられたことを誇りに思います。

私の人生に、ギャルという言葉、属性、人となりは縁遠かった。龍宮城を好きになってから圧倒的にその言葉、メンタリズムに触れることが増えた。
まだつかみ切れていない。けれど、ギャルの核は自己愛とその表現なのだと思う。足りていないな。まだ足りない。足りないよ。ギャルの道、お手合わせ願います。

「たあんと召し上がれ!」なこの曲で開幕するライブがゆくゆく生まれることを夢見ています。最高過ぎる。

【JAPANESE PSYCHO】

圭吾サマとその護衛親衛隊(とみ、たる、んてぃ)、下手より侵入。いちばんでかい冨田が先頭を張り、だがしかし圭吾サマのお顔が見えるよう屈みながらの体勢。愛おしい。
パチパチパチ。圭吾サマは手拍子をうたれ

「おもしろい。ぴっちぴちだね」(羽田2回目のみ「まだまだぴっちぴちだね」とサイコみマシマシのお言葉。)

とお魚たちに声をかけられる。我々愚民はその尊い拍手に賛同させていただく。
護衛親衛隊のもってきたサングラスをかけられ、すぐ洗脳にかかったえすず。
対して、毅然とした態度で距離を取る黎君。いや黎様。さすがでございます。

しかしながら早くも圭吾サマの手先となったえすずに拘束され、ヤバいヤバいと必死の口パクで抵抗するも、なんと圭吾サマ直々にサングラスをかけられてしまう。
この際ッ!名古屋にて!一発ではサングラスのポジショニングが合わなかった圭吾サマ!わざわざ!クイッと押し込めるようにして黎様の見栄えを整えており!!!愚民は感激してしまいました!!!!!尊い!!!!!!

無事皆がPSYCHO化したところで今ひとたびの拍手。優雅にお手を振られる圭吾サマ。万歳。

「皆もなりたいよねー?」

もちろんでございます。湧き上がる恐怖にふたをし、その圧倒的王者の前で膝をつきかけ…アレ?コレでいいんだっけ…?───────────────

「JAPANESE PSYCHO Aow!!!!」

狂乱。乱舞。

一生懸命踊っているので何も覚えてません。抱えた違和感はすべて発散させてしまうの。まさしく洗脳?

Aメロ前の「JAPANESE PSYCHO~」、FCライブの至を取り入れたような滑らかさ。
龍宮城はメンバー間のリスペクトが、口だけでなくパフォーマンスにも滲んでいるところがアツイ。
良いと思ったものはすぐ取り込む貪欲さ、明け渡す器、すごく素敵。お互いの度量を信頼し、同じ方向を見据えているからできること。

「サンラァァ⤵ァァ⤴ァアア➚イズ」良。どこかの公演では煽りも入っていたなあ。
形を止めない、定番もない、そんな龍宮城が大好きです。

【お言葉】

LATE SHOWの前に圭吾君の言葉が来ることには必ず意味があると思っている。
私にとって龍宮城のライブに出向く大きな理由の一つが圭吾君の言葉。

残せるものを残しておく。

<横浜1部>
音楽と出会ってから僕らはいつだって興味津々で、悔しいの口癖はずっと続くだろう。
不思議だ、あの頃より今の僕の方が若いと感じるんだ。
自分を信じる才能は誰しもが持っている。
頑張っての一言じゃ終わらせないために、この曲を届けます。

音楽を知る前よりも、ぴっちぴちである。龍宮城は音楽で。私は何で?そんな座禅の時間だった。

<横浜2部>
別に笑われてもいい、龍宮城になってそう思いました。
年齢も性別も関係ない。
本物は記憶と胸の中に残り続ける。
死んでも死にきれない伝説を作るために今日ここに来ました。
今からでは遅い、よく聞く言葉
無理に決まっている、よく聞く言葉
そんなことないから、ほんの少しの勇気を持ってくれれば、龍宮城は隣を走り続ける
だからこの曲を届けます

唯一参加できたFCライブ2/21の2部と似ている言葉たち。
あの時は本当に喰らったなあ。やっぱり隣を走ってもらえる身分ではなくて、落ち込んで。
それでも死んでも死にきれない伝説、彼らだけでなく託された私たちが時に語り、時に絶句し、作り上げていくもの。その一端に成れたのなら。

<羽田1部>
生まれてからそんなに立ってないし、、、

この歌を皆さんに捧げます。

圭吾君が途中で飛ばしてしまったようで(気づいた黎君が優しい顔で圭吾君を見つめていた)、それに伴い私の記憶も飛んだ。
ただ、あまりに衝撃的だったこの言葉だけは覚えている。
そう、貴方たち生まれてからそんなに経っていないのだよね。若さを溶かすどころか若さを蓄えているようにも見える、その自覚があるのだね。どことなく安心する。
と同時に、鳥肌が立つ。なぜだろう。とにかく卑屈になっている場合じゃないなと思わされた。そんな時間はないのだと、、、
ざっくり、ライブが大事で真剣、生まれてからそんなに経っていなくてもも、この場所が大事だとわかっている。そんな内容だった気がする。

<羽田2部>
…生きてる理由がまだわからない。

見ているだけじゃ頑張った人の残りしかもらえないから、頑張って頑張って、成し遂げたときは胸を張って生きられる。
悲しいから昇ってゆける
~だから~(前後と同じ逆単語順接文)
涙があるから前を見られる

(最後に「龍宮城のこの曲を届けます」に似たでも別の言葉。毎回違う)

これもまた刺さった。圭吾君の言葉、音楽に載った歌詞以上の威力がある。
残り物、ほんとうにそう。頑張っているからといってすぐ報われるわけではないのかもしれないが、頑張っていない人からすればその時点で成就に近い。顔つきにハリがあって、歩く姿には意志の粒子が見える。
結果が伴わないのならそこが最後ではない。逆に言えば、結果を伴うまで走り続けられる。その力が、誰しもにはある。のだそうです。教えてもらいました。

<名古屋>
当たり前じゃない日々の中で、時の流れにしがみついた
音楽と出会ってから僕らはいつだって興味津々で、悔しいの口癖は変わりやしないだろう。
自分を信じる才能は誰しもが持っている。
戦った人に頑張ったねの一言じゃ終わらせないために、この曲を届けます。
聞いてください。

横浜1部と似ている言葉たち。もしかしたらFCライブでも届けていた言葉なのかな?その時聞けなかった人々に、改めて届けてくれてありがとう。
自分を信じる才能があなたにもある、あなたも努力すれば掴むものがある、何度も何度もそういわれて、やっと、やっと、少し齧れそうです。

圭吾君のくれる言葉は本当に本当に大切なので、こんな一ファンの断片的かつ捏造の記録ではなく、事実として、彼の口から発されているものがそのまま、何かの形で残ればありがたいです。

最終公演後にはインスタで最後のMCを載せてくれたように、ね。

【LATE SHOW】

照明、最高だった。
個人的に冬ツのキラーポイント「NO CG, NO STUNT, R-18」のジャッジャッジャッ音に合わせて右、左、右、とスポットが刺さる演出が継続され、コレコレ~なんて喜んでいたら……

「この営みはレイトショー」の瞬間、舞台真ん中に置かれたミラーボールが本領発揮し、幾線もの光線が客席にばら撒かれる。
「この曲を届けます」と言われた直後、本当に届かせてきた…!と感動が止まらなかった。

「今日も来てるあの人たちも」はまさしく今日も今日とてライブに足を運ぶ私たち。「僕らと同じなのかなって」、隣ではないかもしれない、今はまだA列とM列の座席くらい遠いかもしれない。でも彼らはそこに座って同じ空間にたしかに居る。

404から霞ヶ丘の生徒たちへの鎮魂歌としてはじまり、ある時は消えた彼らを奉る御饌歌となり、今は私の人生の劇中歌として大事にさせてもらっているこの歌は。
圭吾君の言葉に何度も出てきた「努力」を、今している人、したいともがく人へ送る伴奏なのだろうと、また新たな意味を見出せた。

「いつか」。音楽劇以降、この言葉を彼らが思い浮かべざるを得ない現実がきっとたくさんあった。(音楽劇前ではあるが)バズリズムライブ、ももうた、TGC…。
私たちに見える所だけでなく、いつだってオーディション状態の彼らにとっては、逃したもの悔しかったことが他にいくらでもあるだろう。

黎君がインスタでこの「いつか」に触れたとき、龍宮城の基盤が構築し終わり、そこを見据え始めているのだと思った。あんなにひたむきで、冴えていて、ガッツのある彼らならいけるに違いないと、安直に胸躍った。
けれど、一直線になんてたどり着くわけがない。ひとりぼっち角を曲がり続けて、がむしゃらだったからこそ取りこぼしたものも多いのに、明確な手ごたえを得られない。
そんなこと、ざらにあるんだよって。でもそこが終わりじゃないから。努力で僕たちが示すから。「僕らの映画」を、結果を手にするその日まで。

その年で、というのが無粋だとは十二分にわかっている。でもその年に見合わぬと言いたくもなる痛烈な経験が、説得力と姿を変え、ステージに昇華されている。
彼らの言葉だから、耳を貸せるのだ。その覚悟に何度震えたかな。

あ、ちなこの曲はけごれいが笑い合いがあって、どちゃくそ好きです。
あ、あと、「一人になるたび暗闇でぽつり」で本当に暗闇でぽつりな表現をする黎君好きです。

【バイオレンス】

春空の咆哮からはじまるバイオレンス。声の倍音を強みと言い切った彼がどれだけ強靭か、、、

0年0組時代から、常に彼らの隣にあり続けたこの曲。鑑賞に来た元生徒たちは何を思っただろう。

そして、伝説として語り継ぎましょう、名古屋【バイオレンスkiss事件】。
黎君のパート「周りは見ないで 目は開けたままでもいい 涙溢れるほど注ぐrain of kiss」にて

   (指先2本で妖しい手招きしながら)「涙溢れるほど注ぐ」
   (手を口元に持っていき)「rain of …….𝓴𝓲𝓼𝓼 ───」
   (色気の向こう側まで剝いたように乱暴に)「YEAH゙ah゙~~ay゙」

もう、もう、もうよ、、、、、脳天飛んで行っちまったど、、、、、悲鳴もすんごかったど、、、、、
そゆとこも、ほんと、ドンピシャでございます、読解力、想像力、実行力、全部備えた黎君だからできること。ありがとう。

【2MUCH アカペラ】

7人が半円状に立ち並んだ時(下手より春空、圭吾、黎黎、至、冨田、海音、賢人)、音楽劇のRONDOが頭をよぎった。アカペラが始まろうとは。ましてやこの曲だろうとは。

声一本 × 7人で勝負しようと、提案したのはいったい誰だったのだろうか。
先生だとしたらそれはそれはえげつなくて、本人たちだとしたらより一層えげつない。
当たり前を疑え、表現のすべてに責を持て、生身で勝負しろ、音楽に向き合え…
まさに地獄、果て無くあがき続けなければならない領域に自ら身を賭す姿を、見せつけられたようだった。
「鏡に映るだけじゃ足りない」の黎君の顔つきは、双眼鏡越しに目があったとき震えあがるほど恐ろしく、その地獄を体現していたように思う。

「昨日の自分にだけは成れない」ここだけ、オク下を唄った黎君。
先にも書いたが、本当に低音が綺麗に出るようになっている。ダンスの強化合宿があったそうだが、ボーカルも特訓があったのではないかと邪推する。

他のすべてのオク下は春空。合唱に凄みと重みをもたらさんと、丁寧に丁寧に唄いあげていた。もし仮に彼のマイクの音だけ切れたら、全く別物になるだろうな、なんて想像をしてしまうほどの存在感。
そして、ちょこちょこと動く右手が大変愛おしい。

シンメでアイコンタクトを頻繁にとり合う兄弟も、上手組として一体感を出すけんとみえすも、ひたすら前を見つめる圭吾君も、皆堂々としていた。

そして、至。彼の歌心は、ほんとうに、地球を丸ごと包み込むようだよ。
絞り出すように切実な「だけどこのまま」が頭から離れない。
彼のソロを耳にする未来が、末恐ろしくも待ち遠しいな。

ぜひまたアカペラで闘り合わせてください。

【2MUCH】

堂々たる「来ました」感。歌い出しがSくんでよかったと思うこと、かれこれ100回目でしょうか。

歌い慣れてきました、ものにしてきました、良い感じです、だなんてありえない。ちょうどいい、なんて許されない。
そういえばそんな曲だった。だからこれがアカペラに選ばれたのかもしれないなあ。

安定に笑い合うえすれいを観測できたこと、この上ない喜びです。

【BOYFRIEND 冨田ver】

どなたかのツイートで、先生のBOYFRIENDコメントには「オーディションにより選ばれた本編」とあるから、冨田verはアナザーストーリーなのではないか、というものを見かけた。ものすごく腑に落ちている。

音源を聴くだけより、もっと深く高い境地にライブで連れて行ってもらえることが、とてもありがたい。

さて。冨田のBOYFRIEND。きてしまいましたね。
冒頭、2MUCHで立ち残った彼が、賢人君を後ろから抱きしめようとするも、冷たく躱される。
そして、知らぬ間にここに立ってたとでもいうような、ハッとした表情をする。慌てて「きみ」を探すも、どこにも見当たらなかったようで、泣きそうな顔になる。
「きみ」が去り、今まで"気づき"はすれど"わかって"はこなかった彼が、取り残された現実と直面するところから、本章はスタートだろうか。

傷ついていることを隠しもしない顔、大きな図体を持ちながら震える指先。
間奏では歪んだ顔を何とか正面に向け、笑おうとして、失敗する…

もう、ボロボロである。
音源の「どこまで惹かれ合っていたかな」、「これだけ惹かれ合っていたこと おしゃれにしたいかはわからないよ 別れたいなら」という歌詞は、主人公が書く寂しい線引きに思えていたのですが、、、
いや、ずぶずぶじゃないか、、、まあそれが彼らの普通だから関係ないんだけど、、、これは部外者の面喰いってだけなんだけど、、、

きみのうれしそうな顔が見たくてやさしくしたんだ。頬に残る跡を見て自分のせいだと思ったのに、どうすればいいのかわからなくて、やっぱりやさしくするしかなかったんだ。
おしゃれにしたいかなんて分からないよ、その前にもっときみを聞かせてよ、なんで「起きてた」なんて平常を取り繕ってしまったのだろう。

でも「起きてた?」なんて嘘ばっかりだったのはきみも一緒。それにも気づいていたんだ。だから。

「抱きしめて、鍵は閉めて」と震える声で歌い上げ、鍵を閉める仕草をする冨田。
羽田1部では確実に、その鍵はポケットに仕舞われた。他公演でもそう見える演技が多かった。それが、名古屋最終公演では、縁を切るように乱暴に、地に投げ捨ててしまった。
あまりに胸が痛かった。いつおしまいがくるかわからない不均衡な波の中にも、ついにその時は訪れてしまった。

去ろうとする冨田に賢人君が抱き着く。それを剥ぎ取り、振り返らない冨田。(賢人君が抱きしめに行けたのは、このライブのDEEPWAVE以降を体験したからであると思う。)
立ち尽くした賢人君が、ぶれているのか固まっているのか、雨か曇りか、心模様のわからない顔で、正面を見据える─────────

【火炎】

「Party is over それでも踊りたかった 眠れないくらい 情熱の火はいつしか いつの日にか」

泣いてしまった。いつだってお互いさまのはずだった。いつだって「それでも」があった。それがついに過去形になってしまったこの歌詞に、切なさが止まらなくて。

ツアーDEEP WAVEの火炎は、賢人さんの歌です。もうそう言い切ってしまいたい。

冨田BOYFRIEND、後半公演は賢人君フォーカスで見ていた。
横浜2部だったかな?まあいつも通り黎君追ってたら、視界の端にとてつもない感情エネルギーを感じ、目を奪われた。それが賢人君だった。
自分が歌うBOYFRIENDでは押し殺していた(そこまで含めて表現)であろう感情を体振り絞って叫ぶ賢人君が、主人公が、すごくて。
むり、うるさい、ほっとけ、さみしい、あたたかい、ぬるい、うける、きらい、すき、だいすき、いたい、もういい、、、、、その主人公が歌うんです、それでも踊りたかったって、、、

他、賢人君のパートは
「身体は気づいている僕らはいつか消える ゆるやかに若さを溶かして 泣かないでWhy so serious?」
もう、このころには龍宮城のKENTが舞い戻ってきているように感じた。
泣かないでって、貴方が言うのって。私が泣いた。彼らの分まで泣くにはあまりに足りない涙の量だったけれど、ライブに広がった海はそれを受け止めてくれたと思う。
       「Love is dying でもまだ消えてないから」

そんな情緒でも、冨田の「あbuuurrrrrrra!!!!!!」ではガッツリジャンプさせていただきました。あの瞬間がライブイチ気持ちよかったよ~!!!!

けごれいがここでも笑いあってて、レイトショーより狂気的で、南無だった。

【RONDO】

冨田と圭吾君がマイクを交換する。私にはバトンを渡したように見えた。このツアーDEEP WAVEという物語の主人公のバトン。

羽田2部、2階席にはkice君と莞爾君がいた。お互いの現場に立ち寄ること、プライベートで遊ぶこと、またあの世界でぶつかり合うこと。それが彼らの輪舞だろう。

じゃあ私はどうだろう。私と龍宮城の輪舞はどんな旋律だろう。
私が現場に行かなくなったら。龍宮城の音楽を聴かなくなったら。そうやって離れた先に、また巡り合うのだろうか?
…そもそもまだ始まってすらいないな。やっぱり、そうなんだな。始まる前に、振り落とされてはかなわない。働け自分、稼げ自分。

真ん中で歌う冨田の背後でペアダンスをする黎春、黎君の優しいまなざしは、次に歌う春空を見送るようだった。ああ、こういうところに愛を感じているのだろうなあなんて思ってしまった。

セットの布、波、サンゴのボードが星屑のように点々と光る。時間を忘れる遊泳区にも、ついに夜がやってきたのだ。

【お言葉2】

メモマンになった公演、脳フル稼働させた公演、脳内メモリーロストした公演、様々です。まざったりしてしまっているかも。ご参考程度に。

<横浜1部>
ウィンターツアーよりヤバいステージにするため、試行錯誤しました。
デビューしてからいろいろなステージに立って、成りたい姿、立ちたい場所が増えています。
夢は大きく、目標はたくさん持つべきだと思っています。
今僕らが目指しているものには到底たどり着けないけれど、少しずつ少しずつでも頑張って目標をこなし、大きな夢を見たいです。
その過程に辛いこともあるし、未来が明るい保証なんてない。でも、その辛いことが人生を決めつけるなんて微塵も思っていません。
どんなに大きな会場でも、小さな会場でも、龍宮城は龍宮城の音楽を届け続けます。
いつもありがとうございます。また、お会いしましょう
「以上僕たち、龍宮城でした」

<横浜2部>
龍宮城の音楽が誰かに届いたかどうか、実感できるのがライブ。ライブが龍宮城の生きがいです。
ただカッコイイ、ただキレイなだけではない。僕たちの中での爆発を届けたい。
マイクにしっかり声を乗せる。音が外れたり、リズムがズレたりするかもしれないけれど、それを弱みにする気はありません。変わり続けていくことが強みです。
皆さんも爆発する何かを、龍宮城のライブでぶつけてほしい。全部受け取って、倍にして返すから。
今日はありがとうございました。僕たちもここに立てて本当に良かった。
また、お会いしましょう。
「以上僕たち、龍宮城でした。」

<羽田1部>
龍宮城になって、慣れた、当たり前という言葉は遠く感じるようになりました。
いつもときめいていたいし、龍宮城の音楽でそれを感じてほしい。
アヴちゃん先生が教えてくれるものはいつも想像を超えていて。
どうしてこんな素敵な音楽ができているのかを考える。1人じゃ何もできないから。
音楽は絵の具のようだと感じる。何色でも、一色では表せない音楽を、色を重ねて奏でたい。
皆さんも観ているだけじゃつまらないでしょう?龍宮城とともに参りましょう。
今日もここに立てて本当に良かった。またお会いしましょう
「以上僕たち、龍宮城でした」

<羽田2部>
ウサギと亀。地道に努力すれば才能にも負けないという話。
見方を変えれば、ウサギのように他人と比べて生きるな、とも読み取れると思います。
龍宮城のオルタナティブは唯一無二それだけではない、孤独の道。正直寂しい時もあるけれど、それより龍宮城の音楽を届けたい。
他とは違うことを前提に、クオリティとエネルギーでヤバいものを創っていきます。
最後には自分の望んだ結果になる。もちろん、ものすごくがんばったらの話。望んだ結果でないのならそれは最後ではない。
龍宮城は負けず嫌いで強欲なので、大きく夢を描きます。
今日は来てくれてありがとうございます。僕たちもここに立てて本当によった。
「以上僕たち、龍宮城でした」

<名古屋>

名古屋の「以上僕たち、龍宮城でした」は圧が違った。やり切った証だと良いな。

【DEEP WAVE】

いよいよ終幕、この長き駄文も終焉を迎えます(ほんといい加減にして)。
もしここに到達している人がいるのならすごい。すごすぎます。そんなあなたは次自販機を使ったら1本当たるに違いありません。

いやー、最終曲を前に急に気が抜けてしまった。なに書こうね。ほんっとさあ、こう振り返って思うけど、春ツめちゃめちゃたのしかったね。

ツイッターにも書いたけれど、個人的にDEEP WAVEは初めて肩書のない表題曲だと思っていて。00曲でも、デビュー曲でも、主題歌・劇中歌・作品書き下ろし歌でもない、いわれなき龍宮城の表題曲。
楽曲の意味を、EPの意味を、ツアーの意味を、彼等と私たちで無垢から育める最初の機会だったと思うと、DEEP WAVE期間丸ごとずっと大切にしたくなります。

変速に次ぐ変速、興奮に次ぐ興奮、挑戦に次ぐ挑戦、努力に次ぐ努力。すべてのベクトルでエナジーを拡げ、切り拓き、海底を耕したこの期間。
まあ、私の中ではもう大切なものが開花しているのだけれどね。

さて、DEEP WAVEは、主人公が圭吾君にうつり、彼が沈んでいくところから始まる。
ツアーのアウトロダクションともとれるこの演目を、丁寧に、愉しく、歌い踊る彼らがとても大切でした。
最後肆漆が頭を合わせるように、一番奥では参陸の長身コンビが頭こっつんこをしているのだよ。とても満たされたよ。
終わりには、圭吾君を取り残し順番に例の門をくぐり去っていった。でも、その奥で皆待っていたよね。知ってるよ。

最後、暗幕が引かれる。彼が門をくぐったのか、不思議なことにおぼえていない。

【さいごに】

・逆再生でも成り立ちそうなセトリ
・時計の針
・門の存在と方向
・マイクの受け渡し

たくさんの意味と意義が込められていたと思う。これからも噛みしめて私のDEEP WAVEを起こします。

今回も本当にありがとう。疲れて雑な締めに成っちゃった。てへ。

また思うことがあれば追記します。お疲れさまでした。

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