2023.8.30 それぞれに月を見る

朝までクーラーなしで寝た。隣室の冷気のおこぼれをサーキュレーターで取り込んで、なので厳密にはクーラーなしとは言えないが。冷気のおこぼれを取り込むためにサーキュレーターを調整する時はいつも、盗電ぽいな、と思う。私の中の盗電のイメージってこんななのか。
秋からのラジオ改編を知る。全体的には個々の番組の放送時間が長くなるようだ。慣れるまでは変な感じだろうとも思うけど、案外すぐ慣れる気もする。
関東大震災から100年となるが、当時の虐殺について「政府に記録がない」と要職にある政治家が発言したという。どういう了見で言ってるんだろうか。
帰路の運転中、大きくて明るい月が見える。日中の天気予報でスーパームーンとかブルームーンとか話していた。たしかにとても明るくて、周りの薄雲を照らしている。
帰宅後、母に月のことをリマインド。最近は日中に話したことを、こうしてリマインドする必要がある。
やはり忘れていたそうで、いたく感謝される。
最晩年、自力で起き上がれない父に、きれいな満月を見せようと電動ベッドを上下させたり角度を変えたりしても、どうにも見せられなかったのを思い出して、今日の月を見たという。
父が元気な頃は、どちらからともなく「お月さんきれいだよ」と声をかけて見ていたようだ。私も月がきれいだと夫や母に伝えずにいられない。
夕飯は、もらった家取れゴーヤー、鶏もも肉、豆腐、卵で炒め物。えご。
『フィフティー・ピープル』翻訳進める。
包丁研ぎ、ストレッチ。