2024.2.16 唐揚げ、メンチカツ、スナック菓子2袋

朝起きるのがつらい。
今日はお薬カレンダーに薬を詰める日。お薬カレンダーを見ると、中途半端に入れてあり、しかも、処方薬のシートが1錠ずつ、2錠ずつ、と飲む数ごとにばらばらに切り離されている。私が残数把握が面倒になるからやめてくれと数回伝えているのだが、まただ。段取りがいい人だったのにと思うと寂しいというか、つらい。
良質なサプリ程度のものも含めて7種類服用している。全種類ではないにせよ、ちまちまと100錠近くを数えるのか。私が生理前のせいか、強い苛立ちを堪えきれず「前にも言ってるけどさ」とまた伝えてしまう。母は「もう触らない」と言うが、また忘れるだろう。母からは見えるけれど手が届かない高さに薬を置くことにする。少しずつ、こういうことが増えていく。
夕方、脳神経内科の定期受診。
近況を聞かれた母が「忘れ物が多くて悔しいです」と答えるのを聞くと、日中の自分の態度を恥じる気持ちになる。
先月、母に内緒で私が医師と話し、急激な変調を伝え、今日は定期検査を前倒しで提案されることになっていたが、医師が完全に失念している。仕方なく、私から会話の流れを受ける形で「検査の方は…」と水を向けても思い出してもらえず(カルテには記載があるはずだが、多すぎて読めないのだろう)、結局従来のスケジュール通りで検査をすることに。
母の「悔しい」ということばを前に、それ以上食い下がることもできずに帰る。
状況からすると、この4年ほどの間に母の記憶力はかなり後退しているのは確かで、ここに対する根本的な治療法はなく、機能維持のためにやるべき対策はすべてやっているので、このタイミングで検査できなかったからといって、状況が大きく変わるわけでもなかろう、と考えながら運転する。
医師に伝えたところで、忙しすぎてカルテを見返せないので、伝える意味もない。
ただ、先月、母に気づかれないように気を遣って病院に来て、21時近くまでかかった結果がこれかと思うとむなしい。
日中から、ささいなことで感情が波立つのは体調のせいだと思う。更年期が来たらどうなるのだろう。
母をスーパーに連れて行き、夕食は断って帰宅。今日は母といると傷つけそうだし、とにかく早く帰りたい。
実家を出た後、別のスーパーで自宅用の買い物。唐揚げ、メンチカツ、スナック菓子2袋を書い、すべて食べ切る。苛立ちと虚しさに流される。

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