2023.12.15 和菓子にも鮮度がある

朝一番で母と出張カット。私が子どもの頃、近所に住んでいた人の自宅へ。行くまでは誰なのかわからずにいたけど、介護用ベッドに横たわる顔を見てすぐに思い出した。
カットが終わって、ベッドに戻った姿に母が涙声で「また来るね」と握手していた。今の要介護状態は怪我によるものなので、すぐに命がどうこうというものではないし、母の涙の真意がわかりそうでよくわからない。かつては元気だった人が体が不自由になったことの切なさ、自分の老いの投影、数十年ぶりに会う懐かしさ、あたりではないかと推測するが確信は持てない。
地元で評判の古い餅菓子屋が近いので、豆大福と草餅を買って帰る。
開店前に、お茶を淹れて買ってきた豆大福を食べてみる。できたての大福のおいしさに驚く。豆大福だけでやめておくつもりだったが、驚いた勢いで草餅も食べてしまう。和菓子にも鮮度があるのだな。初めて自分でおはぎを作った時、歯ざわりの良さにおどろいたことを思い出す。
夜は母の脳神経内科の定期診察同行。近況を話していつもの薬を処方される。
近くの大型スーパーで買い物。母がメモを忘れたと思ってろくに探さずにメモなしで買い物をするので時間がかかる。
夫が会社の忘年会に参加するので、大事をとって実家泊。

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