藤田ことね……


・藤田ことね……。

・藤田ことね……ちょっと圧が強くて何故かやたらスカウトしてくる苦手な会長のライブを観に来てその姿に感銘を受け思わず真剣に観てしまう横顔も可愛いね……。


・藤田ことね……。なんかもう可愛いね。

さて。

・皆さんは「学園アイドルマスター」と言うゲームはご存知だろうか。恐らくこのnoteを読む人間は100知ってると思うので説明を省きたいのだが、念のためするとバンダイナムコエンターテイメントが提供する「アイドルマスター」シリーズの新作である。

・つい2週間程前にサービス開始をし、SNSを中心に大きな盛り上がりを見せている今作。私も取り敢えず話題の作品は触れておこうと言う気持ちで開始日に触れるだけ触れてみたのだが、めちゃくちゃどハマりしてしまった。

・元々音楽面はかなり期待していて、そこ以外が不安でありどうかな〜と思っていたのだけど、全部が面白くてたまげてしまった。

・特にSlay the spireのようなデッキ構築型のローグライクシステムである育成パートの完成度が高い。正直この手のシステムではかなり上位の面白さだと思う。

・私は健全かつマシリトのような面白さ絶対至上主義の人間であるので、純粋にこの「学園アイドルマスター」をプレイしている……。

筈だった。

そう、とある一人のキャラクターのコミュを読むまでは──。


『藤田ことね』15歳 内部進学組《アイドル4年生》
仕事はまじめでそつなくこなすが常に疲れてそうな少女……
なんかアイドルの才能があるっぽい雰囲気ただよう顔とダンスをしているため会長にはモテるが常にバイトばっかしているんだぜ
悪いやつじゃあないんだがこれといって特徴のない……落ちこぼれの生徒さ

・そう、自称学園一可愛いアイドル。藤田ことねである。

・元々私は「Luna say maybe」のその曲の良さに惹かれて月村手毬を最初にtrueまで導いたのだが、その後色々読みたいからと言う理由でpSRの藤田ことねを育成し始めたのが全ての始まりだった。

・ここからはただオタクが藤田ことねの魅力を語るだけの記事になるので、興味の無い方は今すぐブラウザバックして担当の親愛度を10にしてください。
(この記事は親愛度コミュ6話までのネタバレを含みます!)



・では、何故藤田ことねがこんなにも良いのか。一言で言ってしまえば「宇宙一?」\かわいい!/なのだが、それでは彼女を知らない人には魅力は伝わらない。私や藤田ことねが好き過ぎて目が曇ってしもってるプロデューサーの皆様は、私やアナタたちだけの藤田ことねと和気藹々、時に艱難辛苦な日々を歩んできたからこそその「かわいい」と言う言葉に全てが集約している……けど、文字やツイートじゃあそれは伝わらない。だからこそ、短くあっても分解する必要があると思う。


シチュは違うが初星コミュでは腐ってると形容するところがある。

そもそも、彼女がアイドルを始めた動機であるが、それは単純に「めちゃ人気になってお金を沢山稼ぐ!」である。アイドルと言う不安定な職業でこの目標。地に足着いてるのか着いてないのかイマイチ分からないが、兎に角お金が重要な環境に置かれているのはなんとなく察せる。個人コミュの1話を読んで貰えば分かるが、彼女はアルバイトもしており(それも複数!)色々大変な事が伺える。

・その上日々のレッスンもこなしており、身体は常に疲れていて上手くパフォーマンスを発揮できず怒られてばかりの毎日……それが続いており、本人は負のループから抜け出せて無い。

・だからこそ、1話でプロデューサー(プレイヤー)にスカウトされ素質があると言われた時はありえんぐらいバチクソに喜んでたのである。チョロいと自身でも突っ込んでいるけど、そんぐらい久しぶりだったのだ。

・先に書いた通り藤田ことねは成績が良くなく怒られてばかりだった。自分の事は可愛いと思うし、ダンスは好きだけど/怒られてばかりで先が見えないから自信がない、上手くできないと言う細やかな矛盾めいた物を抱えていた。しかし、自分さえも世界さえも変えてしまうような出逢いが、彼女とアナタの物語の始まりなのだ。そして、それが彼女の魅力を形成するパーツの一つである。


・こんなセリフがある通り、褒め言葉だけでなく誰かから施しを受ける事も久しかった。お金の為に家を飛び出て一人で学園に通う日々。友は居れど真に頼れる(甘えられる)存在は無く。だから、いつしか肯定感と言う物を失ってしまっていた。

・「学園アイドルマスター」は明確に成長とアイドルとの絆がテーマの作品だ。自分を肯定する、なんて成長ではなく当たり前に思う人もいると思うが、自分はとても大切かつ重要な事だと感じている。何をやるにせよ、出来ない、無理そう、と言ってしまってはどうにもならないからだ。自分を信じて、何かを信じてみて、立ってみて歩く。スタート切って走る。そうやって一歩踏み出すだけでも、何かが変わる、変わっていくと言うのが成長であり変化であるのではないだろうか。

・才能がない、しかしそれは前提であり諦めることにはならない──葛城リーリヤの育成ではこのようなセリフが出てくる。とても良い言葉だ。そして、このセリフこそが「学園アイドルマスター」の軸たる物だと思う。

・藤田ことねに纏わり付いてた前提やしがらみ。だけど、それは諦める理由でない。事実、プロデューサーが就く前から彼女は忙しい中でもレッスンはちゃんとこなすよう努力していた。それは「お金を稼ぐ」と言う絶対の夢があったから。恥ずかしい夢かもしれないけど、本人は至って真剣で。
だからこそ、プロデュースを引き受けてくれて、提案も受け入れてくれたのだろう。最初は肯定感無くとも、チャンスになりそうな物は自分の手で掴んだ。このしっかりさ、と言うのも藤田ことねの魅力の一つだろう。


・そんな彼女だからこそ、我々は、プロデューサーは惹かれたのかもしれない。


・これは、この記事を書いている時点での藤田ことねの唯一のソロ曲である「世界一可愛い私」のPVである。

・彼女がどう言う想いでこの曲を踊って歌っているのか。全部書いてもいいけど、ここは敢えて書かない。コミュを読めばきっと分かる筈だから。ただ、少なくとも今書いたような肯定感の無くしてしまった現実に対して後ろ向きな野心家が高らかにこの曲を歌い上げる姿は、アナタに勇気をくれるかもしれない。

・勿論、ここまでに書いた彼女の魅力は彼女と言う人間の一面でしかない。また、私が感じた魅力を言語化しただけでもある。それでも可愛いと言い切る彼女を。アナタにはアナタしか感じてない藤田ことねの魅力があると思うし、あるのならそれを短いツイートでも良いから共有してみて欲しい。

・藤田ことねの“可愛い”は始まったばかりなのだから。

・生き甲斐にしちゃっていこう!



(ここからは雑語りです)

・そう言えば、電ファミのインタビューで各アイドルの楽曲は方向性として挙げたアーティスト本人に頼んでると言ったけど、藤田ことねはHoneyWorksのどの曲をイメージして選んでたんだろう。

・多分このアルバムで言えば「誇り高きアイドル」と「同担⭐︎拒否」あたりなのかな……。

・結構無難に「#超絶かわいい」なのかなやっぱ……。

・でも個人的には「シス×ラブ」だったらアツいな……。

・今後どんなアーティストに頼んでくれるのかな……。渡辺翔を起用できるのならワンチャン篠原莉乃プロデュースの曲とか来ないかな……夢見すぎか? でも見たいよな……。でも流れ的に姫崎莉波のが有り得そうだよな来るなら……。

・使ってるアクセがプチプラばっかなの、分かるけどなんか苦しいね……。



さて、3000文字に渡って彼女について書いてきたけど、体力的に限界が来たのでそろそろまとめに入ろうと思う。確かに、彼女は超絶かわいい。それだけでもいいかもしれない。だけど、そのかわいいにはもっと多彩で煌びやかな物が詰まってる筈だ。この記事がそれを拓けるキッカケになったら嬉しいし、誰か別の人が書いてくれるのなら、それ以上に嬉しい事はない。

・それでは、ご機嫌よう。コンテストやサークルで見かけたらよろしくね。

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