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「人」を知り「土地」を知る(現地活動報告 冬季ver.no.1)

こんにちは、たかみーです!
先日、我々FSメンバーは、夏に引き続き2回目の現地調査に赴きました。

というわけで、今回もその現地調査の振り返りを5人それぞれの視点から書いていきたいと思います。
まずは私がトップバッターを務めさせていただきます。

「現地で偶然出会う」

今回の現地活動で私が最も印象深かったのは、cafe249のオーナーさんと偶然出会ったことです。

我々は今回の現地活動で、NOTO CHOICEのカード改善のための新たな写真撮影を目的のひとつとしていました。
その際に、「キュンとする」スポットである「三波簡易郵便局」に訪れ、今あるものよりもっと「キュンとする」写真が撮れないものかと試行錯誤していたところで、
「なんかシャボン玉飛んできてない?」
誰かがそうつぶやくのでした。

たしかになにか泡のようなものが漂っているような気がしましたが、いやいや、シャボン玉なんて誰が吹くんだ、波しぶきか何かの見間違いではないのか、などと私は失礼なことを考えていました。
しかし、また少しののち、明らかにシャボン玉と思われるものが再び漂ってきたのです。
「これは明らかにシャボン玉だ」
気づいたら出所を探すしかない、ということで流れてくると思われる方向へ。

そこで出会ったのが249cafeとそのオーナー小向さん、そして小さなシャボン玉マシーンだったのです。

小向さんと記念撮影、今度食べに行きます!!

その場では、少しの立ち話となってしまいましたが、なんとそのご縁から後日オンラインでインタビューをさせていただくことができました。
私たちの出会いよりも不思議な縁で能登町に導かれたcafe249オーナーの小向さん、その魅力に迫ったインタビュー記事は後日このnoteに掲載いたしますので乞うご期待を!

今回のように、五感で体験できるだけではなく予期せぬ「出会い」に触れることができるのが、現地に行くことの醍醐味であり魅力であると改めて感じました。

コロナ禍も相まって急速に進んだオンライン上での人とのつながり。もちろんたくさんの恩恵を得ていますし、私もこのFS活動でオンラインイベントやインタビューなどで活用しているものではありますが、一方でこの「偶然」が発生しない弱点を抱えています。
だからこそ、実際に足を運ぶことの意義は失われないですし、私たちが失ってはいけない価値なのではないかと考えています。
非常に壮大な話になってしまいましたが、要するに一期一会の重要性を感じた現地活動でした。

「人のファンになる」

もう一つ、私が今回の現地活動で感じたのは、人との交流の重要性です。

私たちFS能登町チームは、NOTO CHOICEを通じて「能登町のファンを増やす」ことを目的のひとつに掲げています。このnote記事もそこにつながればいいなと思って書いているものです。
しかし、ある土地のファンになるということはどういうことなのか、わかったつもりで実は曖昧なまま活動をしてきたのかもしれません。

おいしい食べ物があることなのか、お気に入りのスポットがあることなのか、あるいは好きな作品の舞台になった場所なのか…

たくさんの要素が考えられるとは思いますが、これまでのFS活動と今回の現地活動で強く感じたのは、「その土地にいる人のファンになることが一番大きな要素ではないか」ということです。

私たちであれば、FS活動を担当してくださっている灰谷さんと山本さんをはじめとした活動の中で触れ合った現地にいる方々と触れ合いながら、気づけば「能登町にまた行きたい」、それ以上に「またあの人に会いに行きたい」という思いが芽生えていることに気づきました。
これこそが「能登町のファンになる」ということ、あるいはその前段階なのではないか。
そう感じたからこそ、土地の魅力を知ってもらうためにその土地で生きている人々の魅力を知ってもらおうと思いました。

能登町に来た人が今まで以上に現地の人と交流する仕組みを作ること、あるいは能登町に来たことがない人が「この人がいる場所に行ってみたい」と思うようにすること…
私たちが残り短いFS活動を通して、少しでもそこに近づけるようにしていきたいと思います!

また、これは完全に余談ですが、私は非常に人見知りをするタイプです。
厳密には人見知りではないのかもしれませんが、なにかの縁で知り合った人ともう一度連絡を取り合うということに極度におびえ可能な限り避けて生きてたのは間違いありません。
しかし、この気づきを機に、少しでも変えていけたらなんて思い、久しぶりの友人に連絡してみたりしました。
今は本当に小さな一歩ですが、人との交流をこれからも大事にできる大人になろうと思った次第です。
本当に全くFSも能登町も関係ない余談でした笑

「現場に身を置く」

最後に、今回もたくさんの場所に灰谷さんに連れて行っていただきましたが、そのなかで私が一番心に残っている場所についてです。

それは、灰谷さんの船に特別に乗せてもらったことです!!
(停泊している状態ですが)

イカ漁船、というより漁船に乗ったのは人生で初めてだったため、それだけで興奮していましたが、なんと言っても一番私の記憶に残っているのはエンジン音です。
当たり前ですが、船を動かす原動力としてエンジンが積んであり、その音が常に船内に響いているわけです。
そんな当たり前のことすら、船にほとんど触れることなく生きてきた私にとっては新鮮であり、「ああ、本当にこの船は動いているんだ」というだいぶ意味のわからない実感を伴った記憶として鮮明に残ったのです。
またひとつ「自分なりの能登を見つけた」、そんな瞬間だったのかもしれない、とぼんやりと思っています。

漁船で撮ってもらった謎の映え?写真

さいごに

まだまだ能登町の魅力を知り切れていない中でFS活動も残りわずかです。
現在、たくさんの方にオンラインでインタビューも行っていて、その記事を鋭意執筆中です。
ご協力いただいた方々には本当に感謝してもしきれません。
素敵な記事を早く公開できるようにいたしますので、楽しみにしていてください!

背中で語るメンズ3人

それでは、次の現地報告にバトンタッチです。

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