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NOTO CHOICE

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NOTO CHOICE No.18 キュンとする

「どこか懐かしくて心ときめく、海とポストと緑の屋根」 キュンとする、ってとても難しい言葉ですよね。私の中での「キュン」は、なにか素敵なもの、心惹かれるものに触れた時にドキッとする瞬間のことです。 そんな時間を与えてくれたこの場所「三波簡易郵便局」は、何の変哲もない海沿いの道路に突如、現れます。 何ともレトロで可愛らしい、小さなミントグリーンの郵便局。 その前にちょこんと立っている、昔ながらの赤いポスト。 思わず車を降りると、爽やかに海辺から吹く潮風が頬を撫でます。 ポス

NOTO CHOICE No.17 ほっぺを落とす

「民以食为天(民は食を以て天と為す)」孟子 中国で誰もが知る言葉で、食べるものがなければ民は蜂起するというのが元の意味らしいですが、民にとって食事が最も大事であるという意味の方が広く知られている。私も民の1人である。どこに行っても、まず食事をチェックします笑。 そしてもう一つ、NOTO CHOICEでは青のカテゴリに入っているこの一枚は、落ち込んでいる方に特におすすめのカードです。それは、美味しいご飯を食べて、少しでも元気になってほしいからです。泣きながらご飯を食べていけ

NOTO CHOICE No.16 幸せをおかわりする

「能登町はやさしさやー」 地域振興のために農家民宿を始めた元理事長、そしてその想いを引き継いだ娘さん(現理事長)から素敵なお話をいただきました。その背後には和服姿で闘うお母さんの姿が。詳しい話はぜひ春蘭の里までお越しになって、本人から直接お聞きください笑。 素敵なお話を伺うと、箸も進み、美味しい弁当をいただきました。かなりの量でしたがとてもおいしかったです。お腹がいっぱいになったところで、そろそろおいとましようかと思った時に、お母さんから素麺をいただきました。無限にお料理

NOTO CHOICE No.11 大人を忘れる

「人生で最も自由な時」って皆さんにとっていつですか? 大学生になり一人暮らしを始めた時、社会人になり金銭的自由を得た時、仕事を辞め自分がやりたいことを始めた時。この問いを100人に聞けば、100通りの答えが返ってくるでしょう。私が一番自由だと感じたのは小学生時代です。将来のことなど一切心配せずに、毎日、日が暮れるまで遊んでいた日々。今でも時に、あの頃に戻れたらなあと考えてしまうこともあります。そんな願いを叶えてくれたのが、今回紹介したい「ケロンの小さな村」なのです。 ガーデ

NOTO CHOICE No.10 空の広さを知る

ここは、何も考えない、を考える場所 あなたが、最後に空を見上げたのはいつですか? 気づけばもうずいぶん空を見上げていないという人や、毎日朝起きてカーテンを開けて空を見てから一日を始めている人もいれば、昨日の帰り道にたまたま見上げた空に一番星を見つけた人もいるかもしれません。 でも、空そのものの広さ、大きさ、あるいは恐ろしさを感じる機会は、特に建造物に空を奪われた都会では、ほとんどないのではないでしょうか。私も、思い返せばそんな機会はなかったように感じます。 そんな、近いよう

NOTO CHOICE No.6 愛と恋の違いを考える

「愛」と「恋」の違いを考えたことは皆さんありますか? こんなこと考えなくても、日常生活に支障はまったくありません。むしろ、時間の無駄だと言う人もいるでしょう。僕もそんなふうに思っていました。満天星に行くまでは。。 星の観察満天星は能登町柳田植物公園内にある石川県内でも有数の天文施設です。施設内にはプラネタリウムや天体望遠鏡などがあり、能登町の綺麗な夜空も堪能できます。また、施設の外も公園になっており、夜中にはゆっくり天体観測ができます。 能登町に滞在した際に満天星にお邪魔

NOTO CHOICE No.4 運を使う

「運試しをしてみよう!」 NOTO CHOICE No.4で紹介する能登町のスポットは、「立山連峰」です! え、立山は能登町ではなく富山にあるって?そんなの重々承知です。 ただ、このカードで紹介したいのは「能登町から見た立山連峰」なのです! 富山湾の向こうにそびえ立つ立山連峰。立山連峰を鑑賞できるスポットは日本中に何個もありますが、海と一緒に見える立山連峰は幻想的であり格別です。特に冬の時期は、山が雪化粧をしており北欧のような世界観を演出しています。 ここで、注意点を

NOTO CHOICE No.1 漢を磨く

定義なし 「漢」とは何でしょうか。 今回私たちは特にこの点に関して突っ込まずに、キャッチフレーズを引き継いでいます。 写真 写真を見てください。写真を撮っていただこうとしているうちに、いつのまにか波しぶきでは捉えられなくなっています。撮影直後、平和な潮騒もどこかに行ってしまいました。 九十九湾 九十九湾の遊歩道はタイミングを適切に図れば、波が非常に高いというわけではないと思います。実際私が行った数回もここまで波が強いときは稀でした。遊歩道の存在を考えると当然ですね。